Windows Media Playerで「サーバーの実行に失敗しました」と出た時の対処法

Windows Media Playerはmp3やmp4などの音楽/動画といったメディアファイルの再生ができますが、使おうと思ったときに「サーバーの実行に失敗しました」と表示されて起動しないことがあります。

Windows Media Playerで表示される「サーバーの実行に失敗しました」のエラーは起動したときに表示され、アプリケーション自体が起動しない状態になります。

mp3やmp4など、再生したいメディアファイルのファイル形式に関係なくメディアの再生ができませんので、音楽や動画を楽しもうと思って起動した人にとって肩を落とすエラーと言えます。

Windows Media Playerで「サーバーの実行に失敗しました」と表示され起動しない原因の確認からしていきましょう。

「サーバーの実行に失敗しました」のエラーは、一時的なエラーであることが多いです。ちょっとしたことがエラーの原因となっていることもあり、手軽な方法で解決することが多い原因でもあります。

mp3やmp4ファイルからWindows Media Playerを起動しようとしたときに「サーバーの実行に失敗しました」と表示される場合、mp3やmp4などの音楽/動画ファイルが破損していることも考えられます。

Windows Media Player自体にエラーがあるわけではないため、破損したファイルから起動しないだけで、他の破損していないmp3やmp4を開けば正常に起動する場合の原因と考えましょう。

Windows Media Playerに必要なライブラリの「jscript.dll」及び「vbscript.dll」が正常にレジストリに登録されていないということも考えられます。

なお、ユーザーアカウント制御の権限レベルによって「サーバーの実行に失敗しました」と表示されることもあります。

Windows Media Playerやアカウント関係、ファイル関係でもなければ、セキュリティソフトや他に動いているバックグラウンドアプリが原因ということもあります。

Windows Media Playerで「サーバーの実行に失敗しました」と表示される場合の対処法の説明に移ります。

一時的なエラーで「サーバーの実行に失敗しました」と表示される場合、PCの再起動をすることで解決することが多いため、通常の再起動や、Shiftキーを押しながらの再起動→「PCの電源を切る」での再起動も試してみましょう。

音楽/動画などのメディアファイルの破損が原因であれば、メディアライブラリの復元をしましょう。Windows Media Playerで「ツール」→「詳細設定」→「メディアファイルの復元」をクリックで可能です。

同一ネットワーク上にある音楽ファイルなどを共有して楽しんでいる場合にも「サーバーの実行に失敗しました」と表示されることもあります。この場合、ライブラリ共有の停止をおこなってみましょう。

必要なライブラリが登録されていない場合、下記コマンドをWindows PowerShell（管理者）で1行ずつ実行して、レジストリに再登録して下さい。