iPhoneでインターネットを利用する際、キャリア回線を利用していることもあると思いますが、契約しているのは4Gなのに3Gになることがあります。なぜ3G回線になるのか、本来契約している4Gでの通信に戻すにはどうすればいいのか、という点について解説していきます。
iPhone利用時、ドコモやソフトバンクなどのキャリアの通信回線を確認すると、4Gの回線を利用できるはずなのになぜか3Gになることがあります。
iPhoneの通信回線が3Gになるのはなぜなのか、理由としては次のことが考えられます。
よくあるのは、利用している端末に4Gの電波が届いていなかったり、届きにくい場所だったり、そもそもの電波状況が悪いということ考えられます。
なぜなら4Gの電波は速度は速いものの障害物に弱く、屋内の場所によっては届いていないことがあるからです。また、届いていても微量で届きにくくなっていることもあります。
また、雨粒によって電波が乱反射したり、雷などがノイズになり電波場届きづらくなるなど、電波状況が悪い場合も4Gから3Gになる原因の1つと考えられます。
iPhone自体のモバイル通信設定では利用する通信回線の種類を選択できます。そこで3Gに設定されている場合は当然ながら4G電波の利用をしていないため3Gになるのです。
こちらは端末の設定由来ですので、その設定を変更することで3Gから4Gになるため、原因が分かれば改善しやすいものと言えます。
ドコモやソフトバンクなどのキャリアの通信障害/ネットワーク回線のトラブルも4Gから3Gになる原因の1つです。実際、ドコモの通信障害があったときに3Gでならつながった、という人もいました。
自分以外にも3G回線になっている人がいた場合、ドコモやソフトバンクなどのキャリアの通信障害を疑いましょう。
設定に問題もなく通信環境に問題もない場合、そもそも利用しているiPhone端末自体の不具合が原因と考えられます。iPhoneが故障しているとネット回線以外にも問題が生じていることが多いため、合わせて確認しておきましょう。
iPhoneの通信回線がなぜか3Gになる場合、4Gに戻す方法の説明に移ります。
まずはモバイル通信設定の確認からおこなってください。何らかの影響で自分で設定した・しないに関わらずモバイル通信の設定が3Gになっていることがあるため、心当たりがなくても一度確認だけはしておきましょう。
確認方法ですが、まずはiPhoneの設定アプリを開きましょう。
「モバイル通信」をタップします。
「モバイルデータ通信」がオンになっていることを確認します。
「通信のオプション」をタップしてください。
「音声通話とデータ」が3Gになっている場合、ここをタップします。チェックが3Gに入っているため、4Gに変更しておいてください。なお、iPhone端末の種類によっては3Gが選択肢にない場合もあります。
ネットワークへの接続を一旦切断して再接続することで、3Gから4Gに戻すことも可能です。そのために機内モードのオン/オフを行います。
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