TwitterやYouTubeチャンネルのヘッダー、配信や動画の開始画面などでロゴを利用するVTuberは多いです。自分もVTuberロゴを作りたいと思っても作り方が分からない人も少なくありません。この記事ではVTuberのロゴの作り方を説明していきます。
VTuberのロゴは、アバターとはまた違う形で自分の個性を出しやすいものです。そのため、TwitterやYouTubeのチャンネルページにあるヘッダー、動画の画面上にオーバーレイしておくためだったり、配信を開始する時の画面上で利用しているVTuberも多くいます。
VTuberのロゴを作る場合、作り方としてはどういった流れでやっていくのか、という点から説明していきます。
VTuberのロゴはもう一つの顔です。そのため、そのVTuberのプロフィールをよく読んでどんなVTuberかを把握する、アバターや配信内容の特徴などを考慮しながら、そのVTuberらしいイメージを膨らませておきます。
イメージはアナログでなんとなく書いておいてもいいですし、無料のイラストソフトなどでざっくり配置を描いておくなどでも構いません。
イメージがつかないということであれば他のVuberの人のロゴなどを調べてみると出てきますので、それらを参考に(あくまで参考です。パクリはだめです)してロゴのイメージを考えてみてください。
次に、VTuberの人のイメージに合うフォントを選んで、ロゴのイメージを視覚的に確認できるようにします。フォントの中には有料のもの、商用利用できないものなどもあります。
VTuberとして収益化を考えている・すでにしているのであればそれは「商用利用」にあたるため、外部からダウンロードするフォントを利用するのであればそのあたりも確認した上で利用してください。
フォントのイメージはつきづらいですので、下記のフォントごとに一覧表示してくれるサイトも合わせて活用して選定してみてください。なお、フォントを選ぶのではなく自身の手書きでも問題ありません。
また、そのVTuberのイメージに合うカラーの策定もしましょう。アバターや配信のイメージなどからどんな色が合うかを考えてみると分かりやすいです。
ただしカラーはロゴ全体のデザインと調和するように配色する必要があります。多色を利用することをおすすめしますが色のバランスが悪かったり原色を利用したりするとその分変に強い印象になってしまいます。
全体的なバランスや配色を考えながら色を設定してみましょう。自身で考えた配色だとどうにもアンバランスな気がするなど配色に悩んだ場合は、配色を紹介しているサイトなども利用してみてください。
ロゴの文字に装飾を入れるかどうかはVTuberのイメージによって異なるため、ロゴの装飾は入れるかどうかも検討してください。VTuberによっては装飾があることで違和感のあるロゴになることもあります。
なお、装飾を入れる場合もVTuberのイメージを損ねない、そのイメージになったものを選択しましょう。
星やハート、稲妻、うさぎ、ねこなど自分のアバターに合わせたモチーフとして利用できるものがあるVTuberの場合はアクセントとして挿入するだけでもそのデザインからVtuberらしさをのぞかせることができるようになります。
ちなみに、装飾は入れ過ぎるとごちゃごちゃになりやすいため、作成する場合は文字などとのバランスなども考えて利用してください。
ロゴを作成するために利用するツールは、基本的にイラスト描画ソフトで問題ありません。IllustratorやSAI、CLIP STUDIOなどの有料ソフトでも大丈夫ですが、所持していないという人も無料で利用できる描画ソフトがあるためそれを利用しましょう。
メディバンペイントはパソコンでもスマホでも利用できますし、ibisPaintはスマホだけですがCLIP STUDIOとの連携も可能となっています。
初めて利用する人には難しいと考える部分もありますが、そのソフトの使い方などは調べると色々あるため確認してみると良いでしょう。
なお、ロゴの作成時には「文字の挿入」「レイヤー(増やし方、使い方など)」「ラスタライズ」「フィルター」「範囲選択」「色の変更」「作成したロゴの抽出」などが必要ですので、ある程度の知識が必要です。
詳しい使い方は割愛しますが、イラスト描画ソフトを初めて利用する人は特に、それぞれの用語の意味なども含め、そのソフトではどう利用するのかも適宜調べながらやってみてください。
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