VTuberとしてライブ配信などをするためにはWebカメラは必須の資材と言えます。VTuber向けとしておすすめのWebとはどういったものなのか、Webカメラを選ぶためにはどうった部分に着目すればいいのかなども含め紹介していきます。
VTuberはアバターを動かしてライブ配信などをおこないます。
そのため、WebカメラはVTuberに必須の機材ですが、もともとPCに内蔵されているカメラではなく外付けのWebカメラを取り付けたい場合どういったものを選べはいいのか悩んでいる人も少なくありません。
VTuberとしてライブ配信などをするために必要なWebカメラを選ぶ基準/ポイントは、カメラの性能面として解像度、フレームレート、画角をチェックしておく必要があります。
解像度というのは画像を構成する画素(ピクセル/p単位)が縦横でどれくらいの数があるかを示すものです。解像度の数値が大きいほど表現される色が多いため、なめらかな見た目に見えてい色も鮮やかに表現されます。
被写体が自分自身で顔などもはっきり映したい一般的なYouTuberの場合はこの解像度が高いもの(4KやフルHD)のものをおすすめします。
しかしVTuberの場合はライブ配信などでアバターを動かすことを目的に顔や手の動きを判断するためにWebカメラを必要となるため、HD画質(1,280×720p)のWebカメラがあれば十分です。
Webカメラのフレームレートとは、1秒間に何回静止画として映像を表現しているかを示します。パラパラ漫画を想像してもらうと分かりやすいですが、動きを細かく描写するためには多くの枚数が必要です。
フレームレートはその枚数のことを示します。単位はfps(frames per second)で、50fpsの場合は1秒間に50枚の静止画を映像化するために送信します。フレームレートが高いWebカメラほどなめらかな映像になりますが、その分動画のファイルサイズは増えます。
こちらも顔などをはっきり移したい一般的なYouTuberの場合はそこそこ大きめのフレームレートのWebカメラが望ましいですが、VTuberとしてライブ配信などをするのであれば顔や手などの動きを映して送信する目的となるため30fpsのスペックのものでも十分です。
なお、瞬きや口の動き、その他動きが激しい場合などだと60fpsほどあるものの選択をおすすめします。
画角というのはWebカメラで撮影可能な角度(範囲)を示すものです。カメラのレンズがある位置から何度の範囲まで撮影できるか、というもので、画角が広いほど広範囲を撮影することが可能です。
広角が広いほど映像が歪みやすいので、ライブ配信などをする環境によってはオーバースペック過ぎてしまうことも少なくありません。
この画角はVTuberとしてのライブ配信など配信方法によって広角のものを選ぶか広角でないものを選ぶかが変わってきます。
コラボでのライブ配信など複数人でVTuberとして配信することが目的であれば1つのカメラで複数人を映すことができるWebカメラが望ましいため、広角レンズのカメラを選択することをおすすめします。
逆に、自分だけでVTuberとしてライブ配信などをすることが中心であれば、自身の顔や手の動きをトレースするだけでいいため、広角が狭くても問題ありません。
広角の目安ですが、1人での配信であればその広角内で顔や手が映ればいいので90度未満、複数人でのコラボ配信などをするのであれば複数人の顔が映るよう広角のあるものが望ましいため90度以上のものを選択すると良いでしょう。
VTuberとしてライブ配信などをするためにはマイクも必要となりますが、このマイクはカメラに内蔵されているものも少なくありません。
マイクが内蔵されているようなWebカメラの場合は、そのマイクの音質などもチェックしておく必要があります。マイクが内蔵されているWebカメラはそこそこありますが高音質のものは少ないです。
ノイズキャンセル機能付きのものなど音質に配慮したものも多いとは言え、本格的なマイクを利用するより音質は下がると思ったほうがいいでしょう。
マイクの音質が悪いとVTuberのライブ配信をせっかく見に来てくれているリスナーの人たちをがっかりさせたり、ライブ配信などから離脱してしまったりすることもあります。
そのため何となく始めるのであれば内蔵マイク付きのWebカメラでもいいでしょうが、本格的にVtuberとしてライブ配信などの活動をしたいのであればマイクは別に購入することをおすすめします。
Vtuberは顔出しせずにライブ配信などができるということもあって始める人も少なくありませんが、何らかの影響で顔バレする可能性もないわけではありません。
また、可能性は少ないですがウイルスなどに感染してWebカメラが勝手に起動している、というようなことも無いわけではありません。そのため盗撮防止用のプライバシーカバーがついたカメラを選ぶこともおすすめします。
Webカメラを利用していない、一時的に表示しないようにしたいという場合はこのプライバシーカバーを利用すればいいため、パソコンを使っていないときにもこれがあるだけで安心感が違います。
なお、この盗撮防止機能がついていないWebカメラの場合も、利用していないときはカメラの向きを天井に向ける、マスキングテープで見えないようにするなどの工夫をすることで対策は可能ですので、必ずしもなければならない機能ではありません。
ここからはVtuber向けのWebカメラのおすすめランキングを紹介していきます。ランキング形式ですがどのWebカメラもおすすめですので、メーカー名やスペックなども含めてチェックし、自分の利用目的にあったものを選択してみてください。
VTuber向けWebカメラおすすめランキング10位はASUSのROG EYE Sです。VTuberの配信用Webカメラとしての性能は高めですが、顔などが映るビデオ通話やテレワークなどでも活躍できるWebカメラです。オートフォーカス機能もあり、手元の配信にも利用できます。
メーカー | ASUS |
---|---|
解像度 | フルHD 1080p |
画素数 | - |
フレームレート | 60fps |
画角 | - |
内蔵マイク | あり |
ノイズキャンセル機能 | あり |
盗撮防止 (プライバシーカバー) |
- |
インターフェース | 有線 |
サポートOS | Windows、Mac |
重量 | 118g |
サイズ | 81x16.6x28.8mm |
設置タイプ | スタンド式 クリップ式 三脚対応 |
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