マイナポイントの申請は、アプリなどから子供や高齢者など家族複数人分のをまとめて申込みしたい人も少なくありません。どうやってアプリなどからマイナポイントを複数人まとめて申込むのか、スマホなしでのやり方なども合わせて解説していきます。
マイナポイント第二弾の受取期限が2023年9月末までに延長され、今まさにマイナポイントの申込み/受け取りの手続きをしようとしている人も少なくありません。
マイナポイントの申込みに関しては、自身の分は自分でできるのであればそれでいいのですが、子供や高齢者など自分ではなかなか難しい人もいるというのが事実です。そんな家族分のマイナポイントをスマホアプリなどからまとめて申込みできるのでしょうか。
マイナポイントの申請時に同意する規約内には、原則としてマイナポイントの申請は本人が本人名義のものを利用して申込みをする必要があります。そのため、家族の代わりに複数人分まとめて誰かが申請する、と言うのは原則としては認められていません。
ただし、例外として法定代理人であれば可能な場合があります。まず、赤ちゃんや幼児など、自分ではどうやっても申込みが困難という人は当然ながらいますので、そういう場合は保護者がまとめて申し込みをする、ということも可能です。
15歳未満の子供の場合は法定代理人、つまり保護者が代わりにマイナポイントアプリなどからマイナポイントの申込みをおこなうことができます。
15歳以上18歳未満の場合は、保護者の同意の元、スマホのマイナポイントアプリなどを利用して本人が申請する必要があります。なお、未成年(18歳未満)の場合は、法定代理人名義の決済サービスを登録し申込みができます。
18歳以上、つまり成人済みの人は前述したように原則として本人が本人名義の決済サービスで登録してマイナポイントの申請をしなくてはなりません。
しかし、自身でのマイナポイントの申請が難しい場合にはやはり法定代理人が変わりにマイナポイントの申込みをおこなうことが可能です。
家族の高齢者が認知症になっているなど自身での申込みが困難なやむを得ない場合に認められている旨も規約上に記載されています。
なお、決済サービスはやむを得ない場合(未成年者/どうしても自分で申し込めない高齢者)の場合には法定代理人名義のものを利用することができますが、同じ決済サービスの利用はできません。
例えば法定代理人がAというサービスでマイナポイントの申し込みをした場合、代わりに申込む相手に法定代理に名義のAというサービスを利用することはできません。
もちろん、代わりに申込む人ではなく本人(子供/高齢者)名義でのAというサービスであれば登録は可能です。
もし法定代理人名義の決済サービスで登録するのであれば、違うサービスを利用して申し込みをする必要があります。
では、家族(子供や高齢者)のマイナポイントはどうやって申込むのか、そのやり方を説明します。自分の分も含めて複数人まとめて登録/申込みができますので、それぞれ確認してみてください。
前述したように、15歳未満の子供の分であれば保護者が代わりに決済サービスの登録をしてマイナポイントの申込みをすることができます。
15歳以上の未成年者の場合は、マイナポイントアプリなどで、横で保護者がフォローしながら申請してください。所持している本人のスマホなしという場合は家族のスマホを利用した申請でもも問題ないです。
とは言え、子供の分のマイナポイントの申込み方法は大人の場合とほとんど変わりません。違いが出てくるのは、年齢によってマイナポイントの申込みを保護者が変わりにやっていいかどうかという点だけです。
基本的にはスマホを利用してマイナポイントの申請をすることになるため、ここではスマホのマイナポイントアプリでのやり方を説明します。申請には下記のものが必要となるため事前に準備をしておきましょう。
なお、健康保険証についてはすでにマイナンバーと紐付けられており、マイナンバーカードを保険証として利用するという設定をするだけなので、健康保険証は準備しておかなくても問題ありません。
マイナポイントアプリの使い方ですが、まずは下記リンク先からマイナポイントアプリをインストールしてください。
次に、スマホのNFC機能をオンにします。
スマホでマイナポイントアプリを起動して「申込む」をタップしましょう。
マイナンバーカードの読み取りを促す画面になるため、「はじめる」をタップしてください。
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