TikTok Liteは危険で怪しい？安全にアプリを使う注意点やポイントキャンペーンについて解説！

TikTokは、ショート動画を自分で撮影、編集して簡単に配信できたり、楽しくてためになるショート動画をたくさん見放題できたりするアプリとして、世界中で人気です。

TikTokには通常版のアプリの他にTiktok Liteというアプリもあります。しかし、TikTok Liteは危険で怪しいという声もあるようです。

この記事では、TikTok Liteとはどのようなアプリで、危険で怪しいというのは本当なのか、検証していきます。

TikTok Liteは、通常のTikTokよりも通信量を節約することができる軽量型アプリです。

2Gや3Gの通信環境、2GB未満のデータ制限されてしまうRAM環境下でもTiktok Liteなら動画の視聴環境が損なわれません。

TikTok Liteなら同じTikTokの動画視聴でもデータ使用量が減少して、RAMの占有スペースはたった9MBとなります。

低スペックスマホで通信環境が整わないエリアでも、ショート動画を楽しめるように作られたのが、TikTok Liteなのです。

ただし、日本では4Gや5Gの通信環境が整っているので、TikTok Liteの通信量の軽減効果は宣伝されていないようです。

日本では、TikTok Liteはポイ活アプリとして利用しているユーザーが多いようです。TikTok Liteでは、動画の視聴やキャンペーンへの参加によってポイントを獲得することができます。

獲得したポイントは、PayPayポイント、楽天ポイント、Amazonギフト券などに交換したり、TikTokのライブ配信で投げるアイテムを購入するためのコインの購入に利用できます。

TikTok Liteは危険で怪しいといわれています。いったいどうしてTikTok Liteが危険だといわれるのかみておきましょう。

TikTok Liteが危険で怪しいのではないかといわれる理由の一つが、動画視聴やいいねをタップする、といった簡単なタスクだけでポイントをもらえてしまうためです。

ポイ活アプリの多くが、移動データを提供したり、広告視聴をしたりといったことでポイントを獲得するのに対して、TikTok Liteでは広告動画視聴以外の方法でもポイントを獲得できてしまいます。

ただの動画視聴だけでどうしてポイントを獲得できるのか、その点を危険だと感じる人が多いのです。

ただし、TikTok Liteでポイントを獲得できる通常動画を視聴していると、広告動画も流れています。実はTikTok Liteのポイ活の仕組みは、ショート動画の合間に流れる広告動画からの収入によるので、他のポイ活アプリと比べて特に危険で怪しい点はありません。

TikTok Liteが危険だといわれる理由の一つが、運営元のバイトダンス社が中国企業であるためです。2024年3月に、アメリカの下院で国家安全保障上の懸念や、ユーザーのメンタルヘルスに悪影響を及ぼすといった理由で、TikTokの利用を禁止できる法案が可決されました。

中国の国家情報法では、企業や個人に対して国家情報活動に対する協力が義務付けられています。TikTokでは、ユーザーの膨大な個人情報を収集しているので、それらが中国政府で利用されてしまう危険があるのではないか、という危険も指摘されています。

この危険性については、現在までに中国政府がTikTokで収集された個人情報を利用している証拠はありませんが、今後については不透明です。

TiktokやTikTok Liteに限りませんが、SNSや動画配信アプリでは、個人情報流出の危険性や、投稿が炎上する危険性が常にあります。

現在までに、TiktokやTikTok Liteから個人情報が流出した事件は起きていませんが、大手企業からの情報流出事件が相次いでいるので、TikTok Liteでも同様の事件が起きる危険性はあります。

また、投稿する動画やコメントの内容によっては、炎上するリスクもあるので、投稿内容には注意しましょう。

TikTok Liteが危険だといわれる理由の一つが、強引に招待してくるユーザーが多いためです。

TikTok Liteのポイント獲得方法の一つに、お友達招待があり、お友達を招待するだけで5,000円分のポイントがもらえるキャンペーンもあります。

キャンペーンでの大量ポイント獲得を狙って、SNSなどで強引に招待するユーザーが多いことから、TikTok Liteは危険だと思ってしまうユーザーが増えてしまうようです。

ただし、強引にお友達招待しようとするユーザーはごく一部なので、そういった迷惑ユーザーはブロックして対処するなど、無視することをおすすめします。

実際にTikTok Liteは危険なアプリなのでしょうか、安全なアプリなのでしょうか。その点についてみておきましょう。