Windowsに実装されている付箋アプリは、メモをするのにとても便利です。Windows10になり機能が強化され、名前も「付箋」から「Sticky Notes」に改名されました。付箋アプリ「Sticky Notes」の使用方法や起動方法についてまとめます。
付箋アプリとは、名前が示す通り紙の付箋と同じように、メモを記入して貼り付ける作業を、パソコンのデスクトップ画面で実現するアプリケーションソフトです。
メモ帳(テキストエディタ)やWordなどのアプリケーションソフトよりも使い方が簡単で、ちょっとしたメモには便利なアプリケーションソフトです。
Sticky Notesとは、Windows10に標準で搭載されている付箋アプリです。Windows10登場時には、従来のWindowsと同様に「付箋」という名称で搭載されていました。
2016年8月3日提供のWindows10 Anniversary Updateで、大幅なバージョンアップが行われ、「Sticky Notes」という名称になりました。
付箋アプリが最初に登場したのはWindows VISTAになります。この時はガジェットとしての搭載でしたが、Windows7からはアクセサリとして搭載されるようになりました。
その後、バージョンアップを繰り返しながら、2016年8月のWindows10 Anniversary Updateより「Sticky Notes」として、新たな付箋アプリが搭載されています。
付箋アプリはWindowsに標準搭載される前から、フリーソフトやシェアソフトとして存在していました。Vecterや窓の杜といったダウンロードサイトより入手可能で、一般的なアプリケーションソフトとして自身でパソコンへインストールをして使用していました。
Windowsに標準搭載される前は、自分で入手してインストールをする必要があったため、使用できるのはパソコンに関してある程度の知識を持つ人に限定されていました。
Windows VISTA以降、Windowsに標準搭載されてからは、誰もが利用できるアプリケーションソフトとして一般的になりました。
Windowsに標準搭載される前は、ソフトウェアのバージョンアップが行われた場合に、自分でバージョンアップ対応を行う必要がありました。
Windowsに標準搭載されてからは、OSのバージョンアップと共に付箋アプリも自動的にバージョンアップされるため、バージョンアップによる作業の手間が省けるようになりました。
付箋アプリはWindows VISTA以降のOSに標準実装されています。従来は「付箋」という名称でしたが、Windows10(Anniversary Update以降)では「Sticky Notes」に改名されました。
アプリケーションソフトで名称が変わる場合、大幅なバージョンアップを意味しますが、付箋アプリも「Sticky Notes」となり大幅なバージョンアップが行われています。
2018年10月にメジャーバージョンアップ版となる「Sticky Notes 3.0」がリリースされました。このバージョンでは、従来の付箋アプリから大幅にバージョンアップされ、多くの機能が追加されました。
中でも同期機能は注目の新機能で、マイクロソフトアカウントがあれば、複数のパソコンで付箋を共有することが可能です。
さらに、2018年11月には「Sticky Notes 3.1」がリリースされました。大きな特徴はAndroidやWebにも対応した点になります。Android版とWeb版はともにOneNote経由での利用となります。
Web版はWindows10を搭載していないパソコンや、Androidを搭載していない端末からでも付箋の内容を閲覧したり編集したりすることが可能となりました。
1 / 7
続きを読む