ローカルグループポリシーエディター(gpedit.msc)とは、Windows10の設定や制限などを行うツールのことです。本記事では、Windows10でローカルグループポリシーエディター(gpedit.msc)を起動する方法について解説させていただきます。
初めに、ローカルグループポリシーエディターとはどのようなツールなのかについて説明させていただきます。
ローカルグループポリシーエディターとは、コンピューターに関する構成と、ユーザーに関する構成の両方を管理する、Microsoft管理コンソール(MMC.exe)ベースのツールのことです。
ユーザーのスタートアップスクリプトやパスワードの長さ制限など、様々な設定や制限をお使いのWindowsに適用することができます。
ローカルグループポリシーエディターとは、Windowsの設定や制限などを行うことのできる便利なツールですが、Windows10のエディションによっては、ローカルグループポリシーエディターが標準搭載されていない場合があります。
次章で、ローカルグループポリシーエディターが標準搭載されているWindows10のエディションと、標準搭載されていないWindows10のエディションについて詳しく説明させていただきます。
ローカルグループポリシーエディターが標準搭載されているWindows10のエディションは以下の3つです。
お使いのWindows10のエディションを確認する方法を説明させていただきます。ローカルグループポリシーエディターが標準搭載されているエディションなのか分からないという方は、ご参考いただければ幸いです。
1.Windows10のスタートボタンを右クリックします。
2.「システム」をクリックします。
3.バージョン情報が表示されます。下にスクロールし、「Windowsの仕様」の項目の「エディション」を確認します。
お使いのWindows10のエディションを確認する方法の説明は以上です。
ローカルグループポリシーエディターが標準搭載されていないWindows10 Homeなどの場合、ローカルグループポリシーエディターを使用するには、ローカルグループポリシーエディターをインストールする必要があります。
本章では、ローカルグループポリシーエディターをWindows10にインストールする方法を説明させていただきます。初めに、Windows10のシステムの種類を確認する必要があります。
システムには32ビットと64ビットの2種類があり、基本的なインストール方法は同じですが、64ビットの場合は追加の設定が必要となります。そのため、初めに、Windows10のシステムの種類を確認する方法を説明させていただきます。
1.Windows10のスタートボタンを右クリックします。
2.「システム」をクリックします。
3.バージョン情報が表示されます。「デバイスの仕様」の項目の「システムの種類」を確認します。
Windows10のシステムの種類を確認する方法の説明は以上です。
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