Microsoft Officeで新元号「令和」に対応したことを発表されました。更新プログラム配布によりExcelが「令和1年」を「令和元年」表記に対応できるようになります。Excelで「令和元年」表記に入力設定の方法についてご紹介します。
Microsoftは、4月26日付けで公開したサポート文書にて、個人向けのWindowsとMicrosoft Officeが新元号「令和」に対応したことを公表しています。
WindowsではWindows 10、Windows 7 SP1、Windows 8.1で新元号対応の更新プログラムの配布を開始しました。
Microsoft Officeについても、新元号対応のアップデートが配布となり、Excelが「令和1年」を「令和元年」表記に対応できるようになります。
自動更新機能を有効にしているユーザーは、元号の変更に必要な更新プログラムが自動的に適用されるため、最新の更新プログラムをインストールするだけで大丈夫です。
それぞれの更新プログラムには以前の更新プログラムがすべて含まれていますので、自動歴に「平成」から「令和」に切り替わります。
ExcelのInsider向けバージョンで日付が入力されたセルを選択し、[書式]の[セルの書式設定]をクリックしましょう。
〈セルの書式設定〉画面が表示されます。次に〈表示形式〉⇒〈分類〉の[日付]をクリック⇒〈カレンダーの種類〉項目に表示される[和暦]を選択します。
さらに、表示する[種類]を選択する画面が表示されますので、漢字で元号を表示する書式を([平成~])をタップして選択します。
書式設定を完了すると、日付で和暦が表示されるようになりました。2019年4月30日までは「平成」表記され、5月1日からは「令和」表記となります。
Excelの書式設定で「令和1年」を「令和元年」に表記する方法について確認していきましょう。
書式設定では「令和1年」と表示されますが、会社で作成する書類など一般的な書類では「令和元年」としたい場合がほとんどではないでしょうか?
今回は、「令和」に対応したExcelで条件付き書式を使って「令和1年」を「令和元年」と表記する方法についてご紹介していきます。
「令和」に対応したExcelで条件付き書式を使って「令和1年」を「令和元年」と表記する方法ですが、書式の設定で行いましょう。
具体的には、令和元年に相当する期間となる【2019年5月1日~2019年12月31日】の期間に対し、表記される”年”の部分を「令和元年」という文字列に変更して表記するように書式の設定をおこないます。
Insider向けバージョンで日付が入力されたセルを選択し、[条件付き書式]の[新しいルール]をクリックしましょう。「指定の値を含むセルだけを書式設定する」を選択します。
Excelの[新しい書式ルール]画面が表示されるので、ルールを[セルの値]の項目に[2019/5/1]を入力し、[次の値の間]項目を[2019/12/31]に入力設定しましょう。
この入力・設定により「セルの値が2019年5月1日から2019年12月31日の間の場合」、つまり【令和1年】の間というルール作成ができました。次に[書式]をクリックしましょう。
[セルの書式設定]が表示されますので、[表示形式]タブの[ユーザー定義]を選択しましょう。
[種類]に「"令和元年"m"月"d"日"」と入力を行います。この設定を行うことで、「令和元年○月○日」という文字列に、月と日の数値を入れて表示することを表記します。
これで、Excelの条件付き書式の設定が完了し、「令和1年」の表記を「令和元年」の表記に変更することができました。
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