iPhoneやiPadでPCゲームが遊べる『Steam Link』のiOS版アプリがリリースされました。今回、Android版に続きリリースされたiPhoneやiPadでPCゲームが遊べる『Steam Link』のiOS版アプリについてご紹介します。
北米時間の5月15日、iOS版のSteam Linkアプリがリリースされました。Android版は一年前にリリースされており、待望のiOS版はiPhone、iPad、Apple TVで利用することが可能となりました。
iPhoneやiPadでPCゲームが遊べるiOS版「Steam Link」アプリは、App Storeにはすでに登録されており、無料でダウンロードすることができます。
iPhoneやiPadでPCゲームが遊べるiOS版「Steam Link」アプリとは、ゲームが動いているPCの画像を5GHzの無線LANや有線LANを使って手元のスマホにストリーミングを行います。
その一方でスマホからプレイヤーの入力をPCに送ることで、リモートプレイを可能にする仕組みになっています。
PCでは、「Steam Link」という小型機器を利用することで、ホストで稼働しているゲームをリビングのテレビでリモートプレイにて楽しむことが可能になります。
iPhoneやiPadでリモートプレイにてPCゲームが遊べるiOS版「Steam Link」アプリを利用して実際に遊ぶ方法についてみていきましょう。
iOS版「Steam Link」アプリの初期設定を行う方法ですが、最初にiPhoneやiPadでPCゲームが遊べるiOS版「Steam Link」アプリを起動します。同一ネットワーク上に起動されたSteamアカウントの検索が開始されます。
ユーザーは、接続したいアカウントを選択し、PCとアプリの双方でコードを入力することで設定が完了します。
設定完了後に、iOS版「Steam Link」アプリを起動すると、「Steam Link」のライブラリが表示され、好きなゲームをリモートで遊べるようになります。
ゲーム中の操作は「パッド」「マウス」「キーボード」を切り替えて行うスタイルとなっています。
iOS版「Steam Link」アプリでは、「2本指タップで右クリック」「3本指タップでキーボード呼び出し」などのショートカットも用意されており、外部コントローラーの接続も可能となっています。
iPhoneやiPadでPCゲームが遊べるiOS版「Steam Link」アプリですが、2018年5月、Android向けβ版の配信が始まりました。
1年後の今年4月には正式版になっていますが、iOS版「Steam Link」は、開発者であるValveの申請をApple側が拒否したため、リリースができない状況になっていました。
開発者であるValveの申請をApple側が拒否した理由について、詳しいことは発表されていないものの、両社の問題が解決されたことにより、iOS版の配信がApp Storeで開始となりました。
iPhoneやiPadでPCゲームが遊べるiOS版「Steam Link」アプリですが、今回リリースされたiOS版では、ライブラリ以外へのアクセスはできなくなっています。
また、iPhoneやiPadでPCゲームが遊べるiOS版「Steam Link」アプリを使用するには、Steamを実行するデバイスのPC/Mac/Linuxと同一ネットワークに接続している必要があります。
なお、同一ネットワークに接続していなければならない制限をなくし、外出先からもプレイすることができるようになった「Steam Link Anywhere」が発表されています。「Steam Link Anywhere」については、最新のSteam Linkベータ版で利用できます。
外出先からもプレイすることができるようになった「Steam Link Anywhere」については、PCをホストとして利用しているのが大きな特徴となっています。
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