BluetoothとWi-Fi、両者とも無線通信規格のことです。スマホやPCなどの電子機器は、インターネットやネットワークに接続することでサービスを利用することができます。BluetoothとWi-Fiの違いや特徴を理解し、賢く利用しましょう。
BluetoothとWi-Fiとは何なのか。それぞれの特徴と違いを見ていきます。
BluetoothとWi-Fi、両者とも無線通信規格のことです。スマホやPCなどの電子機器は、インターネットやネットワークに接続することでサービスを利用することができます。
BluetoothとWi-Fiは、電子機器の通信回線につなげることができるという特徴を持っています。しかし、状況によって使い方や利用できないサービスも出てきます。
共に無線通信(ワイヤレス)という特徴がありますが、違いも多いため混合しないように注意してください。
Bluetoothとはワイヤレスで利用できる無線通信の規格1つで、Bluetooth(ワイヤレス)イヤホンもその一つです。最近では、Bluetoothを利用したサービスが多く出回っています。ここで、Bluetoothのメリットとデメリットを見ておきましょう。
Bluetoothは、無線通信規格(ワイヤレス)なのでケーブルを必要としません。そのため、イヤホンなどで音楽を聴く際にも、コードの絡まりを心配する必要がないメリットがあります。
また、画像やデータもBluetoothを通して転送することができるため、データ転送の手間が省けるというメリットもあります。消費電力も少ないため、長く使いたい機器を使用する際にもBluetoothを使うとメリットが大きいです。
テザリングとは、スマホをモバイルルーターのように使用できるサービスのことで、Bluetoothで接続することができます。
2台以上のデバイスがある場合、このBluetoothテザリングを使えば一方のインターネット接続を1つの機器で使用することができます。
Bluetoothならではのネットワーク構成の魅力の1つです。
以下はiPhoneの場合に限りますが、Bluetoothのメリットを1つ紹介します。
Bluetoothのメリットとして、AirDropの利用ができます(iPhoneのみ)。AirDropはWi-FiとBluetoothを利用するサービスですが、データや画像の転送の際に大変便利な機能です。
例えば、友達との写真を交換するときに、AirDropを使えば高画質を維持したまま転送することが可能です。また、動画などの重たいデータであっても短い時間で転送することができます。これは、Bluetoothを利用する大きなメリットと言えるでしょう。
デメリットとして、Bluetoothはケーブルが必要ない分、逆に充電やバッテリーが問題となることがあります。デメリットの例として、Bluetooth(ワイヤレス)イヤホンを想像してください。
Bluetoothイヤホンはケーブルを必要としませんが、一定時間使用すると充電が必要になるため少し厄介です。また、電子機器のバージョンによっては、Bluetooth機能がないということもあります。
せっかくBluetooth機器を買ったのに、古いデバイスでは使用できないなんてことも多いです。ワイヤレスでメリットが多くなった分、このような小さなデメリットが目立ちます。
BluetoothとWi-Fiの違いを、通信速度・安定性・消費電力・通信距離・ネットワークの構成という項目で比較します。両者の特徴と違いを理解することで、状況に合わせた利用が可能になるはずです。
まず通信速度についてですが、BluetoothよりWi-Fiの方が速いといえます。あるデータによると、Bluetoothの最大通信速度が24Mbpsなのに対し、Wi-Fiは6.9Gbpsという速度で通信可能です。
Wi-Fiはインターネットにつなげるためのハブのようなものなので、通信速度が速いです。とはいっても、通信速度の違いを実際に使用して感じることは少ないです。通信速度については、Wi-Fiの方が速いと認識しておきましょう。
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