mobile.twitter.comで、複数アカウントの切り替えが可能になりました。今まではログインとログアウトでの切り替えでしたが、今後はmobile.twitter.comを含めPWA版Twitterでも最大5つまで複数アカウントの切り替えができます。
Twitter利用者の多い昨今、モバイルアプリで利用している人は多いと思いますが、ブラウザから利用している人も少なくはないでしょう。PWA版Twitterアプリでも複数アカウントの切り替えはできず、困っていた人も多いと思います。
そんなTwitterが、ブラウザ版でも複数アカウントの切り替えが可能になりました。
これまで、複数アカウントとの切り替えが可能だったのはAndroid版TwitterアプリとiOS版Twitterアプリのみでした。
複数のアカウントの切り替え機能はブラウザ版には存在しておらず、切り替え機能自体が存在していませんでした。
モバイル向けのWebサイトをアプリのように使えるPWA版Twitterもブラウザに準拠しているため、複数アカウントの切り替えはスマホアプリ以外では原則できなかったのがこれまでの実情です。
そんな中、米Twitterが、現地時間の6月3日、mobile.twitter.com(モバイル版Twitterページ)で複数アカウントの切り替えに対応したと発表しました。
それに伴い、通常のブラウザ版ページの新UIでも複数アカウントの切り替えが可能となっています。
登録できるアカウントは最大5つですが、それだけの余裕があれば通常の人は十分な範囲なのではないでしょうか。
PWA版Twitterはモバイル向けのWebサイトをアプリのように使えるようにしているだけであるため、mobile.twitter.com同様、複数アカウントの切り替えはできませんでした。
PWA版TwitterはAndroidアプリであるTwitter Lite、Windows10版Twitterなどがそれに当たり、それまではブラウザ版同様、現在ログインしているアカウントからログアウトし、別のアカウントにログインしてアカウントを切り替えるしかありませんでした。
ブラウザがアカウントの切り替え機能に対応したということは、Twitter LiteやWindows10版Twitterもアカウント切り替えに対応したということにほかなりません。
なお、モバイル版Twitterアプリにはあるツイート時のアカウント切り替え機能はありませんので、ツイートしたいアカウントを変更したい場合は、アカウントを切り替えてから行うことになります。
さて、では複数アカウントの切り替え方法を従来可能だった方法も含めて紹介していきたいと思います。
登録できるアカウントは最大5つですので、6つ以上所持していて切り替えたい、という方は別のアプリやブラウザを並行して利用するか、6つ目以降への切り替えをあきらめるかということになります。
これまでは、複数アカウントの切り替えを行いたい場合は別のアプリケーション(拡張機能)が必要でした。ポピュラーなものはTwitcherと呼ばれるChromeの拡張機能で、実際に私も利用していました。
現在、TwitterのUIが変わっていますが、2019年6月現在、旧UIの方も利用することが可能です。Twitcherは旧UIでしか稼働しませんので、これまで新UIではアカウントの切り替えができなかったから、と利用している人も多いのではないでしょうか。
今回アカウントの切り替えがブラウザ版Twitterでもできるようになったため、新UIに移行する人も増えるかもしれませんね。
さて、mobile.twitter.comの場合の複数アカウントの切り替え方法の説明に入りましょう。右上のアカウントアイコンをタップしてください。
スライドメニューが表示され、アカウント名の横に「+」が丸で囲われたボタンがあります。こちらをタップしてください。
「既存のアカウントを追加」をタップしてアカウントの追加を行います。
現在ログインしているアカウントではないもののIDとパスワードを入力してください。
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