iPhone標準アプリとPC版Outlookの同期方法を知っていますか。本記事では、OutlookアカウントでiPhoneとPCを同期する設定方法や、OutlookアカウントでiPhoneとPCを同期するメリット・デメリットなどを紹介していきます。
Outlookアカウントを使って、iPhoneとPCを同期するにはどうすればいいのでしょう。まずは以下で同期する全体像をお伝えします。
大まかな手順としては、まずはiPhone標準アプリをOutlook.comに同期し、続いてPC版OutlookをOutlook.comに同期してから、外部メールをOutlook.comに集約するという流れです。
OutlookアカウントでiPhoneとPCを同期する上で、はじめに取りかかるべきことは、iPhone標準アプリをOutlook.comに同期することです。
OutlookアカウントでiPhoneとPCを同期するメリットや、デメリットあるいは設定方法は、後ほど解説していきます。
iPhone標準アプリをOutlook.comに同期した後にやるべきことは、PC版OutlookをOutlook.comに同期することです。OutlookアカウントでiPhoneとPCを同期するには避けては通れない行程になります。
上記のとおり、iPhone標準アプリをOutlook.comに同期し、PC版OutlookをOutlook.comに同期したら、最後に外部メールをOutlook.comに集約しなければなりません。
つまり、外部メールの受信メールや送信メールをOutlook.com経由で集約できるように設定することです。
記事後半で、Outlook.com経由で外部メールから送信する方法として、iPhoneでエイリアスメールアドレスを送信専用アカウントに設定する手順などを紹介します。
OutlookアカウントでiPhoneとPCを同期する設定方法を紹介する前に、OutlookアカウントでiPhoneとPCを同期するメリットとデメリットをお伝えします。まずはデメリットではなくメリットをみていきましょう。
メリットでは、「メールの保存容量が実質無制限で使える」「自動メール仕分け条件を細かく設定できる」「プッシュ通知が可能」「メールアドレスを最大10個利用可能」「iCloud for WindowsなしでiPhone標準アプリと同期できる」の5つを紹介します。
1つ目のメリットは、メールの保存容量が実質無制限で使用できることです。利用状況に応じて、月単位で自動的にメール保存容量の上限が増加するので、実質制限なしで利用可能。
メールをOutlook.comに集約することによって、Outlook.comに集約した分iCloudの容量を確保できます。
2つ目のメリットは、自動メール仕分けの条件を細かく設定できる点です。具体例を出すと、差出人が〜〜件名が〜〜というように、複合的な条件によるメールの自動仕分けができます。
またFW転送ではなく、直接転送であるリダイレクトも可能ですし、メール仕分けルールはクラウド上で作成あるいは管理できるのです。
3つ目のメリットは、プッシュ通知ができることです。そもそもプッシュ通知とは、スマホやiPhoneのアプリやパソコンのソフトなどにおいて、何かの変化があったりまたはお知らせする必要があったりする場合、自動的に、表示や音で通知してくれる通知。
4つ目のメリットは、メールアドレスを最大10個利用できる点です。メインのメールアドレスのほかに9個のエイリアスアドレスが作成可能なため、複数のメールアドレスを使い分けたい場合にも役立ちます。ちなみにiCloudメールは3個までとなります。
1 / 6
続きを読む