Outlook起動時に、「pstは見つかりません」というエラーが表示される場合があります。「pstは見つかりません」のエラーが表示されるとOutlookでそのメールアカウントを開くことができませんので、それを解消するための対処法について説明します。
Outlookを起動した際、「pstは見つかりません」というエラー画面が表示されて、Outlookを開くことができないことがあります。
上記のような画面が表示された場合、Outlookのpstファイルが所定の場所――Outlookを開くためのフォルダの中にないことが原因です。
この場合の原因の対処法として、Outlookのpstファイルを「移動して原因の解消」「削除したうえで改めて作成」「削除せずアカウントに対して新規作成」という3つの方法が存在していますので、それぞれのやり方の説明をしていきましょう。
Outlook起動時に「pstは見つかりません」というエラーが表示された場合の対処法の一つ目は、Outlookのpstファイルを元の場所、つまりOutlookを開くためのフォルダへ移動させることになります。
Outlookのエラー画面は「OK」を押し、「Outlookデータファイルを作成/開く」の画面は「キャンセル」で閉じ、Outlookも一度閉じましょう。
Outlookのpstファイルを移動した場所を覚えているのであれば、「C:\Users\ユーザー名\ドキュメント\Outlook ファイル\~~~.pst」という形式になるように保存場所を元に戻してください。
Outlookのpstファイルをどこへ移動したか分からない、という場合は、一度PC内に残っていないかどうか探してみましょう。エクスプローラーを開きます。
「PC」を選択して、「PCの検索」に探したいpstファイルの名前(先ほどのエラー画面に表示されたpstファイル名)を入力してください。PC全体を検索するため、時間がかかる場合があります。
pstファイルが見つかったら、それをもとの場所へ戻してください。先ほども表示した「C:\Users\ユーザー名\ドキュメント\Outlook ファイル\~~~.pst」となるよう元の場所へ戻します。
その後、再度Outlookを起動し、問題なく開くことができればエラーは解消したことになります。
Outlook起動時の「pstは見つかりません」のエラーが表示された際の対処法2つ目はそのOutlookファイルの削除を行う方法になります。こちらは該当するOutlookのpstファイルが検索しても見つからなかった場合の対処法です。
Outlookのエラー画面は「OK」を押し、「Outlookデータファイルを作成/開く」の画面は「キャンセル」で閉じ、Outlookを開きましょう。
Outlookを起動したら、「ファイル」を開いてください。
「アカウントの設定」をクリックします。
再度「アカウントの設定」をクリックしてください。
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