Outlookの起動時の「pstは見つかりません」エラー表示の対処法!

Outlook起動時に、「pstは見つかりません」というエラーが表示される場合があります。「pstは見つかりません」のエラーが表示されるとOutlookでそのメールアカウントを開くことができませんので、それを解消するための対処法について説明します。

Outlookの起動時の「pstは見つかりません」エラー表示の対処法!のイメージ

目次

  1. 1Outlook起動時の「pstは見つかりません」のエラー表示の原因
  2. pstファイルが所定の場所にない
  3. 2Outlook起動時の「pstは見つかりません」のエラー表示の対処法〜移動〜
  4. pstファイルを検索する方法
  5. pstファイルを所定の場所に戻す
  6. 3Outlook起動時の「pstは見つかりません」のエラー表示の対処法〜削除〜
  7. エラー表示されているpstファイルの削除
  8. 新しいpstファイルを設定
  9. 4Outlook起動時の「pstは見つかりません」のエラー表示の対処法〜新規作成〜
  10. エラー画面でデータファイルを新規作成
  11. 合わせて読みたい!メールに関する記事一覧

Outlook起動時の「pstは見つかりません」のエラー表示の原因

Outlookを起動した際、「pstは見つかりません」というエラー画面が表示されて、Outlookを開くことができないことがあります。

pstファイルが所定の場所にない

「pstは見つかりません」のエラー画面

上記のような画面が表示された場合、Outlookのpstファイルが所定の場所――Outlookを開くためのフォルダの中にないことが原因です。

この場合の原因の対処法として、Outlookのpstファイルを「移動して原因の解消」「削除したうえで改めて作成」「削除せずアカウントに対して新規作成」という3つの方法が存在していますので、それぞれのやり方の説明をしていきましょう。

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Outlook起動時の「pstは見つかりません」のエラー表示の対処法〜移動〜

Outlook起動時に「pstは見つかりません」というエラーが表示された場合の対処法の一つ目は、Outlookのpstファイルを元の場所、つまりOutlookを開くためのフォルダへ移動させることになります。

Outlookのエラー画面は「OK」を押し、「Outlookデータファイルを作成/開く」の画面は「キャンセル」で閉じ、Outlookも一度閉じましょう。

pstファイルを検索する方法

エクスプローラーを開く

Outlookのpstファイルを移動した場所を覚えているのであれば、「C:\Users\ユーザー名\ドキュメント\Outlook ファイル\~~~.pst」という形式になるように保存場所を元に戻してください。

Outlookのpstファイルをどこへ移動したか分からない、という場合は、一度PC内に残っていないかどうか探してみましょう。エクスプローラーを開きます。

検索したいpstファイル名を「PCの検索」欄に入力

「PC」を選択して、「PCの検索」に探したいpstファイルの名前(先ほどのエラー画面に表示されたpstファイル名)を入力してください。PC全体を検索するため、時間がかかる場合があります。

pstファイルを所定の場所に戻す

見つかったファイルを「Outlookファイル」(所定の場所)へ戻す

pstファイルが見つかったら、それをもとの場所へ戻してください。先ほども表示した「C:\Users\ユーザー名\ドキュメント\Outlook ファイル\~~~.pst」となるよう元の場所へ戻します。

その後、再度Outlookを起動し、問題なく開くことができればエラーは解消したことになります。

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Outlook起動時の「pstは見つかりません」のエラー表示の対処法〜削除〜

Outlook起動時の「pstは見つかりません」のエラーが表示された際の対処法2つ目はそのOutlookファイルの削除を行う方法になります。こちらは該当するOutlookのpstファイルが検索しても見つからなかった場合の対処法です。

Outlookのエラー画面は「OK」を押し、「Outlookデータファイルを作成/開く」の画面は「キャンセル」で閉じ、Outlookを開きましょう。

エラー表示されているpstファイルの削除

「ファイル」を開く

Outlookを起動したら、「ファイル」を開いてください。

「アカウント設定」をクリック

「アカウントの設定」をクリックします。

再度「アカウント設定」をクリック

再度「アカウントの設定」をクリックしてください。

「データファイルタブ」をクリック

「データファイル」タブをクリックしてください。

エラーで表示されたアカウントを選択

先ほどエラーが表示されたアカウントを選択してください。

エラーファイルを「削除」する

「削除」を押し、エラーが表示されたOutlookのファイルを削除します。

「はい」をクリックして続行する

確認のダイアログが表示されますので、「はい」をクリックしましょう。

新しいpstファイルを設定

「追加」からpstファイルを新規作成

続いて、新しいpstファイルを設定しましょう。「追加」をクリックします。

新しいpstファイルを作成する

分かりやすいようにメールアドレスなどでpstファイルを新規作成します。これで再度Outlookで利用することが可能になります。できれば削除したpstファイルと同じ名称で作ることを推奨します。

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Outlook起動時の「pstは見つかりません」のエラー表示の対処法〜新規作成〜

Outlookで「pstは見つかりません」というエラーが表示された際に新しいファイルを作成することも可能です。こちらも、検索しても該当するOutlookのpstファイルが見つからなかった場合の対処法です。

エラー画面でデータファイルを新規作成

pstファイルを新しく作成する

Outlookのエラー画面は「OK」を押して閉じた後、表示される「Outlookデータファイルを作成/開く」の画面で新しいOutlookデータファイルを作成してください。

Outlookののpstファイルの名前は変更しても構いませんが、基本的にそこで表示されているファイル名のままが望ましいかと思います。

Outlookのデータファイルを間違えて移動してしまったり消してしまった場合、「pstは見つかりません」というエラーが生じます。とはいえ、どこかにファイルがあればそれを戻し、なければ新しく作成すれば何ら問題ありません。

なお、pstファイルを新規作成した場合、Outlookで作成したフォルダは残念ながら消えてしまいます。Outlookを起動して再設定する必要がありますので、その点留意してください。

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この記事のライター
八千草 蛍
分かりやすく気軽に読める記事を書いてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。