「Microsoft OneNote」とは、Office365のアカウントがあれば無料で使うことができるデジタルノートソフトです。この記事では、Microsoft OneNoteの特徴や機能、使い方や活用方法などについて解説しています。
Microsoft OneNoteとは、Microsoft社のOfficeシリーズのひとつで、メモやノートのように利用できるデジタルノートソフトです。2013年に登場して以来、3年おきに新しいバージョンが発売されています。
ここでは、「Microsoft OneNote for Windows」という最新バージョンについて解説します。これともうひとつ、「OneNote 2016」というバージョンがあります。
OneNoteは、文章を書いてチェックマークを入れたり、絵や図を描いたり、紙のノートのように自由に貼りつけることができる、デジタルノートソフトです。
紙のノートよりも便利なところは、これらのノートを家族や仕事仲間などとオンラインで共有することができたり、複数のデバイスで使うこともできるところです。また、書き留めるだけでなく、音声データや動画もメモとして貼りつけることができます。
このように、自由度が高く直感的に使えるところがOneNoteの特徴です。
Office365のアカウントとは、WordやExcel、OnedriveなどのOfficeソフトを利用する際に必要なアカウントです。アカウントは無料で作ることができます。
Office搭載のPCを買ったり、Office365を契約してライセンスを得た方ならば、Microsoft OneNoteは無料で制限なく利用することができます。
Office搭載のPCを買ったり、Office365の契約をしなくても、Microsoft OneNoteの機能は無料で利用することができます。
現在最新のバージョン、OneNote for Windows 10はライセンスが必要ですが、ひとつ前のバージョンのMicrosoft OneNote 2016ならば、ライセンスがなくても無料で使用することができます。
ただし、商用利用でないこと、データの保存先がOneDrive(Officeアプリのひとつ)に限定されるという条件があります。
Microsoft OneNoteは、PCだけでなくモバイル端末でも利用することができます。OneNoteは、スマホ・タブレットなど端末を選びません。
Android版のOneNoteのダウンロードはこちらのリンクから。
iOS版のOneNoteのダウンロードはこちらのリンクから。
Microsoft OneNoteのデジタルノートソフトとしての特徴や機能は次のようになっています。ページを構成する要素はテキストだけに留まらず、便利に使いこなすことができるようになっています。
OneNoteは、ひとつのノートごとにセクションとページという単位で構成されているところが特徴です。セクションとは区切りのことです。ページは、紙のノートと同じく、ノートを構成する1枚ずつのページのことです。
例えば、「料理ノート」の中に、「和食」「洋食」「中華」というセクションを作り、和食のセクションの中にはみそ汁、煮物といったページを作っていくという構成になっています。
このように、ノートの中で情報が散らからないように整理できます。ページの内容は、自由に書き込んだり記録したりすることができます。検索機能もあり、情報を活用しやすいところもOneNoteの特徴です。
OfficeソフトのWordでも画像や表を配置することができますが、OneNoteの場合はWordのような段や列という概念がありません。紙のノートに自由に貼りつけるように配置することができます。
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