PowerPointで資料作成の際にグレースケールが見づらい時の対処方法をご紹介していきます。また、グレースケールが見づらい時のPowerPointの資料修正の方法や、資料作成の際に役立つグレースケールの活用方法もご紹介していきます。
グレースケールとは、白黒と違い、画像などに使用される色の種類や範囲を表すことを言い、白と黒の中間の何段階かでの灰色のみを使用して表現することを言います。
グレースケールのことをモノクロと呼ぶこともありますが、モノクロとは、単色の濃淡や明暗のみがあり、他の色がない状態のことを言います。実際は、グレーの一色を用いて、明度や彩度の表現をします。
単純白黒の場合は、白か黒で表現をする為、場合によっては、表現されない場合もあります。また、グレースケールはグレーを用いて表現される為、単純白黒の場合は、白か黒でしか表現できない為、色の明度や濃淡等の調整を行うことができません。
PowerPointでグレースケール表示に切り替える方法をご紹介します。
PowerPointのメニューから表示の選択をします。
PowerPointのメニューから表示の選択を行いますと、グレースケールの項目がありますのでそちらを選択します。
グレースケールを選択しますと、表示されているものが白黒で表示されます。
印刷後にグレースケールが見づらいときの対処法をご紹介します。
印刷後にグレースケールが見づらいときの対象法がいくつかありますので、ご紹介をしていきます。
PowerPointの表示タブから、グレースケールをクリックしますと、PowerPointの画面全体がグレースケールの表示に代わります。しかし、場合によっては文字や図形が見づらい場合もあります。
グレースケールの色調を調整をすることができますので、調整を行うことで文字が読みづらいや図形が見づらいといった事の対処を行うことができます。
PowerPointで資料を作成する際は、印刷後の見え方をシミュレーションしながら、作成を行うことで印刷後のイメージも変わってきます。
グレースケールで表示をしてPowerPointを使用する際、文字に色をつけなくても目立たせることができます。フォントに下線を引いたり、太い文字に変更するだけでも見づらさは改善されます。
また、文字に背景色を使用している場合は背景色の色を濃い色ではなく、グレースケールのことも考慮して薄い色を選択します。
こうした、印刷後の見え方をシミュレーションをしてPowerPointの資料を作成することで、色をつけなくても、簡単にわかりやすい資料を作成することができます。
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