Googleフォトは、デバイスに保存された写真をGoogleのクラウドストレージに移動させ管理したり、複数のデバイスと写真を共有したりできるサービスです。今回は、Googleフォトの写真を全削除する方法や全削除する際の注意点をご説明します。
Googleフォトとは、スマートフォンやタブレット端末、パソコンといったインターネットに接続できるデバイスに保存された画像や動画のファイルをGoogleのクラウドストレージに移動させてバックアップするサービスです。
Googleフォトには、ウェブ版とアプリ版があります。Googleフォトのアプリを使えば、自動で写真ファイルをバックアップすることができます。
またGoogleフォトを使って複数のデバイスと同期させれば、どのデバイスからもお気に入りの写真やアルバムを見ることが可能になります。ここからは、Googleフォトのサービスの特徴を5つご紹介します。
Googleフォトは、スマートフォンやタブレット端末の写真ファイルの保存場所を、デバイスからGoogleのクラウドストレージに移動させることができるサービスです。
デバイスに保存できるデータの容量は限られているため、クラウドストレージを利用する人が増加しています。ここからは、Googleフォトのクラウドストレージサービスについてご説明します。
Googleのクラウドストレージは、15GBまで無料で利用ができます。Googleのクラウドストレージには、Googleドライブ・Gmail・Googleフォトの3種類のファイルがアップロードされます。
ファイルをGoogleのクラウドストレージに保存すれば、使用可能なストレージ容量がどんどん減っていきます。しかしGoogleフォトに関しては、高画質モードならストレージを消費しません。
つまり、Googleフォトの高画質モードなら、無制限で好きなだけ写真ファイルをアップロードすることができます。
Googleフォトの「元のサイズ」モードでは、元の解像度のまま圧縮せずに写真ファイルをアップロードすることができます。元のサイズモードでは、Googleのクラウドストレージの保存容量が消費されます。
したがって、保存できる写真ファイルのボリュームは、Googleのクラウドストレージが15GBに到達するまでとなります。
もし容量が足りなくなった場合でも、Googleクラウドストレージをアップグレード(有料)すれば、100Gもしくは200Gと保存容量を増やすことができます。
Googleフォトにデバイス上に保存された写真ファイルをアップロードすれば、デバイスの写真ファイルを削除してもGoogleフォトからいつでも写真を見たりデバイスに再度移動させたりできるようになります。
Googleフォトが写真の保存場所になるため、デバイスに写真を保存しておく必要がなくなります。Googleフォトへアップロード済みの写真をデバイスから削除すれば、デバイスのストレージの節約ができます。
Googleフォトでは、アップロードされた写真をまとめて整理したり、必要性の低い写真を表示されないように設定することが可能です。
Googleフォトでは、アルバムを作成して写真ファイルを整理することができます。写真に写っている顔を認識させ、人物別に一括してアルバムを作成することもできます。
Googleフォトでは、必要頻度が少ない写真をアーカイブ機能を使って画面から表示されないように設定することができます。アーカイブされた写真ファイルは、アーカイブページで確認することが可能です。
もしアーカイブ済の写真ファイルが再度必要になった際は、画面左上の三本線マークをクリックし、メニューの中から「アーカイブ」を選択し、アーカイブのページを表示させ、アーカイブを解除することもできます。
Googleフォトへアップロードされた写真ファイルは、いつでも削除することができます。また、削除されたファイルは60日後以内であれば復元することもでき、安心です。画面左上の三本線マークからゴミ箱ページを開くことができます。
ここからは、Googleフォトの削除機能についてご説明します。
Web版のGoogleフォトの削除機能を使って、クラウドストレージにアップロードされた写真ファイルを削除すると、Googleフォトに保存されたファイルのみが削除されます。元のデバイスの写真ファイルは削除されません。
削除済のファイルを確認するには、画面左上の三本線マークをクリックし、「ゴミ箱」をクリックします。
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