アップルは、iPhoneとiPadに向けてiOS 13.2、iPadOS 13.2の配信を開始しました。アップルのiOS 13.2の配信開始により「Deep Fusion」や「AirPods Pro」のサポートを始めとして多くの機能の追加や修正が実施されます。
アップルは、iPhoneとiPadに向けてiOS 13.2、iPadOS 13.2の配信を開始しました。アップルでは、iOS 13.2のアップデート配信により、iPhone 11シリーズにおいてA13プロセッサを活用した画像処理システム「Deep Fusion」が利用できるようになります。
また、iOS 13.2のアップデート配信により、iPhone 11シリーズにて新登場となる「AirPods Pro」のサポートを始めとして多くの機能の追加や修正が行われます。
アップルのiPhoneとiPadに向けたiOS 13.2、iPadOS 13.2のアップデート内容についてですが、今回のアップデートは、今までのiOS 13のアップデートと比べて機能追加や修正の内容が多くなっているのが特徴です。
アップルが配信開始した、iPhoneとiPadに向けたiOS 13.2、iPadOS 13.2のアップデート内容についてご紹介していきましょう。
今回、アップルが配信を開始したiOS 13.2のアップデートには大量の絵文字が追加になっています。
アップルは、iOS 13.2のバージョンからUnicode 12.0を公式にサポートをしており、手をつないだカップルはどんな性や肌の色でも作成が可能となっています。
他にもアクセシビリティ指向の介護犬の絵文字とか、車椅子に乗った人、義手や義足、目の不自由な人が使う杖などの絵文字も展開されます。また、動物の種類の絵文字が増えた他、あくびをしている顔や新しい食べ物も豊富になっています。
アップルは、iOS 13.2のバージョンから暗い画像の明るさをアップする「Deep Fusion」に対応可能となっています。
アップデートにより、iPhone 11やiPhone 11 Proでは、iOS 13.2が機械学習で画像の質、特に暗い画像の明るさをアップする「Deep Fusion」が利用可能となります。
またビデオについては「カメラ」アプリから直接、解像度やフレームレートの変更ができるようになります。
「Deep Fusion」の仕組みですが、iPhoneのカメラは、シャッターを切る前から、フレーミングしている段階から常に写真を読み込んでいます。
「Deep Fusion」では、この仕組みを活用した撮影技術となっており、9枚の写真がニューラルエンジンによって解析され、そこから最高の1枚の写真に仕上げてくれるシステムとなります。
iOS 13.2のアップデート配信により、AirPodsのサポートとして〈Siriで着信メッセージを読み上げ〉により、受け取ったメッセージを読み上げてAirPodsで聞くことが可能となります。
また、iOS 13.2のアップデート配信により、iPhone 11シリーズにて新登場となる「AirPods Pro」のサポートが対応可能となります。
iOS 13.2のアップデート配信により、iOS 13.2では、アップルの社員とSiriの録音を共有することをオプトアウトすることができるようになります。
また、Siriの命令履歴の削除も可能となっており、「設定」アプリから「プライバシー」へ進み「解析と改良」項目にて切り替えることが可能となります。
アップルでは、iOS 13.2にアップデートする前に、必ずデバイスをバックアップするよう案内しています。
iCloudのアップデートが最新であることを「設定」アプリで確認の上、トップのアカウント情報とデバイス名をタップしましょう。
なお、iOSデバイスをPCにつないで、iTunesで手作業でバックアップすることもできます。また、macOS Catalinaの場合はFinder上でバックアップ可能となっています。
アップルが配信を開始したiOS 13.2へアップデートする方法についてご紹介します。iTunesやFinderでバックアップする場合は、必ず暗号化を忘れないようにしましょう。
暗号化しておくことで、誰かがコンピューターをハックしても安全です。なお暗号化したバックアップには、保存されていたパスワードや健康データも含まれるため、すべてのオンラインアカウントに再接続する必要がなくなります。
バックアップを完了したら、iOSの「設定」アプリから「一般」へ進み「ソフトウェアアップデート」を開きましょう。
「アップデートがリクエストされました」と表示されて、ダウンロード可能な場合は自動的にダウンロードが開始されます。
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