2019年11月26日更新
引っ越しと同時にフリマに不用品を出品可能な「フリマ引越」登場!
引っ越しと同時にフリマに不用品を出品することが可能な「フリマ引越」サービスが開始となりました。「フリマ引越」サービスを利用することで専用ダンボールに不用品を詰めて発送するだけで引っ越しと同時にフリマに不用品を出品することが可能となります。
目次
引っ越しと同時にフリマに不用品を出品することが可能な「フリマ引越」サービスが開始
楽天がサービス提供を行っているフリマアプリの「ラクマ」が、引っ越しの際に発生する不用品を引っ越しと同時にフリマに不用品を出品することが可能な「フリマ引越」サービスの開始を行うことを発表しました。
「フリマ引越」は、フリマアプリを運営している「ラクマ」と、引っ越しシェアリングサービスの提供を行っている「Hi!MOVE」と宅配型収納サービスを提供している「カラエト」の3社が共同して開発提供を行うものです。
引っ越しと同時にフリマに不用品を出品することが可能な「フリマ引越」の仕組みについて
引っ越しと同時にフリマに不用品を出品することが可能な「フリマ引越」の仕組みについてご紹介していきましょう。
ユーザーが、「Hi!MOVE」にて引っ越しの申し込みを行い、「フリマ引越」の利用を希望した場合、送付されてくる「カラエト」の専用ダンボールに不用品を入れて発送することで「カラエト」が出品者となって「ラクマ」へ代行出品を行うサービスです。
フリマアプリ「ラクマ」へ代行出品された品物については、「ラクマ」にて購入者との取引が成立すると、購入者へ配送を行う送料と「フリマ引越」を利用した手数料が差し引かれた金額が振り込みにて支払われる仕組みとなっています。
引っ越しの際には、荷造りや書類の手続きなどで多忙なユーザーには、 引っ越しサービスと同時に不用品を「ラクマ」への出品代行サービスを利用できる便利なサービスです。
「フリマ引越」リリースの経緯について
「フリマ引越」リリースの経緯について、楽天の担当者は、「過去1年間に不要となった製品の推定価値は約7.6兆円である。」ことを説明しています。
また、同時に「不要品が顕在化しやすい引っ越し時を狙ったことで、自宅に使わずに眠っている不用品を有効活用することができる」と「フリマ引越」をリリースした経緯について説明を行っています。
「フリマ引越」を利用する申し込み方法について
「フリマ引越」を利用する申し込み方法についてご紹介していきましょう。ユーザーは、「Hi!MOVE」にて引っ越しの申し込みを行う際に、「フリマ引越」への申し込みを選択します。
次に、「フリマ引越」への申し込みを選択、「カラエト」から送られてくる専用のダンボールに、フリマアプリ「ラクマ」に出品を希望する不要品を詰めて返送を行うことで利用可能となっています。
ユーザーが「フリマ引越」への申し込みを選択し返送をした品物については、「カラエト」にて、写真や説明文を添付して「ラクマ」に出品、取引完了まで保管されます。
なお、対応可能エリアについては沖縄県・離島を除く全国となっており、出品可能な品物の上限サイズについては140サイズの専用ダンボール1箱分が上限に設定されています。
「フリマ引越」にかかる手数料について
「フリマ引越」にかかる手数料については、フリマアプリ「ラクマ」での取引が成立した場合に、購入者へ発送を行う際の送料と代行出品を行う手数料が「ラクマ」での取引にて得た売り上げから差し引かれる仕組みとなっています。
また、「フリマ引越」では、「ラクマ」に代行出品された月から翌月末までの最大2カ月間については、出品した商品の取引がない場合でも保管費用は不要となっています。なお、代行送料及び代行手数料については以下の通りとなっています。
金額 | |
代行送料 | 一律880円 |
代行手数料 | 売上金から代行手数料を除いた金額の30% |
宅配収納サービス「カラエト」では1カ月間無料で保管することが可能
「ラクマ」に代行出品された品物については、期間中に「ラクマ」での取引が成立しなかった場合には、宅配収納サービスの「カラエト」に移動されます。
ユーザーは、宅配収納サービスの「カラエト」を1カ月間無料で利用しながら、「フリマ引越」に出品した品物を宅配収納サービスの「カラエト」に保管を続けるか引っ越し先の自宅に返送してもらうかを選択することができます。
なお、宅配収納サービスの「カラエト」に保管を続ける場合には、1カ月の無料期間終了した後は、月額550円の手数料にて保管することが可能となっており、ユーザーが希望すれば、いつでも自宅に返送してもらうことができます。