LINEで非表示にすると/されるとどうなる？ブロックとの違いは？

LINEはメッセージのやりとりやタイムライン、通話などで日常的によく使っているコミュニケーションツールではないでしょうか。そんなLINEには非表示やブロックといった機能があり、友だち登録をしている人の中から非表示にしたい人・ブロックにしたい人をそれぞれ選択して設定することができます。

LINEの非表示とは文字どおりその人を友だち一覧に表示しないようにする、隠す機能です。

今回はLINEの非表示について、LINEの非表示をするとどうなるか、非表示にされるとどうなるかということからブロックとの違いについての解説とLINEで非表示にする方法、トークのメッセージを非表示にする方法の解説をしていきます。

また、LINEで非表示にすると友だちに通知は行くのか、LINEで非表示にされると通知は来るのかということについても解説します。

LINEの非表示とブロックの違いについてはご存知でしょうか。

まず、LINEのブロックとは一言で言えば「拒否」です。スマホの電話やメールでの着信拒否や受信拒否のように、LINEのブロックではメッセージや通話の拒否とタイムラインにその友だちを表示しないということができるのです。LINEでブロックをしたりされたりしても通知はないので友だちには分かりませんが、メッセージは届かなくなり、通話もできなくなります。

そしてLINEの非表示はブロックとは違い、拒否ではありません。文字どおり友だちを非表示に、見えない状態にして隠すだけです。

どうなるかというと、LINEの友だち一覧からその友だちの名前を表示しないようにできるのです。また、名前だけでなく、トークやタイムラインも非表示にすることができますが、これらは別々に設定が必要です。LINEで非表示にしても拒否ではないのでメッセージの送受信は可能で、通話もできます。

LINEのブロックは相手からのメッセージや通話、タイムラインの表示などを拒否したいから行うものですが、非表示は見えなくするだけで今までどおりLINEのトークや通話はできます。

では、どういう目的でLINEの非表示をするのかというと、多くの場合は友だちの整理に使われているようです。どういうことかというと、友だち一覧に名前が多い場合によくメッセージのやりとりをする友だちを探すのが大変になってくるからです。

そこで、あまりLINEでメッセージのやりとりをしない友だちを非表示にして、よくトークをする友だちを探しやすくするのです。

また、LINEで非表示にすると、友だち一覧で「最近更新されたプロフィール」という表示も非表示になります。

更新が多く、よくここに表示される友だちを非表示にしたくてLINEの非表示機能を使う方もいるのではないでしょうか。LINEを見やすく使いやすくするためには非表示機能はとても便利なのです。

では、実際にLINEで非表示にするとどうなるのでしょうか。友だち履歴はどうなるのか、トーク履歴がどうなるのか、また、通話はできるのかという点は気になるところです。

LINEの非表示は今まで解説してきたように「隠す」機能ですが、それらの点がどうなるのかということやブロックの違いについてご説明します。

LINEの非表示機能は一言でいえば友だちリストから友だちを非表示にする、隠すという機能です。LINEを起動し、一番左の「友だち」というタブには自分のプロフィールの下に友だちリストが一覧で表示されています。そこから友だちを隠す、表示させなくするというのがLINEの非表示機能です。

ブロックとは違い、メッセージや通話を拒否する機能ではなく、単純に名前の表示を隠すだけなのでそれ以外は今までどおりです。

LINEの非表示機能で名前を非表示にするだけではトークルーム自体は今までどおり表示されたままです。トークルームを隠すためには、トークルームの非表示機能を使います。

やり方ですが、まずLINEで非表示にしたいトークルームの名前の上で長押しします。

そうするとこのようなメニューが表示されるので、「非表示」をタップしましょう。

LINEのトークルームを非表示にしても良いか、確認画面になるので、改めて「非表示」をタップしましょう。その上に「トーク内容は削除されません。」という説明があるとおり、LINEのトークルームを非表示にしてもそのトーク履歴は保存されたままになっています。

つまり、LINEの名前の非表示と同じくトークルームを隠すという機能なので、今までのメッセージや写真、動画などは残ります。

LINEの非表示機能では、名前を隠すだけなので通話も今までどおり受けられます。自分からLINEの電話をかけるには一旦非表示を解除して名前を表示させる必要がありますが、受けるだけでしたら今までと変わらずにかかってきます。

LINEの非表示機能は、名前の非表示は名前を隠すだけでトークルームやタイムラインは表示されたまま、通知も受信できるというものなのです。

LINEで非表示にされた場合、どうなるのでしょうか。通知メッセージなどは来るのか、LINEで非表示にされていることを確認することはできるのか、メッセージに既読はつくのかといった点が気になるところです。

LINEで非表示にされた場合これらがどうなるのかを解説します。

LINEで非表示にされた場合、通知のメッセージや何かしらの表示はあるかというと、これはありません。LINEでブロックにされた際もそうですが、特に何の通知も届かないようになっています。

LINEで非表示やブロックしたことが通知されてしまうと今後の関係にも支障が出てしまう可能性があるのでとても気になる点ですが、LINEで非表示やブロックをしても通知は届きませんし、何の表示もされません。

では、通知が来ないのであればLINEで非表示にされたことを確認する方法はあるのでしょうか。その応えですが、LINEで非表示にされたことを確認する方法はありません。

そもそもLINEの非表示機能は自分でLINEを使いやすくするという目的で非表示にして隠すだけであり、メッセージや通話などのコミュニケーションは今までどおりできるものですから、非表示にされた側には何の影響もないからです。

なので、LINEで非表示にされても確認する方法はありませんが、今までどおりトークや通話は可能なので、特に支障はないと考えていいでしょう。

LINEの非表示ではトークルーム自体は「トーク」のタブの一覧に表示されたままになっています。そのため、通常どおりメッセージの送受信はできるため、既読はつきます。

また、LINEのトークルーム自体を非表示にした場合ですが、こちらは相手からメッセージを受信したり通話が来た場合はトークルームが再表示されます。そのため、既読はつきます。

LINEのトークルームは通知が来れば再表示されるようになっているので、非表示にしたい場合はもう一度トークルームの非表示設定をする必要があります。

では、LINEの非表示リストから友だちを削除した場合はどうなるのでしょうか。LINEで名前を非表示にすると、非表示リストに名前が入り、そこから「再表示」と「削除」ができるようになっています。

「再表示」はLINEで非表示にした友だちを解除してもう一度「友だち」タブの一覧に表示させるものですが、「削除」は非表示リストから名前を削除するものです。LINEの非表示リストから削除したらどうなるのかを解説します。

LINEの非表示リストから友だちを削除すると、トークルームではブロック扱いになってしまいます。LINEのトークルームを表示すると画像のように「ブロック解除」の表示があるので、ここをタップするとブロックが解除されます。ですが、ご覧のとおりトーク履歴は残っているので、そのままトークを継続することができます。

実際はブロックとは違い、ブロックリストに名前が移動するわけではなく、名前が削除されます。

LINEの非表示リストから名前を削除するとトークルームではブロックしているかのような表示になってしまいますが、これはブロックとは違います。LINEの非表示リストからブロックリストに名前は移動せず、完全に削除されます。

LINEの非表示リストから削除した友だちをもう一度LINEの「友だち」タブに表示させるにはトークルームから「ブロック解除」をするか、LINE交換などをしないといけません。

LINEの非表示リストから友だちを削除する方法ですが、まず設定メニューから「友だち」をタップします。

「友だち」メニューの中に「非表示リスト」があるので、そこをタップしましょう。

LINEの非表示リストでは名前が一覧で表示され、名前の右側にそれぞれ「編集」というボタンがあります。「編集」をタップすると「再表示」と「削除」が選択できるようになっているので、「削除」をタップしましょう。そうすると名前が消え、LINEの「友だち」タブにも名前は表示されません。

ただしトークルームにはトークが表示されています。

LINEのトークルームで「ブロック解除」をタップすることでもう一度「友だち」タブに名前が表示されます。つまり、トーク履歴が残っていない場合は「ブロック解除」のタップができず、LINEの「友だち」タブに再表示させることができません。

ですので、LINEの非表示リストからの削除には注意が必要です。トーク履歴が残っていない場合は再度LINE交換をするか、共通の友だちに送ってもらう必要があるのです。

では、最後にLINEの非表示を設定する方法を解説します。LINEのトークルームの非表示設定については上の項目で解説しましたが、LINEの名前を隠す非表示とLINEのタイムラインの非表示設定について解説します。

また、LINEのそれぞれの非表示設定を解除して再表示させる方法についても説明します。

では、まずLINEの友だちの名前を非表示にする方法です。LINEの一番左の「友だち」タブを表示させます。LINEの友だちの名前が一覧で表示されます。

LINEの友だち一覧から非表示にしたい人を選択し、名前の上で長押ししましょう。そうするとこのようにメニューが表示されますので、「非表示」をタップしてください。これだけでLINEの友だちの名前を友だち一覧から非表示にすることができます。

こちらはブロックとは違い、LINEの名前を隠すだけなので、トークのやりとりや通話などはできますし、タイムラインも通常どおり表示されます。

では続いて、LINEで非表示にした友だちを再表示する方法です。設定メニューから「友だち」をタップしてください。

そうするとこのように「非表示リスト」がありますので、そこをタップしましょう。LINEで非表示にした友だちの名前をここで確認できるようになっています。

LINEの非表示リストから再表示させたい友だちの名前を探し、名前の右側にある「編集」ボタンをタップしましょう。

このように「再表示」と「削除」が表示されますので、「再表示」をタップしてください。これでLINEの「友だち」タブの友だち一覧に名前が再表示されます。

「削除」をタップしてしまうとLINEの友だち自体から削除されてしまうので、注意してください。

上のほうの項目で解説しましたが、LINEのトークルームを非表示にする機能があります。非表示にしたLINEのトークルームを再表示するには、LINEの「友だち」タブからその人の名前を探してタップします。

そうするとこのようにLINEのプロフィール画面が表示されますので、「トーク」をタップしましょう。これでこの友だちとのLINEのトークルームを開くことができます。

LINEの非表示機能ではトークルームの履歴は保存されたままになっているので、LINEのトークルームを表示するだけで非表示が解除されて再表示されるようになっています。

また、この設定をしなくても、LINEで非表示にしている友だちからメッセージや通話が来ると自動的にLINEのトークルームが再表示されるようになっています。

では、最後にLINEのタイムラインを非表示にする方法を解説します。まずLINEのタイムラインを表示させ、非表示にしたい友だちの投稿の右上にある三点リーダーのアイコンをタップします。

そうするとこのようなメニューが表示されるので、「この投稿者の投稿をすべて非表示」をタップします。ちなみにその上の「この投稿を非表示」では、そのひとつの投稿のみを非表示にするので、その他の投稿は表示されます。

このように確認をされるので、大丈夫でしたら「OK」をタップします。

「OK」をタップすると、このような説明が表示されます。非表示にしたLINEのタイムラインを再表示させる説明が書いてあるので、読んだら「OK」をタップしましょう。

では、非表示にしたLINEのタイムラインを再表示させる方法を解説します。まずは設定メニューから「タイムライン」をタップしましょう。

次に「タイムライン非表示リスト」をタップします。

「タイムライン非表示リスト」には非表示設定にした友だちの名前が一覧で表示されます。再表示させたい友だちの名前の右側の「非表示解除」をタップします。

「非表示解除」をタップするとこのようなメッセージが表示されます。LINEのタイムラインで非表示にした友だちを再表示させると、過去の投稿などは表示されず、次の投稿から表示されるようになります。ですので、過去のLINEのタイムラインの投稿を見るにはその友だちのホームから見るということになります。

今回はLINEの非表示について解説しました。LINEの非表示はブロックと違い、拒否ではないのでメッセージや通話は今までどおりで、タイムラインも表示されます。たくさんいる友だちの中からよく連絡を取る友だちを見つけやすく、使いやすくするための機能なので、便利に使ってLINEを快適に利用してください。