2020年04月22日更新
NTT東日本/IPAが「シン・テレワークシステム」を無償提供!
あのNTT東日本/IPAが「シン・テレワークシステム」を共同で無償提供すると発表をしました。「シン・テレワークシステム」を自宅のPCで利用する方法やアカウント登録不要について詳しく説明します。無償の「シン・テレワークシステム」の概要についても解説します。
目次
NTT東日本とIPAは登録不要の「シン・テレワークシステム」の無償提供を開始する
NTT東日本とIPAが2020年4月21日に、シンクライアント型VPNを用いた「シン・テレワークシステム」を共同開発したと発表をし、サービスを現在開始しています。
この「シン・テレワークシステム」は実験段階ということで無償で提供を開始すると発表をしています。最近新型コロナウイルスの深刻な感染拡大によって、政府の緊急事態宣言や在宅勤務への社会的要請を受けて、このシステムを開発したという背景があります。
今回のNTT東日本とIPAが共同開発した「シン・テレワークシステム」を利用することで、自宅でも職場の業務を可能にすることができるかもしれません。
自宅のPCに専用アプリをインストールさせることで「シン・テレワークシステム」が使える
「シン・テレワークシステム」は、 職場や学校などにあるリモート操作をしたいPCと、自宅のPCに専用アプリをどちらにもインストールすることで、リモート先のPC画面を自宅にいながら操作をすることができるような仕組みになっています。
ルーター、あるいはファイアウォールの設定やアカウントは一切不要となっていて、セキュリティ面での問題である通信の安全性は、SSLによる暗号化で防止されていますので、セキュリティ面も安心です。
「シン・テレワークシステム」は無償でかつ、アカウント登録不要で使えますので、アカウントの登録が面倒な人でも、簡単に職場のPCを自宅のPCで使えますので一度使ってみてはいかがでしょうか。
「シン・テレワークシステム」常時品質が保証される通信サービスとは現状なっていない
今回提供をしている「シン・テレワークシステム」は、常時品質が保証される通信サービスとは現状なっておらず、あくまでも開発中のプログラムから中継システムの技術向上を目的としている段階ですので、問題が何かしら発生するかもしれません。
一方で、開発側は不具合があった場合には早急に改善を試みると宣言していますので、問題は徐々に改善されるように努力しているとうたっています。
ファイルの転送を禁止するバージョンも同時に提供すると発表
「シン・テレワークシステム」は、企業のセキュリティポリシーを考慮して、ファイルの持ち出しを不可にするファイルの転送を禁止するバージョンも同時に提供すると発表しています。
職場のPCを自宅でリモート操作する場合は、ファイルの転送などを誤って行わないようにセキュリティを高めることができます。
ファイルの転送によって、情報が漏れる心配がないので、大企業などはファイルの転送を禁止するバージョンをダウンロード・インストールすることをおすすめします。
Webサイトおよびダウンロード方法
「シン・テレワークシステム」のダウンロード方法は以下のURLからダウンロード・インストールをすることができます。
本Webサイト |
https://business.ntt-east.co.jp/service/thintelework-system/?_ga=2.90246938.1061480303.1587539136-1778885812.1587539136 |