2020年04月24日更新
Googleアシスタントの「反応感度」の調整が可能に!
GoogleがGoogleアシスタントの「反応感度」の調整が可能となる機能追加を行うことを発表しました。今後はGoogleアシスタントの「Hey Google」というウェイクワードに反応する感度を調整する設定を行うことが可能となります。
目次
Googleアシスタントの「反応感度」の調整が可能となる機能追加を行うことを発表
Googleが、サービス提供を行っている「Googleアシスタント」の「反応感度」の調整が可能となる機能の追加を行うことを発表しています。
従来、Google HomeやNest mininなどのGoogleアシスタント対応スマートスピーカーにて「Googleアシスタント」を起動する際には、「Hey Google」というウェイクワードにて呼びかける必要があります。
今回の機能追加により、「Googleアシスタント」にて、「Hey Google」というウェイクワードに反応する感度を調整ができる機能が追加されています。
Finally, the Google Home app is about to add "Hey Google" sensitivity options for each Google Assistant device.https://t.co/a7R2pxLCLI pic.twitter.com/LJ6GpAj7CY
— Mishaal Rahman (@MishaalRahman) April 21, 2020
「Googleアシスタント」の「反応感度」の調整が可能となる機能追加を行った経緯について
Googleアシスタント対応スマートスピーカーを利用しているユーザーであれば、「OK Google」や「Hey Google」と呼びかけていないのに、「Googleアシスタント」が反応して起動してしまったことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「Googleアシスタント」が、「反応感度」の調整が設定にて可能となることで、「Googleアシスタント」が誤って起動してしまうことが防げるようになります。
「感度調整機能」設定を導入する目的について
「音声アシスタント」では、「OK Google」や「Hey Google」といったホットワードで、「音声アシスタント」を起動すると、その言葉に続いて呼びかけたコマンドを録音し、認識精度向上のために、データが収集されています。
このようなデータ収集に関して、プライバシー保護の観点から、指摘を受けていることもありますが、Googleでは、集めたデータが、誤った起動であると判断された場合、データの削除を行っていると説明しています。
Googleが、ホットワードの感度調整機能を導入する目的としては、Googleアシスタントの誤起動を減らすためとみられています。
「Hey Google」などの感度調整機能を利用するメリットについて
Googleのスマートスピーカー「Google Home」シリーズでは、感度調整機能を利用することで、「OK Google」・「Hey Google」などと呼び掛けたときに反応する感度を、3段階にて調節できるようになります。
これにより、今まで「Hey Google」と呼びかけても、反応してくれなかった場合や、呼び掛けてないのに、誤って反応したりすることを防げるようになります。
「Googleアシスタント」を利用する際の注意点
「OK Google」や、「Hey Google」などと呼び掛けても、「Googleアシスタント」が起動しない場合もあるようです。
起動しない原因については、反応する感度の問題である場合もありますが、往々にして、物理的に不具合を起こしていていることが原因となっている場合もあります。
解決するためには、「設定」状況を確認するか、「OK Google(オーケー、 グーグル)」もしくは、「Hey Google(ヘイ、グーグル)」と正しく呼びかけてみるようにしましょう。
「Googleアシスタント」では、これまで、話しかけてないのに、リビングのスマートスピーカーが、突然、「よくわかりません」と反応することが度々ありました。
今回の、新機能追加により、「Googleアシスタント」が誤って起動することが減少すると想定されています。これにより、スマートスピーカーを利用するユーザーも増えてくるかもしれません。