2019年08月14日更新
【Twitter】リプライでの新機能をテスト中!特定ツイートだけ通知!
Twitterは8月9日、特定のツイートに対するリプライを通知する機能をテスト中であることを明らかにしました。今回Twitterでテスト中の機能は、話題になっているツイートの動向をチェックしたい時などに、1つのツイートに連なるリプライの通知を受け取れます。
Twitter、特定ツイートへのリプライ通知機能をテスト中
Twitterは利便性を高めるために様々な新機能を開発していますが、今回特定のツイートに対して通知する機能を一部のiOSおよびAndroidユーザーに対してテスト中であることを8月9日に明らかにしました。
これまで特定のアカウントの全ツイートを通知する方法はありましたが、特定のツイートのみを通知する方法はありませんでした。
この機能は気になるスレッドが追加された際に通知を受け取れる購読機能のテストに続くものです。会話の「流れ」に重きを置いた機能に対して、今回の機能は特定ツイートを中心とした「広がり」に着目したものと言えるでしょう。
You probably have notifications on for your must-follows. Now you can get notifications when there’s a new reply to a Tweet you’re interested in! We’re testing this on iOS and Android now. pic.twitter.com/MabdFoItxc
— Twitter (@Twitter) August 8, 2019
この機能は、特定のツイートを表示した際に右上にある「ベルボタン」をタップすることによってそのツイートに対するリプライ(返信ツイート)を通知することができる、というものです。
この機能が有効になっている場合は、モバイルアプリでツイートを表示している時画面の右上隅にベルボタンが表示されます。ベルボタンをタップすると3つのオプションが現れ選択できます。
1つ目は「トップの返信を購読」、2つ目は「全ての返信を購読」、3つ目は「返信機能をオフにする」をベルボタンで選択できるオプションです。これによりって会話に加わったりツイートに返信したりしなくても、最新のリプライを追っていけるわけです。
Twitterの説明によると「トップ」にはツイートした発言主、その人が言及した人、およびユーザー本人がフォローしている人からの返信が含まれると言います。
もしその通知を読むに値するリプライに絞りたい場合は「トップ」、ネットのざわめきのような空気を捉えたければ「全て」のオプションを選択するとよさそうです。
Twitterは利便性を高めるために様々な新機能を開発中
今年2月末からTwitterは会話の見やすさを重視したベータプログラムを発表しました。そして3月初めには会話の健全性や透明性を目指して嫌いなリプライを隠せる機能を開発中と明かされています。
この新機能は、自分のツイートに対する返信をユーザーが選択的に隠せるというものです。隠したリプライは他のユーザーからも見えなくなりますが、メニューから選んで再表示できます。
これはツイート主が不同意のリプライを隠せるようにしつつ、第三者はメニューから表示可能として透明性を保ち健全性のバランスを取る機能とされています。
さらに4月にはスレッド内の各ツイートにラベル表示機能をテスト中であることを明かしました。これは誰がスレッドを開始したのかを示し、スレッドを分かりやすくするための機能です。
6月にはスワイプでリスト表示を切り替えられる新機能など、Twitterは数々の意欲的な試みのテストを打ち出しています。
「Twitterのタイムラインはユーザー本人が作るもの」と言われますが、単にツイートの時系列的な並びに留まらず、ユーザー自らが好きな切り口でツイートを収集するキュレーション的な方向を目指しているのかもしれません。