2021年07月02日更新
FileSum(ファイルサム)の使い方!フォルダ容量を表示できるフリーソフト
WindowsでPCの容量が不足しそうになったらFileSum(ファイルサム)を使ってみましょう。FileSumでは、フォルダ容量のサイズがひと目でわかるので、どこで容量を圧迫しているのか簡単に把握できます。FileSumの使い方を解説します。
【Windows】FileSum/ファイルサムの使い方
Windows PCを使っていて、ストレージの容量が足りなくなりそうで困っている方も多いことでしょう。HDDやSSDの容量が足りなくなりそうなときに、ストレージの中身を整理したくても、どのフォルダを整理したらいいのか見当がつかないこともあります。
そんなときに、どのフォルダが特に容量を圧迫しているのか計測してひと目で表示できるツールがあると便利です。FileSum(ファイルサム)とは、そんなときに使うととても便利なフリーソフトです。
この記事では、FileSumとはどのようなソフトで、使い方はどうしたらいいのか詳しく解説します。
FileSumでできること
FileSumとはどのようなソフトで、どのようなことができるのでしょうか。
フォルダの容量/サイズを表示
FileSumとは、Windows PCで指定したドライブに格納されているフォルダの容量を計測して、サイズの大きい順に表示してくれるフリーソフトです。フリーソフトなので、完全無料で利用できます。
フォルダを容量の大きな順番に表示してくれるだけではなく、棒グラフも表示してくれるので、特に容量を圧迫しているフォルダがどれなのか視覚的に把握できます。FileSumを使えば、どのフォルダを整理すればいいのかをひと目で把握しやすいので、ストレージ不足に悩んでいるのであればぜひ使ってみましょう。
FileSumの使い方
FileSumの使い方について詳しく解説します。FileSumをダウンロードしてWindowsにインストールするところから、実際にフォルダのサイズの容量を計測して表示するまでの手順を見ていきましょう。
ダウンロード/インストール手順
まずはFileSumをダウンロードしてWindowsにインストールしていきましょう。
上記のリンクからFileSumのダウンロードページへ入り、「ダウンロードはこちら」をクリックします。「ダウンロード」のボタンを何度か押していくと、ダウンロードページへ入るので、そちらからインストーラーが入ったzipファイルをダウンロードします。FileSumのダウンロードページからダウンロードしたzipファイルを解凍して開きます。
起動
FileSumのダウンロードして解凍したフォルダの中の「FileSum.exe」をクリックするだけで、特にインストールする手間も必要なくFileSumが起動します。
計測
FileSumで実際にフォルダのサイズを計測してみましょう。
起動したFileSumの「START」をクリックします。
すると計測を開始します。
解析結果の確認
計測が完了したら、解析結果がFileSumの画面に表示されます。
左側にフォルダツリーが表示され、その右側にそれぞれのフォルダが使っている容量のサイズが表示されます。容量のサイズ、割合、ファイルの数が容量の大きいフォルダの順番で表示されます。
表示単位を変更する方法
FileSumではデフォルトの状態では、最小単位の1Byteで容量が表示されていますが、設定すればフォルダ容量の表示単位を変更できます。表示単位を変更する方法は次のとおりです。
メニューバーの「表示」をクリックして「表示単位」から変更します。
例えばG(1000000000Bytes)に変更すると、同じ容量の表示でも数字が大幅に小さくなって表示されます。
FileSumで変更できる単位は次のとおりです。
- 1Byte
- 1K(1000Byte) = 1KB(キロバイト)
- 1K(1024Bytes) = 1KiB(キビバイト)
- 1M(1000000Bytes) = 1MB(メガバイト)
- 1M(1048576Bytes) = 1MiB(メビバイト)
- 1G(1000000000Bytes) = 1GB(ギガバイト)
- 1G(1073741824Bytes) = 1GiB(ギビバイト)
「KB」および「MB」と「KiB」および「MiB」の違いは、10進法か2進法かの違いです。私達にわかりやすいのは10進法なのでKB/MB/GBで表示されますが、コンピュータでは2進法が使われているので、実際のコンピュータ上の数値はKiB/MiB/GiBになります。