Android 9 Pieの新機能や特徴・変更点・不具合まとめ

「Android 9 Pie」(Android P / Android Pie)の新機能や特徴、変更点、不具合の紹介や、「Android 9 Pie」(Android P/Android Pie:パイ)対応端末リスト、アップデート方法について紹介します。

Android 9 Pieの新機能や特徴・変更点・不具合まとめのイメージ

目次

  1. 1Android 9 Pieとは?
  2. スマホ向けの新しいソフトウェアプラットフォーム
  3. 2Android 9 Pie/パイの特徴
  4. 自律的に端末が学習する
  5. 3Android 9 Pie/パイの新機能や変更点
  6. Adaptive Battery
  7. App Action
  8. Slices
  9. Digital Welbeing
  10. ジェスチャーナビゲーション
  11. 4Android 9 Pie/パイのアップデート対象機種
  12. 対象機種一覧
  13. 5Android 9 Pie/パイの不具合
  14. ステータスバーの表示崩れ
  15. Android 9 Pieに非対応のアプリがある
  16. 6Android 9 Pie/パイのアップデート方法
  17. アップデートが配信されるタイミング
  18. アップデートを確認する方法
  19. アップデートをインストールする手順
  20. 併せて読みたい!Androidに関する記事一覧

Android 9 Pieとは?

Android

「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」(パイ)はAndroidOSに対応した端末にインストール出来る最新OSです。

本記事では、OSのアップデートにより追加されたいくつかの新機能と特徴の紹介、現時点で判明している不具合、アップデートのインストール方法までを一通り紹介します。

スマホ向けの新しいソフトウェアプラットフォーム

pie

「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」(パイ)はスマートフォン向けのソフトウェアプラットフォーム(OS)である「Android」の最新バージョンです。

 

Androidはこれまでバージョンによって、「Kitat(Android 4.4)」や「Marshmallow(6.0)」、「Oreo(8.0/8.1)」など、お菓子に由来するコードネームが用いられてきました。

 

2019年1月現在、最新バージョンである「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」では「P」を頭文字とする「Pie」(パイ)が採用されました。

 

今回は「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」(パイ)の特徴や新機能の紹介、旧バージョンとの変更点、不具合やアップデート・インストール方法まで紹介します。

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Android 9 Pie/パイの特徴

はじめに、「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」(パイ)の新機能と特徴について概要を紹介します。

自律的に端末が学習する

AIによる自律的な学習

「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」(パイ)でOreo(8.0/8.1)までの旧バージョンと大きく異なるところは、AIによって端末自身が自律的に学習する新機能を多く盛り込んでいるところです。

 

AIによる自律的な学習と言ってもどのような進化をしたのかが分かりにくいですが、一言で言うと端末を使用するユーザーの行動をAIが学び、自身の動作を最適化します。

 

わかりやすい機能では「Adaptive Battery(バッテリー最適化)」と「Adaptive Brightness(画面の明るさ最適化)」等が特徴として挙げられます。

 

ユーザーが利用するアプリやサービスの利用頻度や使用する環境などを学習して、バッテリー消費や画面の明るさを自動的に調整を行います。画面の明るさに関してはユーザーの微調整も学習してくれます。

生活に馴染むOSへ

ユーザーがどのように生活の中でアプリを使用するのか「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」(パイ)が生活パターン(アプリを起動する順番や状況)を学び、ユーザー次の行動を推測してくれるような機能もあります。

 

「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」(パイ)ではAIが自律的学習をすることにより、使い込むほどに生活に馴染む(生活に最適化)OSになったということです。

 

「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」(パイ)の新機能や変更点を紹介します。

Android 9 Pie/パイの新機能や変更点

Android 9

本項では「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」(パイ)に追加された新機能と特徴をそれぞれ紹介します。

Adaptive Battery

Adaptive Battery

AIによるバッテリー最適化

これまでのAndroidOSはバッテリーの持ちが大きな課題のひとつでした。Androidは様々なメーカーが採用しているので機種によってもまちまちですが、ハイスペックな仕様の端末はバッテリー消費が激しい傾向にあります。

 

「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」(パイ)の特徴でも紹介した目玉の新機能のひとつである「AIによるバッテリー最適化」が「Adaptive Battery」(アダプティブバッテリー)です。

 

この機能をONにすると、AIが端末の状態を判断して、バッテリーが長時間持つように自動的に調整してくれます。ON/OFFしかユーザー側からは設定が出来ないので、ONにした場合の調整はAIにお任せです。

アプリの使用状況をAIが分析

具体的な仕組みとしては、アプリの使用状況を分析して「使用中のアプリ(もしくは次に使いそうなアプリ)」「近々使われそうなアプリ(ワーキングセット)」「よく使用されるアプリ」「たまにしか使用しないアプリ」のようにAIが分類します。

 

分類されたアプリに対してそれぞれ制限を設定し、バックグラウンドでの動作を停止したり、ネットワークへの接続の停止等、バッテリー消費の要因になる動作を中心に制限(調整)をします。

 

特にAIの学習が生きてくるのが「近々使われそうなアプリ(ワーキングセット)」です。Gmailが使用されたらカレンダーに予定を入れるだろう、ニュースを閲覧したらメモを取るだろう、といったアプリを使用する順番も予測します。

Adaptive Brightness

また、バッテリーの最適化の一端を担う新機能である「画面の明るさの自動調整」機能「Adaptive Brightness」(アダプティブブライトネス)にも注目です。

 

この機能もユーザー側ではON/OFFしかなくAIにお任せになりますが、使用中のアプリや周囲の明るさなどから、画面の明るさを自動調節する特徴があります。

 

動画用のアプリなど明るさが必要なアプリを起動した場合は明るくしてくれるので、手動で調節する手間が省けるようになります。

 

どちらもユーザーの行動や状況の解析により最適化が進むため、使い込んでいくことで徐々にかゆいところに手が届く端末になっていきます。

App Action

App Action

「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」の「App Actions」はユーザーの行動から次に使うアプリやサービスをAIが学習し、サジェスト(先読み)してくれる新機能です。

 

具体的な例を挙げると、端末にヘッドフォンを接続すると、画面によく電話している相手のカードと、普段使用している音楽再生アプリのお気に入りのプレイリストのカードが表示されます。

 

AIが先読みで提示したカードの内容が正しければ、ユーザーは自分でアプリを選ぶ工程をスキップでき、そこからワンタップで次の行動に移れるというわけです。

「App Actions」の対象となるアプリは?

「Android 9 Pie」(Android P/Android Pie)の「App Actions」機能によるサジェストの対象となるのはホーム画面やスマートテキスト選択、Google Playストア、Google検索アプリ、Googleアシスタントなどです。

 

今回の「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」の実装ではOSが持つ基本的な機能上での誘導が前提となるようですが、将来的にAIの分析の精度が上がっていけばその他の場面でもAIがアシストしてくれるようになるかもしれません。

Slices

Slices

「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」の「Slices」(スライス)は上述した「App Actions」と似た機能のひとつで、AIがユーザーの行動先読み予測して情報を収集してくれる新機能です。

 

「App Actions」機能はユーザーの行動に特化して次の動作の最適化をするものでしたが、「Slice」機能はユーザーのテキスト入力の前後の文脈を読み取って動作する特徴があります。

「ユーザーが知り得たいと思われる情報」をAIが先回り

具体的な例を挙げると「東京 仙台」というキーワードでGoogle検索をした場合、ユーザーが普段使用している乗り換え検索アプリによる結果(移動時間や乗り換え回数、移動費のような情報)が、他の一般的な検索結果と一緒に表示されます。

現在も乗り換え検索サービスで検索すれ同じ結果をユーザーは得ることが出来ますが、リンク先の検索結果を1回目の検索ですでに表示する(欲しいであろう情報を先回りする)点がキモで、専用のアプリのインストールも不要です。

 

「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」では「このワードを検索したユーザーが知り得たいと思われる情報」をAIが先回りして収集し示してくれます

Digital Welbeing

Digital Welbeing

「Digital Wellbeing」(デジタルウェルビーイング)機能は、スマートフォンの利用状況をレポートしてくれるスマートフォンの利用状況の可視化ができる新機能です。

 

iPhoneやiPadなどのAppleのiOS機器にも「スクリーンタイム」という似た機能があり、どちらもスマートフォンの使いすぎ抑止を目的としています。

 

「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」(パイ)の「Digital Wellbeing」機能は、どのアプリをどれぐらいの頻度で利用しているか、どれだけ通知を受け取っているか、日に何回スマホをチェックしているのかなどを簡単に確認できる点が特徴です。

アプリタイマー

どのアプリをどれぐらい使っているかが分かれば、スマホゲームやSNSにどれぐらい時間が取られているかが客観的に判るようになるので、スマホ中毒を抑止する働きが期待されます。

 

ついつい触ってしまうアプリに利用時間の条件を設ける「アプリタイマー」や、画面を徐々に暗くして入眠を促す「おやすみモード」就寝時の通知をブロックする「サイレントモード」機能もあります。

 

スマートフォンに促されてオフラインの時間を増やすことは、なんだか不思議な気持ちになりますが、SNS中毒の増加や繋がり疲れが指摘される昨今、時代を反映した機能かもしれません。

ジェスチャーナビゲーション

ジェスチャーナビゲーション

「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」目玉機能のもうひとつが「ジェスチャーナビゲーション」(新ナビゲーションバー)です。

 

Android4.0以降のOSではこれまで「戻る」「ホーム」「タスク(アプリの履歴)」の3つのナビゲションキー(システムキー)を「ナビゲーションバー」として画面の端に表示する仕様でした。

 

「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」ではこのナビゲーションバーが刷新されました。


大きな変更点は、「ホームとタスクの統合」「不要な時は戻るキーを表示しない」「画面の自動回転をオフにしている場合に画面の向きを固定する機能の追加」です。

便利な画面の向きを固定する機能

画面の向き

タスクキーで表示させていたアプリの履歴は、「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」ではホームキーを情報スワイプすると表示されます。これがジェスチャーナビゲーションです。戻るキーは必要に応じて表示されます。

 

「画面の向きを固定する機能」は少し分かりにくいですが、横表示にも対応しているアプリを使用している状態で横に端末を倒した時に、画面の自動回転機能を手動で有効にしなくても、そのアプリに関しては横表示に固定できるボタンが表示されます。

 

「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」の目玉機能として紹介したこのジェスチャーナビゲーション機能はGoogleのスマートフォン「Pixel3」や「Pixel3 XL」では全面的に採用されています。

新ナビゲーションバーへの対応は?

Androidの場合機能を採用するかはある程度メーカーに裁量があり「Android 9 Pie」(Android P/Android Pie)をプリインストールするサードパーティ製の端末でも新ナビゲーションバーに対応していなければ使えません

 

いち早く「Android 9 Pie」(Android P/Android Pie)のプリインストールを発表したXperiaシリーズ最新フラグシップモデル「Xperia XZ3」や、Huaweiの「 Mate 20 Pro」では新しいナビゲーションバーは非対応です。

 

シャープ「AQUOS zero」「AQUOS R2 compact」は今回採用された新ナビゲーションバーを標準に、設定を変更すれば従来仕様のナビゲーションバーも使えるようにしています。

新ナビゲーションバーが普及しない理由は?

採用されない理由としては、操作感がこれまでと大きく変わってしまうためユーザーの戸惑いを無くすためにあえて採用しなかったことが考えられます。

また、AndroidはiOS異なりメーカー独自のカスタムも可能なので、
「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」と自社開発のホームアプリとの親和性も関係がありそうです。

 

「Android 9 Pie」(Android P/Android Pie)に対応するサードパーティ製の端末がどのような扱いをするかはメーカー次第というところなので、自分が持っている端末がどのような対応になるかは、メーカーのアップデート情報等で確認が必要です。

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Android 9 Pie/パイのアップデート対象機種

本項では「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」(パイ)のインストールが可能な機種について紹介します。

対象機種一覧

各キャリアの「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」対応状況を紹介します

NTTドコモ「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」対応端末

<発売時点で「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」搭載機種>

  • Xperia XZ3 SO-01L
  • Google Pixel 3
  • Google Pixel 3 XL

 

<「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」アップデート予定スマートフォン>

  • AQUOS R2 SH-03K
  • AQUOS R SH-03J
  • AQUOS sense SH-01K(docomo with)
  • AQUOS sense2 SH-01L(docomo with)
  • arrows NX F-01K
  • arrows Be F-04K(docomo with)
  • Galaxy S8 SC-02J
  • Galaxy S8+ SC-03J
  • Galaxy Note8 SC-01K
  • Galaxy S9 SC-02K
  • Galaxy S9+ SC-03K
  • Galaxy Note9 SC-01L
  • Galaxy Feel2 SC-02L(docomo with)
  • HUAWEI P20 Pro HW-01K
  • LG Style L-03K(docomo with)
  • V30+ L-01K
  • Xperia XZ Premium SO-04J
  • Xperia XZ1 SO-01K
  • Xperia XZ1 Compact SO-02K
  • Xperia XZ2 SO-03K
  • Xperia XZ2 Premium SO-04K
  • Xperia XZ2 Compact SO-05K

 

<「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」アップデート予定タブレット>

  • arrows Tab F-02K
  • dtab d-02K

au「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」(パイ)対応端末

<「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」アップデート予定スマートフォン>

  • Xperia XZ2 SOV37
  • Xperia XZ2 Premium SOV38
  • Xperia XZ1 SOV36
  • Galaxy S8+ SCV35
  • Galaxy S8 SCV36
  • Galaxy Note8 SCV37
  • Galaxy S9 SCV38
  • Galaxy S9+ SCV39
  • Galaxy Note9 SCV40
  • AQUOS R SHV39
  • AQUOS sense SHV40
  • AQUOS R compact SHV41
  • AQUOS R2 SHV42
  • AQUOS sense2 SHV43
  • HTC U11 HTV33
  • isai V30+ LGV35
  • LG it LGV36
  • Qua phone QZ
  • HUAWEI P20 lite HWV32

ソフトバンク・ワイモバイル「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」(パイ)対応端末

ソフトバンク・ワイモバイルは「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」へのアップデート情報は大々的には公表していません。

 

ただし、ソフトバンクが発売するGoogleのPixel 3/Pixel 3 XLは勿論対応していますし、Xperiaシリーズのような3キャリアに跨って発売している端末に関してはアップデートされる可能性が高いです

Simフリー「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」(パイ)対応端末

Simフリーのスマートフォンについては特定のキャリアがないので、メーカーのWEBサイト等での「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」へのアップデートの告知を確認する必要があります

Android 9 Pie/パイの不具合

これまで「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」(パイ)の新機能や特徴等の良い面を見てきましたが、ここでは現時点で判明している不具合について紹介します。

AndroidはiOSとは異なり様々なスマートフォンが対応しているので、OSの不具合なのか、インストールしているアプリの不具合なのか、持っている端末固有の不具合なのか等の見分けにくいです。

実際にどのような不具合かは、端末ごとに異なる場合があるのでOSの不具合であるかの判断は実際のところ難しいですが、判明してる情報として参考にしてください。

ステータスバーの表示崩れ

画面の上部のステータスバー上のアイコンが、ごくまれに重なって表示されてしまう不具合が「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」(パイ)で確認されています。

 

毎回ではなく、一定の条件下でこの不具合が発生してしまうようですが、どのような条件で発生するのか、発生する機器が決まっているのか等ははっきりとは分かっていません。

Android 9 Pieに非対応のアプリがある

Androidに限らずどんなOSでも最新の環境に対応できないアプリは出てきます。

 

長く更新をされていないアプリの場合は、OSの仕様変更に対応できない場合もあるので、「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」の不具合によるとものと言えるかは微妙ですが、全てのアプリが対応しているわけではありません。

 

対応状況はアプリごとに異なるので、アップデート後にどうしても動作しないと困るアプリがある人は、OSのアップデートをする前に「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」(パイ)に対応しているか個別に確認が必要です。

Android 9 Pie/パイのアップデート方法

「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」(パイ)のアップデートをインストールする方法やチェックポイントを紹介します。

アップデートが配信されるタイミング

「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」(パイ)のアップデートをインストールする方法やチェックポイントを紹アップデートが配信されるタイミングは使用している端末ごとに異なります。

 

最初から「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」を搭載しているGoogleのPixel3・Pixel 3 XLや、Xperia XZ3等でなければ、メーカーやキャリアの準備が出来次第ということになります。

 

アップデート時期の告知の有無もキャリアや端末によるので、気になる場合は情報が公開されていないか個別にチェックしてみてください。

介します。

アップデートを確認する方法

「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」へのアップデートの有無はキャリアや端末のメーカーサイトで確認する方法の他に、準備ができると端末側からアップデートが出来る旨の通知が来ます。

ソフトウェアアップデートをタップ

(端末の)「設定」→「端末情報」→「ソフトウェアアップデート」を開きます。

今すぐ更新をタップ

「今すぐ更新」をタップします。更新できる内容があれば、「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」のアップデートファイルのダウンロード、インストールと案内があります。

アップデートをインストールする手順

OSアップデート手順

最後に、「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」(パイ)にアップデートが来た場合の手順について紹介します。

OSのアップデートは通常の不具合の修正やセキュリティアップデートのような小さな更新ではなく、大規模なアップデートが行われます。そのため、事前の準備もしっかり行う必要があります。

「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」へのアップデート前のチェックポイントも紹介するので、参考にしてください。

「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」アップデート前のチェック項目】

 
  • Wi-Fi環境、またはパソコンと接続した状態(Xperia)でアップデートをすること
  • 更新プログラムをインストールするための空き容量が充分に確保されているか
  • 不慮のアクシデントに備えて大切なデータは事前にバックアップを取っておく
  • 端末のバッテリーは70%以上充電されていること(バッテリー残量が少ないと出来ない)
  • 故障の原因にもなるため途中スマートフォンやパソコンの電源を切らない
  • アップデート中はすべての機能を利用することができない(連絡待ちのようなタイミングでは行わない)
  • Android旧バージョンへ戻すことはできないので自己責任で行う。

OSのアップデート方法概要

「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」(パイ)へののアップデート方法は、自動通知から行う方法と、手動で一から行う方法の2種類があります。

自動通知から行う方法は、「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」へのアップデート通知をタップすることで画面の指示に従って操作します。

 

 「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」に手動でアップデートを行う方法は、端末のメニューからアップデート画面を開きます。誤って自動通知を削除してしまった場合も手動でアップデートする方法になります。

OS手動アップデート方法は?

Androidスマートフォンは端末ごとにメニューの名前が異なる場合があります。大まかな流れを一例として下記に紹介しますが、自分の持っている端末の詳細なアップデート方法はメーカーが用意する案内を参照してください。

【OSアップデートのインストール手順】

 

  1. (端末の)「設定」→「端末情報」→「ソフトウェアアップデート」を開きます。
  2. 「今すぐ実施」を選んで更新ファイルのダウンロードを行います。
  3. ファイルのダウンロード後、インストールの確認画面になります。
  4. 「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」にアップデート完了です。

いかがでしたか。本記事では「Android 9 Pie(Android P/Android Pie)」(パイ)の新機能・不具合、アップデート対応機種と、具体的なアップデートに関する内容を紹介しました。

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この記事のライター
みはるん

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