2018年12月10日更新
Googleマップの使い方・便利機能20選!意外と知らない見方を解説!
Googleマップの基本的な見方や使い方から、意外と知られていない目からウロコの見方や使い方まで様々な機能をご紹介します。 また、明日から使える知っていて損はないGoogleマップの便利機能や便利な使い方も数多くお教えします。
Googleマップの基本操作や便利機能を解説!
意外と知らないテクニックも多数?
スマホが普及した今、Googleマップはスマホ初心者から上級者まで、たくさんの人が利用している超有名アプリです。
多くの利用者がいるにもかかわらず、ほとんどの人が目的地を検索して、ナビ案内をしてもらうという基本的な使い方しかしていないと思います。
今回は、そんなGoogleマップの基本の使い方はもちろん、知っていると便利な活用テクニックや、意外と知らない便利な機能を紹介していきます。
Googleマップの使い方・基本操作8選!
まずはGoogleマップのアプリを使う上で、絶対に知っておくべき基本の使い方を案内していきます。
現在地の確認方法
現在自分のいる場所を確認する使い方です。
ナビなど、ほとんどのGoogleマップの基本機能を使うときも同じですが、まずはスマホのGPS機能がONになっており、Googleマップのアプリ上でGPSを使用できるように設定していなければなりません。
その上でGoogleマップを開いて、下の画像右下の矢印で示した目玉のようなマークをタップします。
すると画面が移動し、中央に青い丸で自分の現在地が表示されます。
ナビ機能の使い方
1番よく利用するであろう、基本のナビ機能の使い方です。
上部の検索窓に目的地の名前や住所を入力します。
すると目的地にピンがドロップされ、左下に開始ボタンが現れるのでタップします。
このとき、開始ボタンの横の経路ボタンをタップすると、車・公共機関・徒歩を切り替えることができます。
開始をタップすると、現在地から青いラインで道順が表示され、ナビと同時に音声案内も始まります。
下部には目的地までの距離と、目的地までの推定時間が表示されます。
ストリートビューでより詳しく見る
Googleマップにはストリートビューという機能があります。
これを使うと実際にそこに立っているかのように写真で360°見回したり、歩くようにその場から移動したりできます。
使い方は、先程と同じ要領で目的地や詳しく見たい場所を入力し、ピンをドロップさせます。
次は、画面中央左側にある小さな正方形の小窓をタップします。
するとピンをドロップした周辺の景色に切り替わります。
この画面で上下左右にスワイプすることで360°見回したり、地面の青いラインに沿ってスワイプすることで歩くように移動することもできます。
しかし、この操作はどんな場所でも使用できるわけではなく、Googleのストリートビューチームが車や徒歩での撮影を終えている場所に限るので、とても細い路地などは入っていけない場合もあります。
マイプレイスにお気に入りの場所を保存
自分のお気に入りの場所やよく行く場所を、マイプレイスとして保存する基本機能です。
保存したい場所を検索したら、下部のウインドウを上に引っ張ります。
その中にある保存をタップして、「お気に入り」「行きたい場所」「スター付きの場所」もしくは自作のリストから保存場所を選択します。
保存ができたら、メニューのマイプレイスから確認することができます。
コンパスで向いている方向を確認
Googleマップでは、現在地だけでなく、スマホの各種センサーを利用して今自分が向いている方向(正確にはスマホの上部が向いている方向)を知ることができます。
初期状態では画面上部が北に固定されており、この状態でも現在地の青丸から出る扇状のグラデーションが向いている方向が現在自分が向いている方向となっています。
もう少し分かりやすくなる使い方として、現在地が表示された状態で現在地取得ボタン(画面右下の目玉のようなマーク)を再度タップします。
すると、地図が立体のようになり、画面上部が北ではなく自分の向いている方向へと変わります。
このとき、画面右上にコンパスが表示され、赤い針の向きで自分の向いてる方向の東西南北を知ることができます。
色々なキーワードで検索
検索機能が充実していることもGoogleマップの大きな強みです。
ピンポイントで目的地の施設名や住所を入力するのもいいですが、「コンビニ」や「ガソリンスタンド」「ATM」などと検索すると近くの施設が表示されるのは意外と知らない使い方です。
航空写真・3Dの立体表示
Googleマップアプリでは、基本のイラストでの地図表示だけでなく、航空写真モードや建物を3Dに表示する機能もあります。
まず、地図を航空写真に変更するテクニックです。
右上の地図表示変更ボタンをタップします。
デフォルトから、航空写真をタップして変更します。
すると、表示が航空写真に切り替わり、よりリアルな地図を確認することができます。
続いては、デフォルトのイラストの地図で、地図を3D表示するテクニックです。
この機能は意外と知らない人も多いと思います。
デフォルトの地図画面で、画面を二本指でスワイプします。
画面が傾いていき、ビルなどの建物が3Dで表示されます。
入り組んだ場所などではこの表示方法を使うことで、まわりの建物との位置関係などが分かりやすくなると思います。
Google Earthでよりリアルに見る
同じGoogleから提供されている、Google Earthというアプリを使用すると、航空写真のままさらに立体的に見ることができます。
ナビや案内などは使用できませんが、よりリアルに目的地を知るためには良い方法です。
Googleマップの意外と知らない便利機能12選!
Googleマップのヘビーユーザーでも意外と知らない便利なテクニックをいくつかご紹介します。
リアルタイムで現在地を共有
自分の現在地を友達や家族などの選択した人物がリアルタイムで見ることができるようになるテクニックです。
待ち合わせや、いまどこにいるの?みたいなときに大変便利です。
使い方は、まずメニューから現在地を共有を選択します。
今から何時間共有するのか、共有する時間を選択します。
ユーザーを選択から共有する相手を選択します。
自分の連絡先から選択したり、メッセージで共有したい相手にリンクを送ることもできます。
共有相手を選択できたら、共有をタップします。
これで相手へ共有がスタートします。
共有相手が許可することで、共有相手の位置情報もリアルタイムでこちらが確認できるようになります。
道路の渋滞情報を調べる
Googleマップアプリを使えば、道路の渋滞情報を取得することもできます。
使い方は、右上の地図表示切替ボタンから交通状況をタップします。
すると、表示されている道路が色付けされ、渋滞状況が反映されます。
渋滞状況は、
緑 : 渋滞していない
黄 : 少し渋滞している
赤 : 渋滞している
の3種類に分けられています。
乗り換え案内を調べる
ルート案内機能の一環として、公共機関を利用した乗り換え案内を調べることもできます。
経路や時刻、料金はもちろん、徒歩ルートを調べることもできます。
上部の検索窓横にある、ナビボタンをタップします。
出発地と目的地を入力し、電車ボタンをタップすれば、乗り換え案内が表示されます。
自動的に最寄駅が検索されるので、最短での移動が可能です。
デフォルトでは現在時刻が設定されていますが、時計ボタンから出発時刻や到着時刻を設定することで、予定に合わせた乗り換え案内を見ることもできます。
複数の目的地を設定する
どこかに出掛ける場合、目的地が一つとは限りません。
このテクニックを使えば、複数の目的地を経由して最終的にどこかに向かう場合でも、毎回目的地を設定し直す必要はありません。
まずは、一つ目の目的地を入力し、交通手段を選びます。
次に、出発地点入力窓の右の3つの点をタップします。
表示されたメニューの中から経由地を追加をタップします。
すると、目的地の下に更に目的地を追加する場所が現れるので、経由地や最終の目的地を追加します。
同様の方法でいくつも経由地を追加していくことができます。
経由地と目的地は後から並び替えることもできます。
経由地を入力するとルートが変化します。
変化したルートでよければ、完了をタップしてルートを確定できます。
オフラインマップをダウンロードする
意外と知らない人が多い機能のひとつが、このオフラインマップのダウンロードです。
この使い方ならスマホの容量こそ使用しますが、海外旅行などで通信が使えない環境でもGoogleマップアプリを存分に使用できます。
オフラインマップをダウンロードしたい都市を入力し、下部のタブを引っ張り上げます。
ダウンロードボタンをタップします。
都市によってはオフラインマップが配布されておらず、ダウンロードボタンが無い場合もあります。
ダウンロードの確認が出てきますので、ダウンロードをタップしてダウンロードを開始します。
ダウンロードが終われば30日間の期限付きでマップが保存され、その間はオフラインでも詳細な地図を見たり、ナビ案内やお店の検索もできます。
自宅や住所を登録する
自宅や職場などの住所をマイプレイスとして登録することができます。
マイプレイスに登録しておけば、自宅と入力するだけで自宅へのルート検索ができるなど、アプリをより便利にできる使い方です。
メニューを開き、マイプレイスを選択します。
ラベル付きタブの中に、自宅や職場という項目があるので、住所を登録したい施設を選択します。
もちろん自宅や職場以外にも、下部のここに追加をタップすれば住所を登録する施設を追加できます。
自宅を選択すると、自宅の住所入力画面が現れるのでここに住所を入力すれば完了です。
直接入力せずとも、地図上から選択したり連絡先の中から選択することもできます。
スマホアプリを片手操作でズーム
片手で荷物を持っていたり、片手がふさがった状態でアプリを操作するとき、地図をズームイン・ズームアウトする基本操作を片手で行うのはとても難しいです。
こんなとき、わざわざ荷物を置いたりせずともズームイン・ズームアウトできるテクニックがあります。
この操作方法はアプリを多用している人でも意外と知らないと思います。
使い方はとても簡単で、ダブルタップをして、指を離さずそのまま画面を上か下にドラックするだけです。
下にズラすとズームインします。
まったく同じ操作で、上にズラすとズームアウトします。
片手がふさがってなくとも、この操作を使えばより快適にアプリを操作できます。
路線図を見やすく表示
デフォルトで路線図は薄いグレーで表示されていて、とても見にくいです。
また、どの路線がひと続きなのかも分かりづらいです。
そんなときに、路線がとても分かりやすくなる見方です。
使い方は、右上の地図表示切替ボタンから路線図をタップします。
それだけで、路線がグレーから各路線ごとに色分けされたラインに変更されます。
都心のように網目状に張り巡らされた路線でも、この見方を使えば一目瞭然です。
施設の混雑状況を調べる
Googleマップでは、休日などに目的地へ行く前に混雑状況を知ることもできます。
GoogleのWeb検索などからこの情報を見ることは多いですが、Googleマップアプリから確認できることは意外と知らないと思います。
まずは目的地を検索し、下からタブを引っ張ります。
すると、グラフのようなものが出てきます。
このグラフが、時間ごとの施設の混雑状況を表しています。
時間だけでなく曜日ごとにも分けられているので、次の休日の予定を立てるのにも活用できます。
インドアフロア機能で建物の内部を見る
インドアフロア機能を使えば、大きな建物や施設のフロアごとの間取りを確認することができます。
機能といっても常に使える状態であり、特別な操作は必要ありません。
渋谷駅のフロアを見ていきます。
渋谷駅に地図を合わせたら、あとはズームインしていくだけです。
ある程度ズームインすると、駅の間取りが表示され、お店などの名前も表示されます。
駅であれば改札の位置も分かります。
また、複数階ある施設の場合は左下にフロア番号が表示され、フロアを選択できます。
各フロアをタップすると、間取りやお店などの表示もフロアに沿ったものに変更されます。
全国タクシーを呼ぶ
全国タクシーは、その名の通り全国で使えるタクシー配車アプリです。
このとても便利な全国タクシーですが、Googleマップからの操作に対応しています。
といっても、まずは全国タクシーをインストールする必要があります。
インストールができたら、Googleマップで目的地を入力し、交通手段選択タブの1番右にあるタクシータブをタップします。
すると地図上に近くのタクシーが表示され、待ち時間や目的地までの料金も表示されます。
右下のアプリを開くから全国タクシーアプリを開くと、Googleマップアプリで入力された情報が引き継がれ、スムーズに配車が可能です。
現在地だけでなく、希望の場所へ配車することもできます。
その場合、現在地のところへ希望の出発地点を入力するだけです。
出発地点の住所や施設名がわからない場合は、地図上から選択することもできます。
付近の施設を検索する
Googleマップで付近のレストランやガソリンスタンドなどを簡単に検索できるテクニックです。
目的地を検索する必要もなく、単に付近を検索したい場所周辺に地図を合わせます。
左下に周辺のスポットボタンがあるのでタップします。
レストラン、ラーメンなど検索したいスポットを選択できるようになります。
もちろん自分でワード検索もできます。
オススメのスポットや、グルメリストというランキングも表示されます。
試しにレストランを選択してみると、周辺にあるオススメのレストランが表示されます。
レビューや星の数、営業時間まで確認できるので、これだけで行きたいお店を決めることができます。
この画面からお店をタップすれば、お店までのナビや案内がスムーズにスタートします。
Googleマップの便利な使い方を紹介!
迷った時はストリートビューとGoogle Earth
見知らぬ土地で迷ったとき、ストリートビューとGoogle Earthの使い方を知っていれば、ナビや案内こそできませんが自分の位置や周りの建物の位置関係をわかりやすく表示できます。
Googleマップからシームレスに表示できるストリートビューを操作して、周りの建物や向きを落ち着いて確認できます。
Google Earthでは、より広範囲を3Dでリアルに確認できます。
Google Earthで行きたい方向や、目印を見つけるのは簡単で確実なテクニックです。
迷いやすい地下街でもGoogleマップが使える
大きな駅などから張り巡らされた地下街は、慣れていない人にとってはまさに迷路です。
意外と知らない人が多いですが、Googleマップでは地下街も表示することができとても便利です。
特別な操作は必要なく、使い方は地下街のある場所をズームインしていくだけです。
渋谷駅の近くをズームインしていくと、1番が赤く色付けされて表示されます。
この赤い領域が、地下街となっています。
経路検索で最善なルートを設定
Googleマップのナビでは、アプリにまかせて経路を選択するだけでなく、自分に合わせた最善のルートを設定できます。
車だけでなく、公共機関や徒歩でのルートも表示され、各ルートでの所要時間も表示されます。
車でナビを利用する場合は、経路オプションを設定することにより、高速道路や有料道路を使わないようにしたり、フェリーの利用まで設定できます。
Googleマップアプリの基本の使い方から、意外と知らないテクニックまで厳選してご紹介しました。
よく利用している人でも知らなかったテクニックや便利な使い方がたくさんあったと思います。
これで明日からGoogleマップを今まで以上に活用できるはずです。