【Windows10】AviUtlのダウンロード・インストール方法を解説

AviUtlという動画編集ソフトをWindows10にダウンロードすると、簡単にハイレベルな動画編集ができるようになります。ここではAviUtlのダウンロード方法とインストール方法について、初心者にも分かりやすく説明していきます。

【Windows10】AviUtlのダウンロード・インストール方法を解説のイメージ

目次

  1. 1AviUtlってどんなソフト?
  2. フリーで使える高機能動画編集ソフト
  3. フリーとは思えないプラグインへの対応力
  4. 2AviUtlを使う場合の注意点
  5. 公式以外からも多数のプラグインが制作/発表されている
  6. 3AviUtlのWindows10でのインストール方法と起動するまで
  7. インストールする前にやっておきたい事~フォルダ作成~
  8. 本体のダウンロード
  9. 4AviUtlを使うなら入れておくべきプラグイン
  10. 公式プラグイン「拡張編集プラグイン」
  11. 入力プラグイン「L-SMASH Works」
  12. 出力プラグイン「x264guiEx」
  13. 5AviUtlで最初に行うべき初期設定
  14. 管理者権限で実行設定
  15. 入力プラグインの優先度設定
  16. フィルタ順序設定
  17. 6AviUtlでファイルをいじる際には拡張子を表示しておこう
  18. 合わせて読みたい!動画に関する記事一覧

AviUtlってどんなソフト?

Windows10で使えるソフトにはさまざまなものがありますが、最近はAviUtlが人気です。無料でインストールできるソフトで、一般の人からプロも活用しています。

ここではAviUtlがどういうソフトなのか、どのようにダウンロードして使うのかを説明していきます。

フリーで使える高機能動画編集ソフト

AviUtlは、高画質な動画編集ができるソフトです。ふつう動画や画像はさまざまなデバイスやソフトを通過すると、そのたびに画質が悪くなってしまうのですが、AviUtlを使えば編集ソフトを使っても高画質のままで動画編集ができます。

また動画のノイズを消したり、いらない部分をカットしたりと自宅のPCでプロの編集のようなクオリティの動画を作成できるのです。

フリーとは思えないプラグインへの対応力

またAviUtlは無料のソフトであるにもかかわらず、プラグインに対応しています。AviUtlを使っていて、「もっと機能を追加したい」と思った時に、それにあった拡張編集プラグインを追加することができるのです。

AviUtlは無料の動画編集ソフトですが、機能性も対応性も優れているので、多くの人が愛用しています。無料の動画編集ソフトで動画編集になれたら、有料の動画編集ソフトに変更するという手間をかけずにより高機能なソフトにしていけるのです。

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AviUtlを使う場合の注意点

無料でWindows10にダウンロードできるAviUtlですが、使用する上で注意点があります。AviUtlに追加できる拡張編集プラグインをむやみに追加しすぎると、トラブルが起こる可能性があります。

公式以外からも多数のプラグインが制作/発表されている

AviUtlのプラグインは公式以外でも作成されていて、発表されています。公式プラグインは拡張編集プラグインのみで、それ以外のプラグインは非公式です。公式以外のプラグインは、使っているうちに不便な部分が出てきます。

公式の拡張編集プラグインでも、非公式のプラグインでも正常に機能します。ただ公式の拡張編集プラグインにはサポートが充実していて、AviUtlのアップデートの時期と拡張編集プラグインのアップデートの時期が同じです。

一方、非公式のプラグインはサポートが充実していなかったり、AviUtl本体とアップデートできる時期がずれてしまったりとトラブルが起こりやすいです。

また公式以外のプラグイン発表元にサポートがあっても、トラブルが起こった時の問い合わせ先がバラバラなので、面倒というデメリットもあります。

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AviUtlのWindows10でのインストール方法と起動するまで

ここからはAviUtlをWindows10にダウンロードする方法と、インストールする方法を説明していきます。手順は多いですが、一つ一つの工程は簡単なので初心者でも問題なくできます。

インストールする前にやっておきたい事~フォルダ作成~

PCの画面下アイコンバー

まずAviUtlをWindows10にインストールする前に、AviUtlをインストールしたら保管するフォルダーを作成しましょう。

Windows10にもともとある「ドキュメント」「ダウンロード」などのフォルダーにAviUtlをインストールしてしまうと、Windows10の高品質なセキュリティ機能の影響で、AviUtlが誤作動を引き起こす可能性があります。

また「ライブラリ」などの構造が複雑な仮想フォルダーもいくつかあるので、新しいフォルダーを作成するのが確実です。

エクスプローラーの画面

PCの画面下にあるアイコンバーで「エクスプローラー」のアイコンをクリックします。エクスプローラーが起動したら、「PC」タブの「Windows(C)」というCドライブをクリックします。

Cドライブの画面

Cドライブの画面が起動したら、空白スペースを右クリックします。マウスのメニューを表示させて、そこから新しいフォルダーを作成します。

新しいフォルダならWindows10の高すぎるセキュリティーの影響を受けにくいので、バグの心配もなく、AviUtlで動画編集できます。

マウスメニューの画面

Cドライブでマウスメニューを表示させたら、下から2番目にある「新規作成(X)」という項目をクリックします。AviUtlのフォルダー作成も、新しいフォルダーを普通に作る時と同じ手順です。

新規フォルダーの作成メニュー

「新規作成(X)」という項目をクリックすると「フォルダー(F)」が表示されるので、それをクリックします。このフォルダ―はAviUtl用ではなく、フリーソフト全般用にします。

新規フォルダ―の名前変更画面

新規フォルダ―が作成できたら、名前を変更します。新規フォルダ―を作成すると名前変更バーが表示された状態になるので、バー内をクリックして名前を入力します。新規フォルダ―の名前は自由に決めましょう。

Cドライブのファイル一覧

新規フォルダ―の名前は「Freesoft」と入力すると、分かりやすいです。ただ「動画編集ソフト」「編集画面」などでも起動しやすいので、あなたが分かりやすい名前を設定しましょう。

新規フォルダーが作成できたら、このフォルダーの中にさらに2つのフォルダーを作成していきます。今作ったフォルダーをクリックしましょう。

Freesoft内の新規フォルダー

「Freesoft」のフォルダーを作ったのと同じ方法で、「Freesoft」内にも新規フォルダーを作成します。作成できたら、Freesoftのフォルダーと同じように、右クリックをして名前を変更します。

フォルダーの名前変更メニュー

フォルダーを右クリックすると、メニューが表示されます。下から2番目の「名前の変更(M)」という項目を選択しましょう。

フォルダー名の変更画面

フォルダー名を変更するバーが表示されるので、「AviUtl」に変更します。さらにこの中にもうひとつフォルダーを新規作成します。そこにAviUtlに、追加するプラグインのフォルダーを保管します。

AviUtlフォルダーのクリック画面

フォルダーに「AviUtl」と名前を作成したら、このフォルダーをクリックして開きます。3重構造にすることでAviUtlをインストールして、さらにプラグインもインストールするのに適切な場所が完成します。

AviUtlのフォルダー画面

AviUtlのフォルダーを起動したら、適当な場所を右クリックします。そこからマウスメニューを表示させて、新規フォルダーを作成していきます。

マウスメニューの表示画面

マウスを右クリックして表示されるメニューで、下から2番目の「新規作成(X)」をクリックします。ここまでの手順は、普通にフォルダーを作る時と同じです。

新規作成メニュー画面

「新規作成(X)」をクリックしたら「フォルダ―(F)」という1番上の項目をクリックします。圧縮フォルダ―という項目も表示されますが、ふつうのフォルダ―で問題ありません。

「Plugins」への名前変更画面

「AviUtl」のフォルダー内で新規フォルダーを作成したら、「Plugins」という名前に変更しましょう。このフォルダー名は重要なのでスペルも大文字小文字も間違えないようにしてください。

本体のダウンロード

「AviUtlのお部屋」画面

Windows10内にAviUtlを正常に起動でいるフォルダを作成したら、いよいよダウンロードとインストールをしていきます。AviUtlをWindows10へのダウンロードは、「AviUtlのお部屋」というWebサイトから行います。

ダウンロードファイル一覧

「AviUtlのお部屋」では、AviUtlのファイルと拡張編集プラグインのファイルをダウンロードできます。どちらも一覧の一番上にある最新のバージョンをダウンロードしましょう。

ファイルのバージョンは上から新しい順になっているので、一番上のファイルをクリックすればいいだけです。ダブルクリックする必要もありません。

AviUtlのダウンロード画面

AviUtlのファイルとプラグインのファイルは、どちらを先にダウンロードしても問題ありません。ファイルをダウンロードするときは、一覧からファイル名をワンクリックすればいいだけです。

拡張編集プラグインのダウンロード画面

ファイルをワンクリックすると、PCの画面下にダウンロードされたファイル名が表示されます。これを開くとインストールができます。

AviUtlのファイル解凍画面

PC画面の下に表示されているAviUtlのファイル名バーをダブルクリックすると、ファイルを解凍して起動することができます。この間、数秒間だけ待ちます。

AviUtlの解凍ファイル一覧

ダウンロードしたファイルを解凍するとAviUtlのファイル内の3つのフォルダーが表示されます。これを左クリックとShiftキーですべて範囲選択します。

AviUtlの解凍フォルダ一覧

AviUtlのファイルですべてを範囲選択したら右クリックでマウスのメニューを表示させて、「コピー」を選択します。ここでコピーしたフォルダーを、先ほど作成した新規フォルダ―に移動させます。

Cドライブの一覧

エクスプローラーの左にある一覧から「Windows(D)」という項目を選択して、「Freesoft」というフォルダーをクリックします。

Freesoftのフォルダー一覧

「Freesoft」を起動したら、「AviUtl」をクリックします。このフォルダーの中に先ほどコピーしたフォルダーをペーストします。

AviUtl内のフォルダー一覧

「AviUtl」のフォルダー内には「Plugins」のフォルダーしかないので、余白スペースを右クリックします。

張り付け項目の選択画面

右クリックして表示されるメニューの中から、真ん中付近にある「貼り付け(P)」をクリックして、先ほどコピーした3つのフォルダーをペーストします。

AviUtlフォルダーのペースト画面

これでダウンロードしたAviUtlのファイルを解凍して、インストールできました。次に拡張編集プラグインのファイルを解凍して、インストールしていきます。

AviUtlを使うなら入れておくべきプラグイン

公式サイトの拡張編集プラグイン一覧

AviUtlをダウンロードできる公式サイトに拡張編集プラグインの一覧があるので、ここからダウンロードします。ダウンロードはAviUtl同様、無料でできます。

公式プラグイン「拡張編集プラグイン」

Pluginsのファイル解凍画面

拡張編集プラグインのインストール方法は、まずPC画面の下に表示されているPluginsのファイル名バーをダブルクリックします。ダブルクリックすると、Windows10の「ダウンロード」にファイル内のフォルダー一覧が表示されます。

Pluginsの解凍ファイル一覧

解凍したPluginsのファイルを起動したら、表示されているすべてのフォルダーを範囲選択して、コピーします

AviUtlの余白スペース画面

AviUtlのフォルダーをペーストした時と同じように「Windows(C)」から「Freesoft」へ、そこから「AviUtl」へ移動して、余白スペースを右クリックしてください。

Pluginsの貼り付け操作画面

右クリックのメニューの中から真ん中付近にある「張り付け(P)」をクリックして、Pluginsのフォルダーをペーストしましょう。

AviUtlとPluginsの貼り付け画面

これでAviUtlもPluginsも解凍して、インストールすることができました。ここまででAviUtlのダウンロードとインストールの方法は完了です。

AviUtlのお部屋

入力プラグイン「L-SMASH Works」

L-SMASHWorksのダウンロード画面

「L-SMASHWorks」とはAviUtlで、さまざまフォーマットの動画データや画像データを読む込めるようにするためのOSSです。PCでいう入力とは動画データや画像データなどをPCに取り込むことをいいます。

AviUtlそのままだと、Avi形式などの一部のフォーマットの動画データや画像データしか入力できません。

入力プラグイン「L-SMASHWorks」は、ダウンロード下のリンクから行えます。方法は、まずダウンロードするとPCの画面下にファイル名バーが表示されるので、これをダブルクリックします。

L-SMASHWorksのフォルダー一覧

ファイル名バーをダブルクリックすると、フォルダー一覧が表示されます。ここから、AviUtlに必要なフォルダーを選んでいきます。

AUファイルの選択画面

L-SMASHWorksのファイルから「AU」から始まるファイル名のファイルを4つ選択します。AviUtlに動画データや画像データを入力するときに必要なのはこの4つのみで、あとはデータ入力に必要ありません。

AUファイルのコピー画面

4つのファイルを選択したらマウスを右クリックして、「コピー」をクリックします。あとはPluginsのフォルダー内にペーストすればいいだけです。

AviUtlのフォルダー内一覧

エクスプローラーの左の一覧からAviUtlのフォルダーを選択するか、CドライブからAviUtlのフォルダーへ進むかして、「Plugins」のフォルダーをクリックします。

Pluginsのフォルダー内

Pluginsのフォルダーを起動したら、先ほどコピーしたL-SMASHWorksのファイルをペーストしていきます。余白スペースをマウスで右クリックしてください。

Pluginsのフォルダーへの貼り付けメニュー

右クリックで表示されるメニューの中から、「貼り付け」を選択します。ここでもし「貼り付け」の項目が表示されていなかったら、エクスプローラーのポップアップの左上にある矢印を連続クリックして、入力プラグイン「L-SMASHWorks」のフォルダーに戻りましょう。

L-SMASHWorksのペースト画面

拡張編集プラグインのファイルはAviUtlのフォルダーに張り付けしますが、それ以外の入力プラグインや出力プラグインは、Pluginsのフォルダーに張り付けします。

L-SMASH Works r935 release2

出力プラグイン「x264guiEx」

この出力プラグインをダウンロードして、インストールすることで「mp4形式」で出力できるようになります。

ちなみにPCでいう出力とは画面に動画や画像を出す、音を出すなどデータを起動し、機能させることをいいます。それをAviUtlに本来はない機能で行うために必要なのが出力プラグインなのです。

下のリンクから該当ページへアクセスし、「ダウンロード」という項目から出力プラグイン「x264guiEx」をダウンロードします。

OneDriveのダウンロード画面

OneDriveのダウンロード画面に切り替わるので、画面左上にある「ダウンロード」という項目をクリックします。自動でダウンロードが始まる場合もあるので、しばらく待ってみてダウンロードされないようなら、クリックしましょう。

ダウンロードをクリックしなくても画面上にフォルダーが表示されていますが、全く違う内容なのでクリックしないでください。

x264guiExのダウンロード画面

出力プラグイン「x264guiEX」をダウンロードで来たら、PCの画面下にファイル名が表示されます。これをダブルクリックすると、ファイルが解凍され起動します。ファイルの解凍と起動には数秒間かかります。

エクスプローラーのダウンロード画面

エクスプローラーのダウンロード画面が起動するので、「x264guiEx_○○.zip」というファイルをクリックしましょう。フォルダーアイコンにジップマークがついているので、分かりやすいです。

x264guiEx.zipのファイル画面

出力プラグイン「x264guiEx.zip」のファイルを起動すると、もうひとつのx264guiExのファイルが出てきます。これもクリックして開きます。

setupフィルの画面

次の画面で「auo_setup」というファイルを探して、クリックします。このファイルでx264guiExのインストールをしていきます。ファイル名は「auosetup_○○」などの場合もあります。

フォルダーの指定画面

setupファイルを開くときにポップアップが表示されるので、「すべて展開」を選択しましょう。少し時間がかかって起動し、展開先を指定するポップアップが表示されます。「参照」をクリックして、AviUtlのフォルダを指定していきます。

エクスプローラーの一覧

エクスプローラーが表示されるので、一覧からCドライブである「Windows(C)」を選択します。ここからAviUtlのフォルダを指定していきます。

Freesoftの選択画面

Cドライブではまず、AviUtlのフォルダーが入っているFreesoftのフォルダーを選択します。ちなみにフォルダーは、アルファベット順で表示されます。

AviUtlのフォルダ-選択画面

次にFreesoftのフォルダー内でAviUtlのフォルダーを選択します。AviUtlのフォルダー名をクリックして、次の手順へ進みます。

フォルダー選択画面

エクスプローラーの画面下にある「フォルダーの選択」というボタンをクリックして、出力プラグイン「x264guiEx」の指定先を選択します。

展開先の選択画面

AviUtlのフォルダーが指定されていることを確認してから、ポップアップの下の方にある「展開」ボタンをクリックします。

インストール完了画面

AviUtlのフォルダー内一覧に「x264guiEx」のフォルダーが表示されていれば、出力プラグインのインストールが完了です。

x264guiEx

AviUtlで最初に行うべき初期設定

AviUtlはダウンロードにも手間がかかりますが、初期設定にも少し手間がかかります。しかしダウンロードよりも簡単な手順なので、初心者でもできます。

管理者権限で実行設定

エクスプローラーのAviUtlフォルダー

AviUtlをダウンロードできたら、初期設定を行います。初期設定は、PCのエクスプローラーからAviUtlを開いて起動することからはじめます。

AviUtlの管理者として実行メニュー

AviUtlを起動するときは、右クリックで「管理者として実行」を選択します。普通に開かないように気を付けましょう。

「管理者として実行」をクリックすると、PCの画面が暗転してこのアプリがPCに影響を与えることを許可するかというポップアップが表示されます。「はい」を選択して、次の手順へ進みましょう。

AviUtlの初期画面

AviUtlを起動したら、左上にある「ファイル」という項目をクリックします。初期設定などはここから変更していきます。

環境設定のメニュー

AviUtlの「ファイル」から「環境設定」をクリックします。すると、更にAviUtlの環境設定に関するメニューが表示されます。

システムの設定メニュー

AviUtlの「環境設定」から、「システムの設定」をクリックします。ここからPCへダウンロードしたAviUtlの初期設定を行っていきます。

画像サイズの変更画面

AviUtlの最大画像サイズの変更を行います。最大サイズは縦1920×幅1080に設定しておくと、せっかくダウンロードしたAviUtlで編集した動画が大きすぎたというトラブルがなくなり、スムーズに作業できます。

動画再生設定メニュー

次に「再生ウィンドウの動画再生をメインウィンドウに表示する」という項目のチェックアイコンを、オンにします。編集した動画をメインウィンドウで再生することができるので、動画が見やすくなります。

LargeAddressの設定メニュー

AviUtlの次に「LargeAddressAwareを有効にする」のチェックアイコンを、オンに設定します。ダウンロードした状態では、オフに設定されています。

ファイルを閉じる動作設定

「編集ファイルが閉じられる時に確認ダイアログを表示する」のチェックアイコンをオンにします。これで作業中に間違ってAviUtlを閉じてしまうのを、一歩手前で食い止めることができます。

関連ウィンドウ同士の設定

次に、「関連ウィンドウ同士を移動時にスナップする」のチェックアイコンをオンにします。こちらもダウンロードした状態では、オフに設定されています。

初期設定の完了画面

AviUtlの初期設定で変更するのは5項目です。すべての変更が完了したら「OK」をクリックします。ダウンロードした状態よりも使いやすいAviUtlの環境が整いました。ここから、さらに設定を変更していきます。

AviUtlの閉じる画面

AviUtlの初期設定が完了したら再起動をします。いったんAviUtlの右上にある「×」アイコンをクリックして閉じます。

AviUtlの再起動画面

AviUtlを再起動するときも、「開発者として実行」をクリックしましょう。手順は先ほどと同じです。

入力プラグインの優先度設定

入力プラグインのメニュー

AviUtlの環境設定を整えたら、次はプラグインの設定です。「ファイル」から「環境設定」を選択して、「入力プラグイン優先度の設定」をクリックします。

入力プラグインの設定画面

「入力プラグインの優先度設定」を開いたら、「上に移動」「下に移動」「初期化」をクリックして、優先したい順に入力プラグインの順番を変えていきます。

動画編集しやすい順番は、一番上から4番目までが「AVI/AVI2FileReader」「WaveFileReader」「AVIFileReader(VideoforWindows)」「L-SMASHWorksFileReader」です。

AviUtlをダウンロードした状態では2番目までは編集しやすい順番ですが、それ以降がバラバラになっています。

フィルタ順序設定

AviUtlの設定メニュー画面

最後にフィルタ順序設定をします。AviUtlの左から3番目にある「設定」メニュー画面を開きます。フィルタに関する設定は「設定」メニューから行います。

フィルタ順序の設定メニュー

「設定」をクリックしたら、「フィルタ順序の設定」を選択します。「設定」メニューの隣の「フィルタ」メニューからでは設定できません。

ビデオフィルタ順序の設定メニュー

「フィルタ順序の設定」から「ビデオフィルタ順序の設定」をクリックします。ここから動画編集に関するフィルタの順序を変更していきます。

フィルタの順序変更画面

フィルタの順序を変更するときも「上に移動」「下に移動」「初期化」というボタンをクリックして行います。「拡張編集」という項目を一番上にしておくと、動画のサイズが大きすぎたり、小さすぎたりというミスが起こりにくいです。

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AviUtlでファイルをいじる際には拡張子を表示しておこう

PCのフォルダー画面

AviUtlのダウンロードとインストールが終わったら、拡張編集プラグインをインストールするよりも先に、Windows10でAviUtlの拡張子を表示させる設定を行っておきましょう。

拡張子表示の設定をする方法は、入力プラグインや出力プラグインを使うための準備として重要です。AviUtlの拡張子を表示させる設定はPCのエクスプローラーから行います。まずCドライブを起動しましょう。

Cドライブのフォルダー一覧

Cドライブを表示させたら、次に「Freesoft」をクリックします。ここから「AviUtl」を開いていきます。

Freesoftのファイル起動画面

FreesoftのフォルダーでAviUtlのフォルダーを起動したら、拡張子の設定を変更していきます。拡張子の設定もエクスプローラーで行います。

エクスプローラーのタブ画面

AviUtlのフォルダーを起動したら、エクスプローラーのタブから「表示」を選択します。ここから拡張子の表示設定を変更していきます。

表示タブのメニュー画面

エクスプローラーのタブから「表示」を選択したら、「ファイル名拡張子」をクリックしてオンにします。これで、ダウンロードしたファイル名の拡張子が一覧から確認できるようになります。

拡張子の表示画面

ファイル名拡張子の設定を行うことで、フォルダー一覧にフォルダー名の後に、「.tra」や「.txt」「.dll」などの拡張子の表示ができます。

ファイルの種類が一目で判断できるようになったので、入力プラグインも出力プラグインも使いやすくなりました。いらないと感じたら、同じ方法で設定をオフにしましょう。

最後に

いかがでしたか?AviUtlのダウンロードとインストールの方法、初期設定の方法は手順が多いですが、初心者でもできます。動画編集に興味のある人は挑戦してみましょう!

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