2021年11月28日更新
SNSの公式ロゴのダウンロード方法と利用規約【Twitter/インスタグラム/LINEなど】
自分のWebサイトやブログを立ち上げたり、イベントや企画の印刷物を作る際に自分のSNSのリンクなどを貼り付けることがあるかと思いますが、その際に公式ロゴが必要なことがあります。そこで今回はSNSの公式ロゴをダウンロードする方法や利用規約について解説します。
目次
規約さえ守ればSNSや検索エンジンの公式ロゴは利用できる!
現代はSNSは欠かせないツールとなっており、企業や個人経営の方でもプロモーションのためにSNSを活用することがほとんどです。また個人でWebサイトやブログを運営している方もSNSアカウントを持っていて宣伝に活用している方も多いようです。
Webサイトやブログ、イベントなどの印刷物や企業で作る資料などにSNSアカウントのリンクなどを貼り付けてSNSへ誘導するといったことも必要になりますが、そんな時にSNSの公式ロゴが必要になってきます。公式ロゴは利用できるのでしょうか?
そういった疑問をお持ちの方も多いかと思いますが、利用規約さえ守ればSNSの公式ロゴを利用することはできるのです。今回はFacebook、Twitter、LINE、インスタグラムなどのSNSのロゴを使用する際の規約やダウンロード方法を解説します。
また、SNSだけでなく今回はYahoo!やGoogleなどの検索エンジン、ソーシャルブックマークのはてなブックマークやMicrosoftとAppleといった製品の公式ロゴのダウンロードと使用ができるのかどうかについても解説します。
ロゴ使用の基本的なルール
まずはFacebook、Twitter、LINE、インスタグラムなどのSNSの公式ロゴやソーシャルブックマーク、Yahoo!などの検索エンジン、MicrosoftやAppleの公式ロゴを使用する際の基本的なルールについてご説明します。
それぞれのSNSやソーシャルブックマーク、Yahoo!などの検索エンジン、MicrosoftやAppleなどで細かく規約が決まっていますが、共通して言える規約について解説します。
デザインを変更しない
Facebook、Twitter、LINE、インスタグラムなどのSNS、ソーシャルブックマーク、Yahoo!などの検索エンジン、MicrosoftとAppleなどの公式ロゴの使用の際の規約で共通しているものといえば、ロゴのデザインを変更しないことです。
各サイトで公式ロゴのダウンロードができますが、ダウンロードしたロゴはデザインを変更したり、自分で作成した画像の中に組み込むなどして新たなロゴを作ってはいけないのです。
一部のロゴでは許可されている場合もありますが、基本的にはロゴのカラーを変えることもダメです。また、ロゴを立体的にしたり、アニメーションとして動かすことも禁止されています。ロゴを使用する際は注意してください。
余白が必要
Facebook、Twitter、LINE、インスタグラムなどのSNS、ソーシャルブックマーク、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジン、MicrosoftやAppleなどの製品の公式ロゴをしようする際の基本的なルールとしてもう一つは余白が必要ということです。
ダウンロードしたロゴをWebサイトや印刷物などに使用する際、ロゴの周囲には充分な余白が必要であり、ロゴのすぐそばに違う画像や文章を添えることなどはしてはいけません。
ごちゃごちゃと余白のない部分にロゴを置かず、すっきりとしたレイアウトで見やすくロゴを配置することが求められています。余白の幅などについては各SNS、ソーシャルブックマーク、検索エンジン、製品によって違うので、きちんと確認しましょう。
SNSのロゴのダウンロード方法と利用規約
では、ここからFacebook、Twitter、LINE、インスタグラムといった代表的なSNSの公式ロゴのダウンロード方法とロゴの利用規約についてご説明していきます。
SNSを利用している方はかなり多く、コミュニケーションを図るにも便利なツールとなっています。自分のWebサイトや企業で利用するなど、活用している方も多くいるかと思いますので、SNSの公式ロゴを正しく利用していきましょう。
Facebookの場合
まずはFacebookの公式ロゴのダウンロード方法と利用規約について解説していきます。基本的な規約については上の項目で解説した通りデザインの変更の禁止や充分な余白が必要であるという点です。
その他、Facebookの代表的なロゴである「f」のロゴは、白や淡い色の背景に配置するなら青地のロゴを、濃い色の背景に配置する際は白地のロゴを使うようにという指示があります。ただし技術的に不可能な場合は白黒のロゴの利用が認められています。
また、他のSNSなどのアイコンと並べて配置する際は充分なスペースを空け、サイズを揃えること、単独でロゴを配置する際は「Facebookで「いいね!」してね」などのアクションを促す文言を付けるように、との規約があります。
上のリンクからFacebookの公式ロゴのダウンロードや規約の確認ができます。また、Facebookの公式ロゴを使用する場合、Facebookページへのリンクをきちんと貼るようにし、正しく誘導できるようにしなくてはなりません。
関係のないWebサイトなどへのリンクは貼らないようにしましょう。また、Facebookの公式ロゴをテレビやオンライン広告などで使用する際はFacebookからの許可が必要になるので、Facebook側に申請を出してください。
では、Facebookの公式ロゴのダウンロード方法についてご説明しますが、まずは上に貼ったリンクからブランドリソースセンターというページを表示させましょう。内容を読みながら下へスクロールしていきます。
そうするとFacebookのブランドアセットという項目が表示されます。ブランドアセットとはブランドの資産というような意味です。こちらを読んで下へスクロールします。
ここではFacebookのロゴやアイコンのセットをzipファイルでダウンロードできるようになっています。ガイドラインを読んで同意してチェックを入れたら、「ダウンロード」ボタンをクリックしてください。
また、Facebookロゴのダウンロードのページからもう少し下へスクロールしていくと、利用規約のpdfファイルのダウンロードもできるようになっています。改めてきちんと読み、ダウンロードしたFacebookの公式ロゴを正しく使いましょう。
Twitterの場合
では続いてはTwitterの公式ロゴのダウンロード方法と利用規約について解説します。まず規約ですが、基本的なルールは他と同じくデザインの変更の禁止や余白が必要ということです。またサイズを変更する際の最小サイズは32ピクセルです。
サイズの変更については各SNSでも許可されていますが、比率の変更は認められていませんので縦横の比率を変えずにサイズ変更をしてください。またTwitterロゴは青か白のみの使用ですが、カラー印刷ができない場合は黒のロゴでOKです。
Twitterのロゴといえば鳥の形ですが、この鳥を加工して羽ばたかせるような図やアニメーションにしたり、鳴き声や台詞、吹き出しなどを付けることは禁止されています。他の鳥や動物のイラストや写真を周りに配置することも禁止です。
Twitterの公式ロゴの利用規約のページには日本語版があります。
Twitterの公式ロゴをダウンロードするにはまずTwitterのブランドリソースのページを開きます。
上のリンクからTwitterのブランドリソースのページへ行けます。
Twitterのブランドリソースのページで内容を見ながら下へスクロールしていくとロゴのセットをダウンロードできるボタンがありますので、こちらをクリックしてTwitterのロゴをダウンロードしてください。
また、そこからさらに下へスクロールするとTwitterのソーシャルアイコンのみのダウンロードもできます。通常Webページやブログなどで使用するロゴはこちらになります。
LINEの場合
続いてはLINEの公式ロゴのダウンロード方法と利用規約についてご説明します。まず利用規約ですが、デザインの変更の禁止と余白を必要とする点は他のSNSと変わりません。
他のルールとしてはLINEの公式ロゴをプロフィール画像や背景に使わないようにすることです。また、LINEのロゴを配置する際は関係のないWebサイト等をリンクさせないこと、出会い目的のメディアには使用しないことが定められています。
また、LINEのロゴを使用する際は色を変えないこと、最小サイズは20ピクセルと決められています。
まずはLINEのロゴの使用についてのガイドラインをきちんと読んでください。下にリンクを貼ってあります。
こちらのリンクからLINEのロゴの使用についての規約を読むことができ、ロゴのダウンロードもできるようになっています。
LINEのロゴの利用規約を読みながら下へスクロールすると、LINEのソーシャルアイコンのダウンロードができます。それぞれの形をそれぞれの拡張子でダウンロードすることができるので、必要なものをクリックしてダウンロードしてください。
インスタグラムの場合
続いてはインスタグラムの公式ロゴのダウンロード方法と利用規約について解説します。利用規約の基本的な点は他のSNSと同じく、デザインの変更の禁止と余白を空けることです。インスタグラムのグリフアイコンについては色の変更は認められています。
インスタグラムのアイコンの最小サイズは29ピクセルにすること、単独で配置する場合は「Follow me」などアクションを促す文言を付け加えてください。また、メディアでの使用はインスタグラムの許可が必要になりますので、申請をしてください。
インスタグラムはFacebookと同じ会社が運営していますので、基本的にはFacebookのロゴの利用規約と似ています。
まずはインスタグラムのブランドリソースのページを表示させます。下にリンクが貼ってあります。
こちらのリンクからインスタグラムのブランドリソースのページへ移動できます。
下へスクロールするとインスタグラムのロゴ使用についてのガイドラインが書いてありますが、英語のページしかありません。インスタグラムの利用規約については上に書いた通りになります。さらに下へスクロールしてください。
そうすると「ICONS」と書いてある項目があります。青い四角で囲んであるところをクリックしてください。
「Choose Media」と書いてある部分をクリックし、アイコンの種類を選択します。項目は「Online(Webサイト等)」、「Print&Packaging(印刷物等)」、「TV&Film(テレビなどのメディア等)」とあります。
こちらを選択したら下のボックスにチェックを入れ、「Download」をクリックしてインスタグラムの公式ロゴのダウンロードができます。
検索エンジンのロゴのダウンロード方法と利用規約
続いてはYahoo!やGoogleなどの検索エンジンの公式ロゴのダウンロード方法や規約について解説します。こうした検索エンジンも今や欠かせないツールとなっているので、大事なものです。
Yahoo!の場合
まずは検索エンジン大手のYahoo!についてです。Yahoo!では公式ロゴの配布はしていません。ロゴを使用したい場合は申請が必要です。くわしいことは下のリンクのYahoo!の著作権についてのページを参照してください。
Googleの場合
検索エンジン大手のGoogleではロゴのダウンロードはできるようになっていますが、こちらもロゴの使用には許可が必要となっています。くわしくは下記のサイトをご覧ください。
製品/ソーシャルブックマークのロゴのダウンロード方法と利用規約
最後にソーシャルブックマーク大手のはてなブックマーク、またMicrosoftやAppleといった企業の公式ロゴのダウンロード方法と利用規約についてご説明します。
ソーシャルブックマークとはブックマークを公開し、他のユーザーと共有するというサービスで人気のツールとなっています。またMicrosoftやApple製品は言わずもがな有名なものなので、こちらの公式ロゴについて見てみましょう。
Microsoftの場合
まずはMicrosoftの公式ロゴの使用についてですが、規約によるとMicrosoftとビジネスで関係性があることが条件ということです。その場合、Microsoftとの関係性やライセンス契約などについて明記すればMicrosoftのロゴを使用できます。
Appleの場合
Appleの公式ロゴについてですが、使用するにはAppleの正規販売代理店であることやライセンス契約が必要です。AppleもMicrosoftと同様、通常は使用するのは難しいようです。
はてなブックマークの場合
そしてソーシャルブックマーク大手のはてなブックマークですが、こちらはロゴの使用に関しての規約が明示されていません。はてなブックマークの公式ロゴを使用したい場合はcs@hatena.ne.jpに問い合わせる必要があります。
今回はFacebook、Twitter、LINE、インスタグラムといったSNSやYahoo!、Googleといった検索エンジン、ソーシャルブックマークのはてなブックマーク、そしてMicrosoftとAppleの公式ロゴのダウンロード方法や利用規約について解説しました。
SNSの公式ロゴは利用規約をきちんと守れば個人のWebサイトや印刷物などでも使用できるので、ルールをきちんと確認して使用してください。SNSのリンクを貼ることでそれぞれのコンテンツをより便利に活用することができるのではないでしょうか。