2019年04月05日更新
Amazon「Echo Input」日本発売、手持ちのスピーカーがAlexa対応可能に
Amazon(アマゾン)は3月28日、スピーカー非搭載型のスマートスピーカー「Echo Input」の日本発売を開始しました。「Echo Input」はスピーカーに接続するだけでAlexaを利用でき、価格はAmazon(アマゾン)で税込2,980円です。
Amazonから「Echo Input」日本発売
Amazon(アマゾン)は2019年3月28日に、手持ちのスピーカーに接続するだけでAlexaを利用できる「Echo Input」の日本発売を開始しました。「Echo Input」はAmazon(アマゾン)で購入でき、その価格は税込で2,980円となっています。
「Echo Input」は音声サービスの「Alexa」に対応した小型ユニットで、3.5mmのオーディオケーブルやBluetooth接続対応のスピーカー、ヘッドフォン等を組み合わせることで手軽にAlexaを利用することができます。
手持ちのスピーカーがAlexa対応に
「Echo Input」はAmazon Echoシリーズの頭脳である音声サービス「Alexa」と繋がり、Amazon Echoシリーズで初めてAlexaが発する音声が外部スピーカーから再生されるように設計されています。
これによって「Echo Input」の低価格化が実現し、外形寸法は80×14mm(直径×厚さ)で重量は78g、薄さ12.5mmというスリムデザインが最大の特徴となっています。
「Echo Input」にはスピーカーが搭載されていませんので「Echo Input」単体では使用できませんが、スピーカーが無い分低価格となっているのですでにお気に入りのスピーカーを持っている人にはとてもおすすめです。
「Echo Input」には3.5mmステレオミニの出力を備え、ステレオミニケーブルも同梱していて、アクティブスピーカーなどの外部入力に接続します。
「Echo Input」は4つのマイクアレイを搭載していて、部屋のどこからでも、音楽をかけている最中でもAlexaに呼びかけることができます。この呼びかけでAlexa対応スマートホーム・デバイスの操作も可能です。
「Echo Input」は2,500以上の幅広いジャンルのスキルが利用可能です。例えば、「ラジコ」でラジオ番組を聴いたり、「NHK ラジオニュース」で最新ニュースのチェックしたり、「JapanTaxi」でタクシーの配車も依頼することができます。
「Echo Input」は新規または既存のマルチルームミュージックグループに追加すると、グループ内のEchoデバイスやEcho Inputに繋がれたスピーカーから同時に家中で楽曲を再生することも可能です。
もし声が届く範囲に複数のEchoデバイスがある場合は、ESP(Echo Spatial Perception:Echo 空間認知)技術が声の明瞭さを計測し、どのEchoが最も近くで応答すべきかを判断できます。
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「Echo Input」セットアップ方法
「Echo Input」をセットアップするには、まず「Echo Input」をコンセントに繋いでAlexaアプリでインターネットに接続します。3.5mmオーディオケーブルまたはBluetoothでスピーカーに接続すれば、話しかけるだけでAlexaを利用できます。
ただ「Echo Input」はWi-Fiスピーカーに非対応となっています。またBluetooth接続はMac OS X デバイスおよび接続にPINコード入力が必要なデバイスには対応していません。
Bluetooth接続の場合、現時点では音声通話および呼びかけ機能を利用できないようになっています。