iPhoneのリセット機能の使い方!6つの設定方法を解説!

iPhoneのリセット機能には6つの設定方法があります。今記事では、iPhoneの不調をリセット機能を使って改善する方法や手順、注意点について解説しています。また、iPhoneを初期化する前にデータのバックアップを取る方法や手順についても触れています。

iPhoneのリセット機能の使い方!6つの設定方法を解説!のイメージ

目次

  1. 1iPhoneのリセット機能とは?
  2. 不調の時に症状を改善させる
  3. 初期化も含まれる
  4. 2iPhoneのリセット機能の使い方〜その1〜
  5. すべての設定をリセット
  6. 使うべき状況
  7. 3iPhoneのリセット機能の使い方〜その2〜
  8. すべてのコンテンツと設定を消去
  9. 使うべき状況
  10. 4iPhoneのリセット機能の使い方〜その3〜
  11. ネットワーク設定をリセット
  12. 使うべき状況
  13. 5iPhoneのリセット機能の使い方〜その4〜
  14. キーボード変換学習をリセット
  15. 使うべき状況
  16. 6iPhoneのリセット機能の使い方〜その5〜
  17. ホーム画面のレイアウトをリセット
  18. 使うべき状況
  19. 7iPhoneのリセット機能の使い方〜その6〜
  20. 位置情報とプライバシーをリセット
  21. 使うべき状況
  22. 8iPhoneをリセットする前にバックアップをとる
  23. iTunesでバックアップを取る方法
  24. iCloudでバックアップを取る方法
  25. まとめ
  26. 合わせて読みたい!iPhoneに関する記事一覧

iPhoneのリセット機能とは?

iPhoneのリセット機能とは、iPhoneの設定やデータを初期化する機能のことです。そのリセット機能には、6つの種類があるので、状況によって使い分ける必要があります。

今記事では、iPhoneのリセット機能の使い方と6つの設定方法の手順や使うべき状況について解説していきます。

不調の時に症状を改善させる

iPhoneの動作が重くなったり、アプリの起動が遅くなったりと、iPhoneが不調を起こしている場合に、iPhoneの設定やデータを初期化することによって、iPhoneの不調を改善させるのがリセット機能です。

ただし、iPhoneの不調の症状や状況に応じて、適切なリセット機能を選択する必要があります。

初期化も含まれる

iPhoneのリセット機能には、iPhone内に入っているデータを全て消去して工場出荷状態に戻す初期化も含まれます。操作を誤ってしまうと後戻りできなくなってしまうので、今記事を参考にしながら症状や状況に応じた適切な手順でリセット機能を使いましょう。

iPhoneのリセット機能の使い方〜その1〜

「すべての設定をリセット」とは、iPhoneに設定されている項目をすべてをリセットする機能のことです。インストールしたアプリや写真、連絡先などは保持したままリセットされます。

このリセット機能で削除される設定は、「Wi-Fiの接続設定」「画面ロックのパスコード」「指紋認証設定」「着信音」「位置情報法とプライバシー設定」などです。

すべての設定をリセット

ここでは、iPhoneのリセット機能の「すべての設定をリセット」の使い方について解説していきます。

リセット手順

iPhoneトップ画面

iPhoneのすべての設定をリセットするには、iPhoneの「設定アプリ」を起動します。

iPhone設定画面

設定アプリを起動したら、次に「一般」を開きます。

設定の一般画面

一般を開いて下の方にスクロールすると、「リセット」という項目があるので開きます。

リセットメニュー選択画面(すべての設定をリセット)

リセットを開いたら、次に「すべての設定をリセット」をタップします。

「すべての設定をリセット」ボタン

最後に表示される確認画面で、「すべての設定をリセット」を選択して完了です。

使うべき状況

リセット機能の「すべての設定をリセット」は、iPhoneが動作が遅かったり不調を起こしている場合や、設定してある項目をすべてリセットしてやり直したい場合に使う方法です。

「すべての設定をリセット」は、アプリや写真、連絡先を保持したままリセットするので、安心して使うことができる方法です。

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iPhoneのリセット機能の使い方〜その2〜

「すべてのコンテンツと設定を消去」とは、iPhoneに保存されているアプリや写真、連絡先などすべてのデータと設定を初期化して、iPhoneを工場出荷時の状態に戻す機能のことです。

このリセット機能は、「すべての設定をリセット」と違ってすべてのデータと設定が初期化されてしまうので、十分注意して使うようにしましょう。

すべてのコンテンツと設定を消去

ここでは、iPhoneのリセット機能の「すべてのコンテンツと設定を消去」の使い方について解説していきます。

リセット手順

iPhoneのトップ画面

iPhoneのすべてのコンテンツと設定を消去するには、iPhoneの「設定アプリ」を起動します。

iPhoneの設定画面

設定アプリを起動したら、次に「一般」を開きます。

設定の一般・画面

一般を開いて下の方にスクロールすると、「リセット」という項目があるので開きます。

リセットメニュー選択画面(すべてのコンテンツと設定を消去)

リセットを開いたら、次に「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップします。

消去方法の選択画面

「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップすると画像のような確認画面が表示されるので、「アップロードを完了してから消去」か「今すぐ消去」のどちらかを選択します。

「iPhoneを消去」ボタン

最後に表示される確認画面で、「iPhoneを消去」をタップすると完了です。

使うべき状況

リセット機能の「すべてのコンテンツと設定を消去」は、iPhoneを下取りに出す時や、家族や知人に譲る時など、iPhoneに入っているすべての情報を消去する必要がある場合に使う方法です。

また、iPhoneの動作が遅いなどの不調も、「すべてのコンテンツと設定を消去」で改善できることもあります。「すべてのコンテンツと設定を消去」で症状が改善された場合は、iPhone本体のハードウェア側が原因ではないことが分かります。

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iPhoneのリセット機能の使い方〜その3〜

「ネットワーク設定をリセット」とは、Wi-FiやBluetoothなど、iPhoneのネットワーク設定だけをリセットする機能のことです。

先程の「すべての設定をリセット」では、すべての設定がリセットされてしまいますが、「ネットワーク設定をリセット」ならネットワーク設定のみをリセットするので、ネットワーク関連のみを初期化する際は、「ネットワーク設定をリセット」を使いましょう。

ネットワーク設定をリセット

ここでは、iPhoneのリセット機能の「ネットワーク設定をリセット」の使い方について解説していきます。

リセット手順

iPhone・トップ画面

iPhoneのネットワーク設定をリセットするには、iPhoneの「設定アプリ」を起動します。

iPhone・設定画面

設定アプリを起動したら、次に「一般」を開きます。

設定アプリの一般画面

一般を開いて下の方にスクロールすると、「リセット」という項目があるので開きます。

リセットメニュー選択画面(ネットワーク設定をリセット)

リセットを開いたら、次に「ネットワーク設定をリセット」をタップします。

「ネットワーク設定をリセット」ボタン

最後に表示される確認画面で、「ネットワーク設定をリセット」を選択して完了です。

使うべき状況

リセット機能の「ネットワーク設定をリセット」は、Wi-FiやBluetoothに繋がりにくい時や、電波を拾わなくなったなどの不調が発生した時に使う方法です。ネットワーク設定すべてをリセットするので、使用後は再度Wi-FiやBluetoothの設定が必要になります。

「ネットワーク設定をリセット」を使う際は、事前にWi-FiのIDやパスワードを準備しておきましょう。

iPhoneのリセット機能の使い方〜その4〜

iPhoneには、文字を打ち込んだ時に表示される予測変換があります。この予測変換は、日頃からよく使う文字をiPhoneが学習して、候補として表示する機能です。この機能で検索やメールのやり取りがスムーズにできます。

「キーボード変換学習をリセット」とは、iPhoneの換学習をリセットして初期化する機能のことです。キーボードの変換学習はリセットされますが、ユーザー辞書に登録しているものは保持されます。

キーボード変換学習をリセット

ここでは、iPhoneのリセット機能の「キーボードの変換学習をリセット」の使い方について解説していきます。

リセット手順

iPhoneのトップ画面から設定アプリを起動

iPhoneのキーボードの変換学習をリセットするには、iPhone「設定アプリ」を起動します。

設定アプリで一般をタップ

設定アプリを起動したら、次に「一般」を開きます。

一般のリセットをタップ


一般を開いて下の方にスクロールすると、「リセット」という項目があるので開きます。

リセットメニュー選択画面(キーボードの変換学習をリセット)

リセットを開いたら、次に「キーボードの変換学習をリセット」をタップします。

「変換学習をリセット」ボタン

最後に表示される確認画面で、「変換学習をリセット」を選択して完了です。

使うべき状況

家族や知人にiPhoneを貸した際、見られたら恥ずかしい予測変換が表示されてしまったら困りますよね?そんな時に有効なのがリセット機能の「キーボードの変換学習をリセット」です。

プライベートな情報を知られないように「キーボードの変換学習をリセット」を有効活用しましょう。

iPhoneのリセット機能の使い方〜その5〜

皆さんは標準アプリが配置してあった最初の場所を覚えていますか?iPhoneを使っていく中で、多くのアプリをインストールしていくと、ホーム画面のアプリのアイコンがどんどん増えていきます。

「ホーム画面のレイアウトをリセット」とは、iPhoneのホーム画面に並ぶアプリのアイコンのレイアウトを初期化する機能のことです。

この「ホーム画面のレイアウトをリセット」は、アイコンのレイアウトをリセットするだけなので、アプリなどのデータが消えることはありません。

ホーム画面のレイアウトをリセット

ここでは、iPhoneのリセット機能の「ホーム画面のレイアウトをリセット」の使い方について解説していきます。

リセット手順

iPhoneの設定アプリを選択

iPhoneのホーム画面のレイアウトをリセットするには、iPhoneの「設定アプリ」を起動します。

設定画面で一般を選択


設定アプリを起動したら、次に「一般」を開きます。

一般のリセットを選択

一般を開いて下の方にスクロールすると、「リセット」という項目があるので開きます。

リセットメニュー選択画面(ホーム画面のレイアウトをリセット)

リセットを開いたら、次に「ホーム画面のレイアウトをリセット」をタップします。

「ホーム画面をリセット」ボタン

最後に表示される確認画面で、「ホーム画面をリセット」を選択して完了です。

使うべき状況

リセット機能の「ホーム画面のレイアウトをリセット」は、使わなくなったアプリの整理をする時や、アプリのレイアウトを変更している際に、アプリの場所が分からなくなってしまった際に有効です。

標準アプリ以外のインストールしたアプリは、2画面目以降に名前順で並ぶので、アプリ探しの際は非常に便利です。

iPhoneのリセット機能の使い方〜その6〜

iPhoneのアプリをインストールした際に、「位置情報の利用を許可しますか?」とメッセージが表示されることがあります。アプリによっては位置情報を有効にしないと利用できないものもあります。

「位置情報とプライバシーをリセット」とは、iPhoneの位置情報やプライバシー設定をリセットする機能のことです。
 

位置情報とプライバシーをリセット

ここでは、iPhoneのリセット機能の「位置情報とプライバシーをリセット」の使い方について解説していきます。

リセット手順

iPhoneの設定アプリを開く

iPhoneの位置情報とプライバシーをリセットするには、iPhoneの「設定アプリ」を起動します。

設定の一般をタップして開く

設定アプリを起動したら、次に「一般」を開きます。

一般のリセットを開く

一般を開いて下の方にスクロールすると、「リセット」という項目があるので開きます。

リセットメニュー選択画面(位置情報とプライバシーをリセット)

リセットを開いたら、次に「位置情報とプライバシーをリセット」をタップします。

「設定をリセット」ボタン

最後に表示される確認画面で、「設定をリセット」を選択して完了です。

使うべき状況

「位置情報の利用を許可しますか?」とメッセージが表示された時に、何も考えずに位置情報やプライバシー設定を許可していると、どのアプリで許可しているのか分からなくなることがあります。

設定アプリから確認することはできますが、1つ1つ確認するのは非常に面倒です。そんな時に位置情報やプライバシー設定を一括でリセットできる「位置情報とプライバシーをリセット」が便利です。

iPhoneをリセットする前にバックアップをとる

iPhoneが不調を起こした際、症状を改善しようとリセットする時に、「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択すると工場出荷時の状態へ初期化されるため、iPhoneに保存していたアプリや写真、連絡先まで消去されてしまいます。

「すべてのコンテンツと設定を消去」でiPhoneをリセットする場合は、iCloudかパソコンのiTunesを使ってデータのバックアップを作成しておきましょう。ここでは、iTunesとiCloudでのバックアップ方法を解説していきます。

iTunesでバックアップを取る方法

iTunes起動画面

パソコンでバックアップをとるには、まずiTunesを起動します。

デバイスアイコン表示画面

iTunesを起動したら、パソコンとiPhoneを接続して、iTunesの画面上に表示されるiPhoneのアイコンをクリックします。

バックアップ設定画面

バックアップの保存先を「このコンピュータ」に設定して、「iPhoneのバックアップを暗号化」にチェックを入れます。

パスワード入力画面

次に、パスワードを決める画面が表示されるので、パスワードを入力します。パスワード入力後は自動的にバックアップが開始されます。

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iCloudでバックアップを取る方法

iPhone・設定アプリを起動

iCloudにデータのバックアップを作成する場合は、まずiPhoneの「設定アプリ」を起動します。

設定アプリでAppleIDを選択

設定アプリを起動したら、1番上にある「Apple ID」を開きます。

AppleIDメニュー画面

Apple IDを開いたら、次に「iCloud」を選択します。

iCloudメニュー画面

iCloudを開いたら、少し下にスクロールして「iCloudをバックアップ」を選択します。

iCloudバックアップ画面

iCloudをバックアップを開くと、「今すぐバックアップを作成」という項目があるのでタップします。これで自動的にバックアップが作成されます。

iPhoneのデータが多い場合、バックアップに時間がかかるので、十分に充電しておくか、充電器に繋いでおきましょう。

まとめ

いかがでしたか。以上が、iPhoneのリセット機能の使い方と6つの設定方法の手順でした。リセット機能とは、iPhoneが不調の時や、ホーム画面のアイコンをリフレッシュしたい時、プライバシー情報を初期化したい時に、状況に応じて使う機能のことです。

iPhoneが不調でリセット機能の「すべてのコンテンツと設定をリセット」を使う場合は、アプリや写真、連絡先などiPhoneに保存されているデータがすべて消えてしまうので、事前にiTunesかiCloudでデータのバックアップを取っておきましょう。

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