2019年04月29日更新
iPhone/iPadとテレビをケーブル接続する方法!
iPhoneやiPadは、テレビに接続することができます。iPhoneやiPadをテレビに接続できると、大画面で見られるため非常に便利です。この記事では、iPhoneとiPadをケーブルでテレビに接続する方法を紹介します。
目次
- 1iPhone/iPadとテレビを接続すると何ができる?
- ・デバイス内の写真や動画をテレビの大画面で楽しめる
- 2iPhone/iPadをテレビとケーブルで接続するメリット
- ・無線で接続する方法
- ・有線で接続する方法
- ・主なメリット
- 3iPhone/iPadをテレビとケーブルで接続するデメリット
- ・主なデメリット
- 4iPhone/iPadをテレビに接続するケーブルの選び方
- ・HDMIケーブルと変換アダプターを用意
- 5iPhone/iPadをテレビにケーブルで接続/出力する方法
- ・手順
- 6iPhone/iPadをテレビにケーブルで接続/出力する時の注意点
- ・ノイズ/遅延が発生する可能性
- ・合わせて読みたい!iPhone&iPadに関する記事一覧
iPhone/iPadとテレビを接続すると何ができる?
iPhoneやiPadをテレビに接続すると、色々なことができます。いつもiPhoneやiPadでやっているアプリゲームをテレビの大画面で見ながらプレイすることができたり、iPhoneやiPadで撮った写真やムービーをテレビの大画面で見返すことができます。
iPhoneやiPadをテレビに接続すると、iPhoneやiPadでいつも見ている画面をテレビでそのまま見ることができるのです。
iPhoneやiPadをテレビに接続した時の画面の見え方は、iPhoneを縦にしている時はテレビにも縦画面のiPhone画面が表示されます。iPhoneを横にすると、テレビ画面いっぱいにiPhoneの横画像が表示されます。
iPhoneやiPadをテレビに接続することができれば、iPhoneやiPadに入っている仕事上必要な書類などをテレビに写すことができます。
会議で書類をみんなに見せたい時など、iPhoneやiPadをテレビと接続するだけでiPhoneやiPadに入っている書類をテレビに写すことができるので、その場にいる全員に見せることができ、とても便利なものになっています。
iPhoneやiPadをテレビに接続しiPhoneやiPadの画面を見せることができれば、その場にいる全員に書類を見せながら、リアルタイムでiPhoneやiPadを操作しながら説明することもできちゃいます。
会議で見せるものは書類だけでなく、iPhoneやiPadに入っている写真や動画などの資料もすぐに見せることができ、仕事上でもとても活用できる便利なものになっています。
デバイス内の写真や動画をテレビの大画面で楽しめる
iPhoneやiPadをテレビに接続すると、デバイス内の写真や動画をテレビの大画面で楽しめるようになります。デバイス内の写真や動画をテレビの大画面で楽しめるということは、大人数で写真や動画を見ることができるということです。
iPhoneの画面は小さいので、写真や動画を見返す時にはせいぜい2〜3人くらいしか画面を見ることはできませんが、iPhoneをテレビに接続すれば人数制限なくみんなで一緒に写真や動画を見て楽しめます。
1人で見返す時も、テレビの大画面で見ることができれば、綺麗な大画面で迫力のある写真や動画を楽しむことができます。iPhoneやiPadをテレビに接続しながら写真や動画を選ぶ操作も問題なくできます。
iPhoneやiPadをテレビに有線で接続するとiPhoneに保存してある写真や動画のデータ、アプリ、ブラウザなどほとんどの機能をミラーリングしてテレビに写すことができます。
しかし、1部表示できないアプリがあるのと、HuluやdTV、Prime Videoなどの有料動画配信アプリはサービス側の仕様により表示できません。
有料画配信アプリはサービス側からロックがかかる仕様になっていて、iPhoneやiPadをケーブルでテレビに接続しても利用することができません。
これはすべてのミラーリングツールが対象になっています。有料系サービス以外はiPhoneやiPadをケーブルでテレビに接続すればほどんど表示されます。
動画の中でもYouTubeアプリなどの無料動画アプリは問題なく見ることができます。iPhoneやiPadをテレビと接続したら、iPhoneでいつも見ているようにYouTubeアプリをタップしてYouTubeを起動させて視聴することができます。
iPhoneの画面はそのままテレビに映るので、YouTube動画をそのままテレビで見ることができます。
iPhoneを縦の状態にしているとテレビにもYouTube動画はiPhoneの画面通り縦に写り、iPhoneを横にするとYouTube動画がiPhone通りテレビいっぱいに横画面で写ります。
iPhone/iPadをテレビとケーブルで接続するメリット
iPhoneやiPadをテレビに接続する方法は2つあります。有線で接続する方法と、無線で接続する方法です。
無線で接続する方法
iPhoneやiPadの画面を無線でテレビに出力するためには、iPhoneとテレビを中継してくれる機器とWi-Fi環境が必要になってきます。iPhoneとテレビを中継してくれる機器にはApple TVやChromecastなどがあります。
無線の場合はテレビとiPhoneの間にケーブルがなくても操作し出力することができます。毎回ケーブル接続の手間がないので便利なものになっています。
しかし、無線でiPhoneとテレビを接続するためにはWi-Fi環境を準備し、iPhoneとテレビを接続してくれる機器を準備しなければいけません。
Wi-Fi環境が不安定な場合、iPhoneの画面をきれいにテレビに出力できない場合があります。Wi-Fi環境を安定させることは必須になります。
有線で接続する方法
無線で接続する方法もありますが、今回のこの記事では有線で接続する方法を紹介しています。有線で接続するということは、iPhoneやiPadとテレビをケーブルで接続するということになります。
iPhoneやiPadを有線ケーブルでテレビに接続する方法には、メリットとデメリットがあります。両方をきちんと理解してからケーブルで接続する方法をして頂ければ、納得のうえでiPhoneやiPadをテレビにケーブルで接続し、楽しむことができると思います。
iPhoneやiPadを有線でテレビに接続する方法のメリットとデメリットを説明します。
主なメリット
iPhoneやiPadを有線ケーブルでテレビに接続する方法には、いくつかのメリットがあります。iPhoneやiPadを有線ケーブルで接続する方法のメリットを分かりやすく紹介します。
iPhoneをテレビに接続する方法が簡単
iPhoneやiPadを有線ケーブルでテレビに接続するメリットの1つに、「接続のしやすさ」があります。iPhoneやiPadとテレビは、ケーブルで接続するだけですぐにテレビでiPhoneやiPadの画面を表示させることができるのです。
複雑な設定などはいりませんし、専用のアプリを使わなければいけないということもありません。逆に、無線でiPhoneやiPadをテレビに接続しようとすると、複雑な設定をしなければいけない場合がほとんどです。
有線ケーブルで接続する方法は難しい設定がなく、簡単にiPhoneやiPadをテレビに接続でき、テレビの画面ですぐにiPhoneやiPadの画面を見ることができます。
動画質が優れていて、安定感がある
iPhoneやiPadを有線ケーブルでテレビに接続するメリットの1つに、「安定感」があります。
iPhoneやiPadとテレビを有線ケーブルで接続すると、接続がすぐに切れることはありませんし、動画質は落ちることなく優れたままテレビで視聴し続けることができます。
無線でiPhoneやiPadをテレビに接続すると、ネット環境が悪くなった瞬間にテレビとの接続が切れてしまったり、動画質が落ちてしまうことがあります。
iPhoneやiPadを有線ケーブルで接続すれば、有線ケーブルが切れない限り、安定してテレビに写真や動画を出力し続けます。
iPhone/iPadをテレビとケーブルで接続するデメリット
iPhoneやiPadを有線ケーブルでテレビに接続する方法には、メリットだけではなくデメリットもあります。メリットだけではなくデメリットもきちんと把握できれば、納得して有線ケーブルを取り入れられるのではないでしょうか。
主なデメリット
iPhoneやiPadを有線ケーブルでテレビに接続する方法には、メリットだけではなくいくつかデメリットもあります。iPhoneやiPadを有線ケーブルでテレビに接続する方法のデメリットを紹介します。
専用の機器が必要になる
iPhoneやiPadを有線ケーブルでテレビに接続する方法のデメリットの1つに、「専用の機器が必要」という問題があります。一般的にはiPhoneやiPadをテレビに接続するケーブルにHDMIケーブルを利用します。
HDMIケーブルはゲーム機やパソコンなどで利用していますので、家にあることは多いと思います。
しかし、iPhoneやiPadにはHDMIケーブルの端子が用意されていません。iPhoneやiPadとHDMIを接続するための特殊な機器が必要になってしまうのです。iPhoneやiPadとHDMIケーブルを接続するための機器は変換アダプターといいます。
変換アダプターがない方、HDMIケーブルが家にない方は購入しなければいけないため、お金がかかってしまうことがデメリットになっています。
ケーブルの煩わしさ
iPhoneやiPadを有線ケーブルでテレビに接続する方法のデメリットの1つに、「ケーブルの煩わしさ」があります。iPhoneやiPadは手元に置いたまま、テレビに接続しそのままテレビを見たい方はほとんどではないでしょうか。
iPhoneやiPadを手元で操作しながらテレビに接続し続けるためには、長いケーブルが必要になってきます。テレビは大きいので、見るためには距離を取らなければいけません。なのでその距離分のケーブルの長さが必要になってくるのです。
そして、テレビにiPhoneやiPadの画面を出力し続けるためには、iPhoneやiPadとテレビをケーブルで接続し続けなければいけません。長いケーブルがあることに煩わしさがあり、デメリットとなっています。
更に、毎回ケーブルを接続しなければいけないという手間もあります。
iPhone/iPadをテレビに接続するケーブルの選び方
iPhoneやiPadを有線ケーブルでテレビに接続するためには、専用のケーブルが必要になってきます。どんなケーブルが必要になるのか、どんなケーブルがあるのかを紹介しますので、今からケーブルを用意する方は確認してみてください。
HDMIケーブルと変換アダプターを用意
まず用意しなければいけないケーブルは、HDMIケーブルです。HDMIケーブルは、パソコンやテレビとAV機器などを接続するために使用するケーブルになります。iPhoneやiPadをテレビに接続する役割をしてくれるのがHDMIケーブルです。
HDMIケーブルは各メーカーから販売されています。4k対応のHDMIケーブルもあるので、色々比較して見てみてください。HDMIケーブルを買う時は、テレビと接続してもiPhoneやiPadが操作しやすいように長めのHDMIケーブルを買うことをお勧めします。
HDMIケーブルは、長さや4k対応などによって値段が変わってきます。HDMIケーブルの中には、変換アダプターと合体しているものもあります。
変換アダプターと合体しているHDMIケーブルは、変換アダプターが付いていないHDMIケーブルより値段が高めになっています。
次に用意しなければいけない機器が、HDMI変換アダプターです。HDMI変換アダプターは、HDMIケーブルとiPhoneを接続するための変換アダプターになっています。
家にHDMIケーブルはあるけれど、変換アダプターがないと言う方は変換アダプターを購入しなければいけません。変換アダプターは各メーカーからいろいろな変換アダプターが販売されています。
純正品と他社製の比較
HDMIj変換アダプターにはApple純正品の変換アダプターと他社製の変換アダプターがあります。Apple純正品の変換アダプターと、他社製の変換アダプターの比較をしてみましょう。
料金
アップル純正品の変換アダプターと他社製の変換アダプターの料金の比較をしてみます。
Apple純正品の変換アダプターは、5,800円ほどします。AppleStoreへ行って購入するか、Appleのサイトでネット購入することができます。他社製の変換アダプターよりも高値になっていますが、iPhoneと同じアップル製品なので相性は良いはずです。
他社製の変換アダプターは、メーカーによって異なりますが3,000円ほどで購入できます。家電量販店へ行って購入するか、ECサイトでネット購入することができます。メーカーによって値段が違うので、それぞれ内容を見比べてから選んでください。
機能
アップル純正品の変換アダプターと他社製の変換アダプターの機能を比較してみます。
Apple純正品の変換アダプターは、最大1,080pのHD画質で出力します。iPhoneの各モデルほぼ対応しています。口コミなどを見ると、たまに不具合が生じているようです。
他社製の変換アダプターは、種類によっては1,080pのHD画質で出力し、4k対応しているものもあります。iPhoneの各モデルにほぼ対応しているものが多いです。
他社製の変換アダプターを購入する時は、各メーカーの商品説明をきちんと確認してから購入するようにしてください。他社製の変換アダプターの口コミなどを見ると、たまに映らない製品があるようです。
iPhone/iPadをテレビにケーブルで接続/出力する方法
iPhoneやiPadをテレビに接続し出力すると、テレビにiPhoneやiPadの画面が映ります。iPhoneやiPadに有線ケーブルを接続すると勝手に出力されますので、iPhoneやiPadとテレビはケーブルで接続するだけで大丈夫です。
テレビに接続さえしてしまえば、普段iPhoneやiPadで見る写真や動画やアプリゲームなどが勝手にテレビに写ります。
写真や動画やアプリゲームだけではなく、iPhoneやiPadの画面がそのままテレビに映るので、iPhoneやiPadのホーム画面から設定までテレビ画面で見ることができます。
手順
iPhoneやiPadをテレビに接続する手順を説明します。
iPhoneに変換アダプターを接続
iPhoneやiPadに変換アダプターを接続してください。HDMI変換アダプターから出ている接続部分をiPhoneやiPadの充電するときに差し込む端子に接続すればOKです。
HDMI変換アダプターの接続部分をiPhoneやiPadの端子に接続する時は、しっかりと端子に差し込むようにしてください。きちんと差し込まないと接続がうまくいきません。
テレビにHDMIケーブルを接続
テレビにHDMIケーブルを接続してください。テレビの裏側に接続部分があることが多いです。ほとんどのテレビには、HDMIケーブルを差し込む箇所があります。接続するときはしっかりと差し込んでください。差込が甘いときちんと接続されません。
空いている好きな箇所へ差し込んでください。差し込んだら、差し込んだ箇所の番号などを覚えておいてください。番号などはテレビにあるHDMIケーブルの差込口に書いてある場合が多いです。
テレビのHDMI接続部分は、ゲーム機やDVDプレイヤーなどを一気にたくさん接続できるように、たくさんHDMI接続部分が用意されていることが多いです。
iPhoneとテレビを接続
先ほどテレビと接続したHDMIケーブルを、変換アダプターに接続してください。HDMIケーブルを変換アダプターに接続するときはしっかりと差込口に差し込んでください。差込が甘いと接続がうまくいきません。
接続すると、何もしなくても勝手にiPhoneの画面がテレビへ出力されます。
テレビをHDMI入力に切り替え
iPhoneやiPadをHDMIケーブルと変換アダプターでテレビと接続したら、先ほどHDMIケーブルを差し込んだ差込口の番号のテレビ画面に、テレビのリモコンで切り替えしてください。
HDMIケーブルを差し込んだ画面にテレビ画面を切り替えると、iPhoneやiPadの画面がテレビに写っています。
テレビの画面をHDMIケーブルを差し込んだ画面にするためには、ほとんどの場合リモコンにある入力切替というボタンを押すと画面が切り替わります。何度かリモコンの入力切替ボタンを押して、HDMIケーブルを差し込んだ画面に切り替えしてください。
iPhone/iPadをテレビにケーブルで接続/出力する時の注意点
iPhoneやiPadをテレビにケーブルで接続、出力する時に注意点があります。iPhoneとテレビをケーブルで接続してもまだまだ万能ではありません。iPhoneやiPadをテレビにケーブルで接続、出力する時の注意点を説明します。
ノイズ/遅延が発生する可能性
iPhoneやiPadをテレビに接続するために使っている変換アダプターですが、使用上は1,080pの出力が可能となっていますが、内部処理の都合上一度ダウンスケーリングした映像を、1,080pの映像へとアップコンバートしているようです。
そのため、ノイズが発生したり、アプリゲームをしている時など僅かですが遅延が発生する可能性があるので注意してください。遅延はそれほど大きくはありませんが、瞬間が大事なゲームでは遅延のおかげでうまくいかない可能性があります。
その内にもっと性能のいい変換アダプターが発売され、ノイズや遅延の問題を解消してくれる変換アダプターが発売されるかもしれません。
今のところiPhoneやiPadをケーブルでテレビに接続して写真や動画をみる際にはノイズや遅延は気にならない程度なので、テレビでは写真や動画を見ることをおすすめします。