2019年04月12日更新
App Storeで消えたアプリを再インストールする方法【iPhone】
iPhoneユーザーの方でApp Storeでインストールしたアプリがいつの間にか消えた!!なんて経験ありませんか?実は私はしょっちゅうあります。そこで今回はiPhoneのApp Storeで消えたアプリを再インストールする方法をご紹介します。
目次
App Storeからアプリが消えた理由は?
いつも通りiPhoneを使っていたのにホーム画面を見たらあれ?いつの間にかiPhoneにインストールしたアプリが見つからない!どこにいっちゃったの?というようなアプリ迷子になることありませんか?せっかくインストールして保存したアプリなのに…。
そこでここではApp Storeからアプリが消えた理由について探っていきます。
開発者が配信を取り下げた
App Storeに表示されている・購入が可能なアプリというのは開発者からの申請(アプリの提出)を受けてAppleが審査するという形で進められます。逆にいえば申請がなければ審査されることはなく、開発者の判断による取り下げが可能です。
公開後のアプリもApp Storeから取り下げることができるので、昨日まで販売されていたアプリが今朝見たら消えた、という事態はあります。有料アプリも例外ではありません。つまり開発者が何かしらの理由でApp Storeから取り下げたのです。
Appleの審査に落ちた
App Storeからアプリが消えたもう一つの理由や考えられる原因としてはAppleの審査に落ちてしまったことが考えられます。アプリはどんどんユーザーが使いやすいようにアップデートされていきますよね。しかしその中でAppleが良くないと思ったのがあります。
するとApple側の審査にアプリが落ちてしまいApp Storeから消えたという状態になってしまうのです。つまりApp Storeで検索をかけても見つからない状態が続きます。
App Storeで購入履歴のある消えたアプリを復元する方法
App Store上で購入履歴があるアプリなら、Apple IDの履歴より再インストールが可能です。App Storeでの購入履歴からアプリを探す方法は、現在のApp Store上から消えたアプリでも通用する場合があります。
ではApp Storeで購入履歴のある消えたアプリを復元する方法をご説明します。
再インストール手順
2017年秋ごろアップデートされたiTunes 12.7からは、iOS版App Storeの管理が不可能となったため、現在ではiPhone上からの操作でしかアプリを復元する手段はありません。次の項目でApp Storeで購入履歴のある消えたアプリを復元する方法を解説します。
App Storeで右上のアカウントから購入済みを選択
まずApp Storeで『購入済みアプリ』を表示します。App StoreのデザインはiOS 11以降とその前とで大きく異なるため、iOSバージョンごと解説します。App Storeの『アカウント』メニューから『購入済み』へ進みます。すると購入履歴を見ることができます。
iOS 10以前の場合にはApp Storeの『アップデート』ページから『購入済み』へ進むとApp Storeでインストールした購入履歴を見ることができます。
一覧から再インストールを選択
App Storeで購入済みアプリを表示できたら、一覧より再インストールします。『このiPhone上にない』タブへ切り替えると、『過去インストールした履歴のある&現在は使っていないアプリ』一覧が表示されるので、再インストールしたいアプリを見つけます。
App Storeでアプリ横の雲アイコンをタップすればApp Storeでインストールが始まり、ホーム画面でアプリを確認できれば成功です。これで消えた、見つからないと嘆いていたアプリをApp Storeで復元することができます。
目的のアプリが見つからない場合の確認方法
App Storeで購入済みアプリ一覧で目的のアプリが見つからない場合、App Storeで過去のアプリをインストールした際のApple IDと、ログイン中のApple IDが一致しているか確認して下さい。現在使用しているApple IDは、例えば『設定』上で表示できます。
購入済みアプリの履歴は、手動で削除することも可能です。もし目的のアプリの履歴を消している場合でも、復元できます。App Store上で『アカウント』メニューから自分のアカウントのアイコンをタップしましょう。
『非表示の購入済みアイテム』へ進むと、一覧より確認・再インストールできます。App Storeでインストールしたアプリが表示されます。
iOS 11より32ビットの古いアプリは動作しなくなりました。過去インストールした履歴のうち、64ビットへ対応されていないアプリはApp Storeで雲アイコンがグレーアウトされ再インストールができません。新しいのであれば再インストールできます。
iTunesで保存したアプリイメージから消えた復元する方法
バックアップなどをとるのにiTunesを利用する方も中にはいるでしょう。実はiTunesで保存したアプリイメージから消えたアプリを復元することもできるのです。そこでここではiTunesで保存したアプリイメージから消えた復元する方法をご紹介します。
手順
2017年秋ごろまでリリースされていたiTunes 〜12.6.xは、iTunes上でiOSのアプリを管理・バックアップができました。もし当時、アプリイメージをiTunesで保存していれば、イメージファイルよりApp Storeで消えたアプリの再インストールが可能です。
指定ディレクトリで対象のアプリを探す
iTunesに保存したアプリイメージを再インストールするにはまず、旧iTunesで保存したアプリを指定ディレクトリで見つけます。Macの場合だと、
- /Users/username/Music/iTunes/iTunes Media
- C:/Users/username/My Music/iTunes/iTunes Media
iPhoneを選択してアプリを再インストール
次に、アプリイメージファイルよりApp Storeで消えたアプリ再インストールします。iPhoneをパソコンへ接続し、『自分のデバイス上』項目へアプリファイルをドラッグ&ドロップします。するとインストールが始まります。
これでiPhoneのホーム画面でアプリを確認できればApp Storeで消えたアプリをアプリイメージで復元することができました。つまり成功です。
エラーメッセージが出る場合の解決法
使用環境によっては、アプリファイルをドラッグ&ドロップすると次のようなエラーメッセージが表示されることがあります。エラーメッセージが出ると実際焦りますしどんな解決法があるのか気が気ではないですよね。エラーメッセージの例は次のものです。
『Appはこのコンピュータでの使用が認証されていないため、iPhoneにインストールされませんでした。』こういったエラーメッセージが出る場合の解決法をここではご紹介します。
この場合、iTunesのメニューバーの『アカウント』から『認証』に行き『このコンピュータを認証』を実行して下さい。『コンピュータの承認が完了しました』と表示されればOKです。エラーメッセージが出る場合の解決法になります。
目的のアプリが見つからない場合の確認方法
パソコン上でアプリイメージファイルが見つからない場合、旧バージョンで保存できていなかった可能性が高いです。iTunesでiPhoneのバックアップを作成するだけでは、アプリイメージファイルは自動保存されず、手動でダウンロードする必要があります。
もし旧バージョンのiTunesがあれば、『App Store』のメニューで『購入済み』アプリ一覧を開くとライブラリにない(=イメージファイルが保存されていない)アプリを表示・ダウンロードできます。
アプリのイメージファイルがパソコン上にも残っていない場合、残念ながら再インストールする方法はありません。アプリがApp Storeから消えたままになってしまいます。
iTunes12.7から消えた機能
iTunesがバージョンアップされてから起こったことは、単にiTunes上の管理画面でアプリ表示がされないという仕様変更だけではありません。
iTunes12.7から消えた機能としては、『アプリの購入やダウンロード』『iPhoneアプリの配置変更などの管理』『アプリの入れ替えなどの管理』『古いアプリの保存』です。MacでもWindowsでも同様です。
専用アプリを使用して消えたアプリを再インストールする方法
App Storeから消えたアプリをなんとしてでも再インストールしたい!そう思う方も多いかと思います。iTunesなどでエラーメッセージが出たり、解決策が見つからないという方は専用のアプリを試してみることをお勧めします。
AppSitter
AppSitterとはiOSデバイス上のアプリ管理に特化したデスクトップ向けソフトウェアで、パソコンでiPhone上のアプリを簡単に管理できます。そして、App Storeから消えたアプリも見つけてダウンロードできます。
特徴
このソフトの特徴はApp Storeから消えたアプリをApple履歴で見つけてダウンロードできることもありますが、消えたアプリをiOSデバイスにだけでなく、パソコンにもダウンロードできるのです。更にアプリのバーションやサイズなどの情報も見れます。
またアプリの削除、インストール、アップデート、またはホーム画面の整理など多様な機能を持っているのが特徴です。パソコンの大画面でiOSデバイスにインストールされたアプリを手軽に管理できるのが嬉しいですね。
使い方
AppSitterをダウンロード&インストール&起動します。 iPhoneをUSBケーブルでパソコンと接続したらアプリ管理画面で『このデバイスで購入済みApp』をクリックします。インストールしたいアプリの右側にある『インストール』ボタンをクリックします。
そしてダウンロードします。
そのアプリに対応するApple IDのパスワードを入力したら『OK』をクリックします。2つファクタ認証があったら、続いて認証コードを入力します。
App Storeから消えたアプリをパソコンにダウンロードしたいなら、アプリの右側にある『ダウンロード』をクリックします。
七井げなく毎日使っているiPhone。気づいたらアプリが消えた!!なんてことの突然の事態にも対応できるように解決法を頭の中に入れておくといいですね。しかしその解決法でもApp Storeでインストールしたアプリが消えたことで復元できないこともあります。
解決法を色々試してもApp Storeでインストールしたアプリが消えたことに対処できない場合はしょうがないことではありますが常にホーム画面を整理しておきましょう。