iPhoneのメールを削除できない原因と対処法を詳しく解説！

まずは、iPhoneのメールを削除できない原因について解説をしていきます。メールを削除できない原因は1つではありません。さらに言うと、様々な問題の切り分けを行わないことには原因の詳細はわかりません。

考えられる原因のいくつかを紹介していきます。

iPhoneのメールの仕組みは、様々なメールアカウントをiPhoneに設定をすることでiPhoneのメールアプリで受信したメールを閲覧することができます。

メールは全てメールサーバに受信され、iPhoneのメールアプリを使ってメールサーバにアクセスをし、メールの閲覧をするというのがiPhoneのメールの仕組みです。

従来のガラケーは携帯本体にメールは受信されますが、iPhone本体に直接届いているわけではないことを理科ししましょう。

では、iPhoneに届いたメールが削除できない原因の1つ目として、ゴミ箱にメールが残ってしまい削除できない原因について解説をしていきます。

メールのほとんどが、一度で完全削除をすることができません。受信ボックスに届いたメールをゴミ箱に移動させ、ゴミ箱に移動させたメールを削除するのが通常の手順です。

メールアカウントにもよりますが、ゴミ箱に入ったメールは一定期間を超えると自動で削除されます。

ゴミ箱に入れただけではすぐに削除されるものではないので、メールをゴミ箱に移すこと＝メールの削除だと理解している場合は違うので注意しましょう。

iPhoneに届いたメールが削除できない原因の2つ目として、ゴミ箱へメール移動設定ができていない場合です。迷惑メールのようなメールはメール移動設定をおこなうことができるメールアカウントがあります。

迷惑メールフィルタなどで迷惑メールを防止している場合は、自動でメール移動設定がされています。明らかな迷惑メールの場合は、その使っているメールアカウントのメールフィルタを使ってメール移動設定を行うと、便利です。

iPhoneに届いたメールが削除できない原因の3つ目として、iPhoneの設定ではなくメールアカウント自体に保護設定がされている場合です。削除したくないメールには保護設定を行うことができます。

メールを保護設定してあると、iPhoneで削除することはできません。保護を解除したのちに削除をする必要があります。

iPhoneのメールの仕組みでも解説をした通り、iPhoneのメールはメールサーバにアクセスをしています。メールサーバにアクセスをするにはネット環境が必要です。

メールサーバと同期をするのに通信のラグがあると適切に削除をすることができません。iPhoneで削除をしても、サーバ側にと同期をできず、メールが残っている状態でiPhoneとメールサーバが同期をしてしまうこともあります。

iPhoneのメールのアプリを動かしているiOSの不具合があると、メールが削除できないことがあります。iOSの不具合のが場合は、iPhoneのメールのアプリ側で何か対処法を試しも改善をすることはありません。

では、iPhoneのメールを削除できない時の対処法で、メール移動設定が原因の場合の対処法の解説をしていきます。メール移動設定の確認をして、適切に不必要なメールがメール移動設定されているか確認をしていきます。

では、iPhoneでメール移動設定の確認の手順を解説していきます。メール移動設定を確認するには、設定アプリを開きます。

設定アプリを開いたら、パスワードとアカウントをタップします。

パスワードとアカウントをタップしたら、iPhoneに設定してあるメールアカウントの一覧が表示されます。メールが削除できないアカウントをタップします。

対象のアカウントを開いたら、アカウントをタップします。

アカウントの詳細が表示されたら、詳細をタップします。

詳細の中に、メールボックスの特性という項目があります。メールボックスの特性の削除済メールボックスをタップします。

削除済メールボックスの設定エラーが出てる可能性があるので、すでにゴミ箱になっていても、一度他のフォルダに設定をし、ゴミ箱に再設定を行いましょう。メール移動設定での対処法は以上です。

では次に、iPhoneのメールを削除できない時の対処法のIMAPの設定が原因の場合です。IMAPと言うメールサーバの設定がエラーを起こしていることがあります。

では、IMAP使用時のメール移動設定の手順の解説をしていきます。メール移動設定の手順を重なる部分もありますが、確認も含めて解説をしていきます。

IMAP使用時のメール移動設定の手順も設定アプリを使った対処法を使用します。まずは設定アプリを開きます。

設定アプリを開いたら、アカウントにアクセスするために、パスワードとアカウントをタップします。

パスワードとアカウントを開くと、iPhoneで設定してあるメールアカウントが表示されます。メールの削除をできないアカウントをタップします。

メールを削除できないメールアカウントをタップして次のページに進むと、アカウントとメールアドレスが表示されるので、タップします。

アカウントをタップして次に進むと、詳細が表示されます。IMAPの設定をするのは詳細からなので、詳細をタップします。

詳細をタップしたら、IMAPパス接頭辞という項目があります。IMAPパス接頭辞の設定を行うのでタップします。

IMAPパス接頭辞をタップすると、文字入力をできるようになります。入力ができるようならIMAPパス接頭辞の欄にINBOXと入力をします。

IMAP設定をできないメールアカウントもあるので、そういったメールアカウントの場合は、IMAPパス接頭辞にINBOXと入力をすることができません。

IMAPパス接頭辞にINBOXと入力ができない場合は他の対処法を試してみましょう。

IMAPパス接頭辞にINBOXと入力ができたらひとつ前のページに戻り、右上の完了をタップしましょう。INBOX以外の文字を入力しても対処法にはならないので、INBOXとしっかり確認を怠らないようにしましょう。

iPhoneのメールを削除できない時の対処法で、メール自体の設定で保護設定がされている場合があります。保護設定に関しては、iPhoneのメールではなくドコモメールのみなので、@docomo.ne.jpのメールの削除ができない場合はチェックしてみましょう。

ドコモメールの保護設定を解除する手順の解説に移ります。下にdアカウントのログインページがあるのでログインをしましょう。

ログインが完了したら、メールの一覧が表示されるので、メールに鍵アイコンがついていないか確認をします。鍵アイコンがついているメールは保護設定されています。

保護設定の解除は、メールの左側にあるチェックボックスにチェックを入れ、その他をタップし、メニューリストから保護解除をタップするとメールの保護が解除されます。

iPhoneのメールが削除できない時の対処法で、iOSが原因の時の対処法の解説をしていきます。iPhoneを動かすiOSが原因でiPhoneからメールを削除できない場合は下記の方法を試してみてください。

iOSが原因でメールが削除できない場合の対処法は、まずはiPhoneの再起動から行いましょう。iPhoneの再起動を行うことで、一時的なエラーなら削除されていることがあります。

通信のラグの問題でも再起動を行うことで通信が正常に動き出し、削除できることがあります。

再起動をしても改善がない場合は、iOSのアップデートが必要です。ただ、アップデートを行うとバックアップの作成やアップデートまで含めると1時間以上は必要になります。

メールの削除ができないだけで、急いでいないのであれば、時間にゆとりのあるタイミングで行うようにしましょう。

iPhoneのメールがiOSが原因で削除できない場合は、削除をする前に一度メールを既読にしてから削除してみましょう。メールを開封したことで削除できることがあります。

いかがでしたでしょうか？メールが削除できず溜まっていくと、未読件数がものすごい数になることがあります。メールアカウント毎に保存できるメールの数も決まっています。

不必要なメールは定期的に削除することでメールも軽くなり、未読もなくすっきりします。この記事を参考に対処してみてください。ここまで読んでいただき誠にありがとうございます。