【iPhone/iPad】スクリーンタイムにパスコードを設定する方法!
皆さんはiPhoneやiPadでスクリーンタイムを設定していますか?スクリーンタイムにパスコードを設定しておくとかなり便利です。そこでここではiPhoneやiPadでスクリーンタイムにパスコードを設定する方法をご説明いたします。
目次
- 1iPhone/iPadのスクリーンタイム・パスコードの設定方法
- ・スクリーンタイム・パスコードをオンにする手順
- 2iPhone/iPadのスクリーンタイム・パスコードの変更/オフ
- ・スクリーンタイム・パスコードの変更手順
- ・スクリーンタイム・パスコードをオフにする手順
- 3iPhone/iPadのスクリーンタイム・パスコードを使用する場面
- ・休止時間を管理する時
- ・時間制限を延長する時
- ・休止ブロックがオンの場合はパスコードを入力
- 4iPhone/iPadのスクリーンタイム・パスコードに覚えがない時の対処法
- ・iOS11の機能制限パスコードが継承されている
- ・保護者が勝手に設定していないか確認する
- 5iPhone/iPadのスクリーンタイム・パスコードを解読する方法
- ・iTunesで暗号化バックアップファイルを取る
- ・Pinfinderで解読する
- 6iPhone/iPadのスクリーンタイム・パスコードがわからない時の対処法
- ・リカバリーモードで初期化
- ・合わせて読みたい!iPhoneに関する記事一覧
iPhone/iPadのスクリーンタイム・パスコードの設定方法
iOS12で追加された、iPhoneの使用時間やアプリの使用割合などをチェックできる『スクリーンタイム』は、アプリの利用時間を制限する機能があります。子どものiPhoneの利用時間を制限する際などに便利な機能ですが、設定しただけでは簡単に解除できます。
そこで今回は、スクリーンタイムに専用のパスコードを設定し、設定の変更や制限時間の延長にパスコードをオン・オフにするための方法を解説します。
スクリーンタイム・パスコードをオンにする手順
まずiPhoneやiPadでスクリーンタイム・パスコードをオンにする方法として始めにiPhoneやiPadの『設定』のアプリをタップします。
その中にある『スクリーンタイム』という項目があるのでこちらをタップしましょう。もちろんiPadにもあります。
そして、さらに『スクリーンタイム・パスコードを使用』をタップします。
4桁のパスコードを入力します。このパスコードはiPhoneのロックを解除するためのパスコードとは別のものです。もう1度同じ4桁のパスコードを入力しましょう。
これで、スクリーンタイムの機能にパスコードロックをかけることができました。『休止時間』の設定など、時間制限の設定などスクリーンタイムの管理を変更しようとすると、パスコードを要求する画面が表示されます。
先程設定したパスコードを入力すれば、設定画面が開きます。また、『休止時間』や『時間制限』で利用できないアプリの利用時間制限を延長をする際も、『時間制限の延長の許可を求める』をタップします。
その後スクリーンタイム・パスコードの入力が必要になります。パスコードを入力すると、時間制限の延長の許可が可能になります。
iPhone/iPadのスクリーンタイム・パスコードの変更/オフ
これでiPhoneやiPadでスクリーンタイムをオンにする設定方法はわかりましたね。しかし、お子様に使わせていてもそのうちパスコードがわかってしまい、勝手に時間制限の延長をされてしまうこともあります。そうなってしまったら困りますよね。
そうなると時間制限の延長をされないようにiPhoneやiPadのスクリーンタイム、パスコードをオフにしたり変更する方法を身につけなくてはなりません。そこでここではiPhoneやiPadでスクリーンタイム、パスコードを変更・オフにする方法を説明します。
スクリーンタイム・パスコードの変更手順
iPhoneやiPadのスクリーンタイム・パスコードを変更することはできます。iPhoneやiPadは今では子供にとってはおもちゃにもなっていたり大人と同じように使用しているでしょう。スクリーンタイム・パスコードを変更する方法をご説明いたします。
まずはiPhoneなどで『設定』のアプリを開き『スクリーンタイム』をタップします。その中の『スクリーンタイム・パスコードを変更』をタップします。これで完了です。使用している子供にパスコードがバレないように時々パスコードを変更しましょう。
スクリーンタイム・パスコードをオフにする手順
先ほどはスクリーンタイム・パスコードを変更する方法をご紹介しました。しかし、スクリーンタイム・パスコードをオフにしたい、スクリーンタイム・パスコードが不要になった場合は、オフにすることができます。
スクリーンタイム・パスコードをオフにする方法をご紹介します。先ほどの『スクリーンタイム・パスコードを変更』をタップまでいったら『オフ』をタップします。
すると上記のような画面になるのでタップします。この後に設定していたパスコードを入力するとスクリーンタイム・パスコードをオフにできます。もしスクリーンタイム・パスコードをオフにしたい場合には行ってみて下さい。
iPhone/iPadのスクリーンタイム・パスコードを使用する場面
しかし、皆さんはiPhoneやiPadでスクリーンタイム・パスコードを使用する場面はどのようなものなのでしょうか。iOS11にアップデートされたときに突然スクリーンタイムの通知が出ますよね。この使用する場面って何?と思いますよね。
しかし、私はこのスクリーンタイムで自分がどれだけiPhoneを使用しているか時間制限をかけていませんが、管理をするようにしています。逆に言うと休止時間がどれくらいなのかということでiPhoneを先週より使用している。
といった自分の疲れの管理になります。あくまでもこれは私のスクリーンタイムの使い方なので一般的なスクリーンタイム・パスコードを使用する場面をご紹介します。
休止時間を管理する時
iPhoneにあるスクリーンタイム(Screen Time)とは、アプリケーションやウェブサイトの閲覧にどれぐらいの時間を費やしているのか確認できる機能です。2018年9月28日にアップデートされたiOS12.0から追加された機能です。
iPhoneを使わない時間帯やアプリケーションのカテゴリごとに時間制限の管理をできるようになりました。スクリーンタイムを利用することで、自分がどれぐらいiPhoneを利用しており、どんな機能を多用しているのかを管理でき使いすぎ防止に役立ちます。
成人している人は時間制限の管理はできるかと思いますがやはりスマホの使いすぎは疲れが出ます。そのためスクリーンタイムで管理をすることである程度の疲れも管理することができます。
時間制限を延長する時
端末間で共有をオンにしていると、iCloudにサインインしているすべてのデバイスの合計時間をスクリーンタイムで表示できるようになります。ファミリーのスクリーンタイムを設定できるので、子どものスマートフォンの利用状況が確認でき、機能制限も可能です。
『子どもにスマートフォンを持たせているけれど、使いすぎているようで心配』という方にはぜひオンにして時間制限の使用してほしい機能です。よくゲームは何時間まで。という風にありますが、さすがに時間制限をかけるとやならくなります。
休止ブロックがオンの場合はパスコードを入力
スクリーンタイムパスコードを設定して、休止時間設定で休止ブロックもオンに設定した場合には、アプリの時間制限を解除、時間延長するには、設定したスクリーンタイムパスコード入力が必要になります。
iPhoneのホーム画面にある時間制限中のグレー色アプリをタップすると、時間制限画面に「時間延長の許可を求める」と表示されている画面になります。時間制限画面の時間延長の許可を求めるをタップしてください。
iPhoneの時間制限画面で時間延長の許可を求めるをタップすると、スクリーン・タイムパスコードを入力という項目が表示されます。時間制限画面のスクリーンタイム・パスコードを入力をタップしてください。
スクリーンタイム・パスコードの入力をタップすると、パスコードを入力画面になります。設定アプリのスクリーンタイム画面で、前にスクリーンタイム・パスコードを設定したと思います。設定したスクリーンタイム・パスコードを入力してください。
時間延長許可の選択メニューが表示されますので、延長する時間を選んでタップしてください。終日許可をタップすると今回の休止時間はなしになり、次のアプリ時間制限開始時間までアプリを使用することができるようになります。
iPhoneのスクリーンタイム・パスコードを設定していても、休止ブロックがオフの場合は時間制限を解除するためのパスコード入力はなしになります。休止ブロックがオフの場合は、時間制限画面になったら制限を無視をタップしてください。
時間制限画面で制限を無視をタップしたら、今日は制限を無視をタップしてください。時間制限画面で、今日は制限を無視をタップすると時間制限の上にある砂時計が回転し、回転した後時間制限がなしの状態になりアプリが使用可能になります。
iPhone/iPadのスクリーンタイム・パスコードに覚えがない時の対処法
先ほどはiPhoneのスクリーンタイム・パスコードの設定をしてオンにすることで時間を管理することができました。しかし、iPhoneやiPadでスクリーンタイム・パスコードの設定をオンにしていないと中には思うでしょう。
そこでここではiPhoneやiPadでスクリーンタイム・パスコードに覚えがない時の対処法をご紹介します。
iOS11の機能制限パスコードが継承されている
スクリーンタイムパスコードは、iOS11以前からある機能で『機能制限』というものがありました。iOS12では、機能制限という設定項目はなくなり、スクリーンタイム内の設定で同じようなことができるようになっています。
iOS11以前に設定した『機能制限パスコード』がiOS12の『スクリーンタイムパスコード』の初期パスワードとなっています。ということは、機能制限パスコードを覚えていれば、スクリーンタイムパスコードを解除できるということです。
保護者が勝手に設定していないか確認する
iPhoneやiPadでスクリーンタイム・パスコードがオンになっているときはもしかしたら保護者の方が設定している可能性があります。未成年の方、あるいは未成年の時に初めてiPhoneを購入した方でしたら、保護者の方が機能制限を行っている場合もあります。
それで保護者の方はスクリーンタイム・パスコードをオンにして時間を管理しているのですね。
iPhone/iPadのスクリーンタイム・パスコードを解読する方法
iPhoneやiPadでスクリーンタイム・パスコードをオンになっているときにパスコードがわからなくて時間の延長ができないという場合があります。そんなときにはパスコードを解読しましょう。スクリーンタイム・パスコードを解読する方法をご紹介します。
iTunesで暗号化バックアップファイルを取る
iOS12以降のスクリーンタイムパスコードは、暗号化していないiTunesのバックアップファイルからは解読することは出来ません。暗号化バックアップが必要となります。
パソコン内に、暗号化されていないiTunesのバックアップファイルが無い場合には、まず、iTunesを起動して、スクリーンタイムパスコードが分からなくなったiPhoneを接続して、暗号化したバックアップを保存します。
シンボリックリンク等でバックアップファイルの保存先を変更している場合シンボリックリンク等でiTunesのバックアップファイルの保存先を変更している場合には、一旦、シンボリックリンクを解除して暗号化バックアップを保存します。
Pinfinderで解読する
pinfinder(Windowsの場合はpinfinder.exe)を実行すると、PCに保存されているバックアップファイルがリストで表示されるので、暗号化済みバックアップのパスワードを入力してエンターを押します。
解析が完了すると該当バックアップファイルの“RESTRICTIONS PASSCODE”にスクリーンタイムパスコードが表示されます。なおmacOS 10.14 Mojave以降で利用する場合は、Macの『システム環境設定』から『セキュリティとプライバシー』にいきます。
『フルディスクアクセス』から『プライバシーにターミナル』を追加する必要があります。
iPhone/iPadのスクリーンタイム・パスコードがわからない時の対処法
iPhoneやiPadでスクリーンタイム・パスコードがわからない時がありますよね。いくらiOS11から引き継いだとしてもわからないという場合があります。時間を管理したいのにという場合には困りますよね。逆に延長したい方もいるでしょう。
そこでここではiPhoneやiPadでスクリーンタイム・パスコードがわからない時の対処法をご紹介します。
リカバリーモードで初期化
端末のデータは全て消えます。必要なデータはバックアップしたのちに行ってください。iTunesがインストールされたパソコン、パソコンとiPhoneを接続するケーブル必要になります。iPhoneをリカバリモードにします。
iPhone 7・iPhone 7 Plusの場合には電源ボタンと音量を下げるボタンを同時に押し、『iTunes に接続』画面が表示されるまで押し続けます。iPhone6s以前の機種はホームボタンと電源ボタンを同時に押し『iTunesに接続』画面が表示されるまで押し続けます。
デバイスによってリカバリーモードにする方法は変わります。
『復元』もしくは『更新』の選択肢が表示されたら、『更新』を選択し、iTunesによるiOSの再インストールを始めます。
iPhone用のソフトウェアがダウンロードされるまでしばらく待つ。万が一途中で『iTunesに接続』画面が閉じてしまった場合は、ダウンロードが終わるのを待ってから、同じ作業を行いましょう。終了したら上記の画面のようになります。
『iPhoneを取り出す』をクリック。そしてiPhoneの設定を再度してください。これでリカバリーモードで初期化することができました。
時間の管理ができるiPhoneやiPadのスクリーンタイム・パスコード。お子様にiPhoneを持たせている方は時間延長ができないようにするとお子様の健康管理にも繋がります。ぜひiPhoneのスクリーンタイム・パスコードを使ってみて下さい。
また、お仕事をされている方はiPhoneやiPadでもスクリーンタイム・パスコードを設定すると健康管理に繋がりますので体調の管理にも繋がります。iPhoneの使用時間の延長ができないように自分でセーブしてみてもいいですね。