2019年06月26日更新
Alipay(アリペイ)とは?特徴やメリットを詳しく解説!
みなさんAlipay(アリペイ)とは何か知っていますか。Alipayとは中国最大のオンライン決済サービスのことを指します。本記事では、Alipayの特徴をはじめ、メリットや使い方、AlipayとWeChat Payの違いなど様々な内容を紹介します。
目次
- 1Alipay(アリペイ)とは?
- ・Alipayは中国最大のオンライン決済サービス
- ・特徴
- ・決済方式は2通り
- ・決済の仕組み
- 2Alipayのメリット
- ・利用できるシーンが幅広い
- ・安心して決済ができる
- ・キャッシュレス
- ・PayPayとサービス連携
- 3Alipayの使い方~準備編~
- ・中国国内の銀行口座が必要
- ・Alipayをスマホにダウンロード
- ・中国国内の銀行口座を登録
- ・Alipayの本人確認事項を入力
- 4Alipayの使い方
- ・チャージする
- ・店舗でスマホ決済
- 5AlipayとWeChat Payの違い
- ・WeChat Payとは?
- ・Alipayは金融関連に特化した決済アプリ
- ・合わせて読みたい!スマホ決済に関する記事一覧
Alipay(アリペイ)とは?
Alipay(アリペイ)とは何か知っていますか。Alipay(アリペイ)とは、世界最大と言われているモバイル決済アプリです。中国人が普段から活用しています。
以下のリンクからAlipayの詳細ページに移動できるので、詳しく知りたい人はぜひ参考にしてみてください。下記でAlipayの特徴を中心に解説していきましょう。
Alipayは中国最大のオンライン決済サービス
Alipayは、中国最大のECプラットフォームタオバオの決済手段として普及しています。現在は携帯電話料金のチャージをはじめ、シェアリング自転車の利用あるいは、タクシー配車や地下鉄乗車、SNSなど、現代の人々の生活に欠かすことができません。
さらに、家賃もしくは学費のような高額の支払いにおいても、Alipayの利用ができます。今後さらに幅広く使えるようになっていくでしょう。
特徴
続いてAlipayの特徴についてですが、中国のインターネット通販で有名なアリババグループが提供しています。2017年第1四半期でモバイルを利用した決済業界でシェア54%を誇る世界最大のアプリ決済サービスなのです。
中国のネット通販で有名なアリババグループが提供
中国のインターネット通販で有名なアリババグループが提供しているという特徴を持ったAlipayは、中国では2017年モバイル決済金額が約3450兆円にもなります。
また、2013年からの4年間で約22倍に規模が拡大。2015年のビザ発給条件緩和以降では、訪日中国人旅行者数が、爆発的に増えているのです。ちなみに訪日旅客数の約26%を占めていて、国別第1位になります。
日本は、中国から最短1.5時間で行ける身近な海外旅行先として確立され、リピーターの増加に加えて団体ツアーから個人旅行をする人も増えています。旅行中の消費行動では、買い物に伴いレジャーもしくは飲食などのコト消費にも影響しているのです。
決済方式は2通り
続いてのAlipayにおける特徴は、決済方式です。「消費者提示型」と「店舗掲示型」の2パターンがあります。それぞれ解説していきましょう。
消費者提示型
消費者提示型とは、消費者がスマホのQRを表示して、店員がバーコードリーダーで読み取ることで決済する方法のことを指します。
店舗掲示型
一方で店舗掲示型とは、中国の飲食店もしくは小規模なお店で多く利用されているものです。消費者が、前もって店頭にあるステッカーあるいはPOPに掲示されているQRコードをスキャンし、支払った金額を消費者が入力して決済する方法になります。
日本では、2017年12月にAlipayが初めてサービス提供を始めた方式です。なお、店舗はステッカーだけを用意するだけで構いませんので、とても安く簡単に対応できるのです。
決済の仕組み
決済の仕組みは以下の6つ流れを押さえておきましょう。
・ユーザーがECサイトで注文する
・ユーザーがAlipayに代金を支払う
・販売者にAlipayから商品料金の入金連絡がくる
・販売者がユーザーに商品を発送する
・ユーザーは商品受け取りをAlipayに連絡する
・Alipayから販売者に代金が支払われる
Alipayのメリット
次は、Alipayのメリットを紹介します。メリットは以下の4つです
・利用できるシーンが幅広い
・安心して決済ができる
・キャッシュレス
・PayPayとサービス連携
利用できるシーンが幅広い
1つ目のメリットは、利用できるシーンが幅広いという点です。下記で詳しく解説していきましょう。
日本の大手百貨店や家電量販店・総合免税店・コンビニで利用できる!
中国国内では、Alipayに対応していないお店を探すことの方が、難しいほどAlipayをお店で利用できます。普段の買い物は当然のことながら、金融サービスあるいは公共サービスや学費、家賃などの高額な決済にも対応しているのです。
上記のとおり、利用できるシーンが非常に幅広いので、Alipayを利用することによって現金はほとんど必要ないでしょう。
安心して決済ができる
2つ目のメリットは、安心して決済ができる点です。海外で観光または生活をする場合には、現金の窃盗もしくは偽札などの被害に気をつけなければなりません。
中国ではAlipayを利用することで大半の支払いは可能です。現金を盗まれると行ったリスクを劇的に減少させます。安心して決済できるでしょう。
キャッシュレス
3つ目のメリットは、キャッシュレス化できることです。Alipayを使用して支払いをすることでほとんど現金が必要なくなるからです。
PayPayとサービス連携
4つ目のメリットは、PayPayとサービス連携させることで、Alipayとの決済手数料が無料になることです。
Alipayとの決済手数料が無料
日本で一躍話題になった決算サービスのPayPayとAlipayをサービス連携させることにより、Alipayとの決済手数料が無料になります。連携させて少しでも安く決算できるようにしましょう。
Alipayの使い方~準備編~
続いてAlipayの利用方法において、準備しなければならない点を紹介します。まずは、中国国内の銀行でアリペイの申込用紙に必要事項を記入してから申し込みをする必要があります。
中国国内の銀行口座が必要
次に、スマホからアリペイのアプリをダウンロードして、中国で作成した中国国内の銀行口座を登録し、本人確認事項を入力して送信してください。
Alipayをスマホにダウンロード
以下のリンクからAndroidもしくはiPhoneに対応しているAlipayアプリをダウンロードできます。
中国国内の銀行口座を登録
上記でも説明しましたが、Alipayをスマホにダウンロードしたら、中国国内の銀行口座を登録しましょう。
Alipayの本人確認事項を入力
中国国内の銀行口座を登録したら、Alipayの本人確認事項を入力してAlipayの使い方における準備は完了です。
Alipayの使い方
Alipayの利用方法では、チャージすることがポイントです。以下で詳しくみていきましょう。
チャージする
Alipayでお金をチャージする方法は、以下の2パターンあります。
銀行口座から
銀行口座からチャージする場合は、「我的」を洗濯してから「残高」から「充値」をタップします。そして、金額を入力してからパスワードを入力するだけです。
銀行口座以外から
銀行口座以外からチャージする場合には、Alipayを使っている人に現金を渡し、送金してもらう方法です。
店舗でスマホ決済
店舗でスマホ決済する方法では、Alipayの「ホーム」から「支払う」をタップし、QRコードを作成させます。そしてQRコードを店員さんに提示して、店員さんが読み取り機でQRコードを読み取ってもらったら決済完了です。
AlipayとWeChat Payの違い
余談ですが、AlipayとWeChat Payの違いを知っていますか。以下で詳しく解説します。
WeChat Payとは?
WeChat Payとは何か知っていますか。以下で解説します。
中国版LineのWeChat が作った決済アプリ
WeChat Payとは中国版LINEと呼ばれていて、約6億人の中国人が毎日利用するというSNSのこと。テキストと音声でチャットが可能です。
友達同士のコミュニケーション目的がメイン
なお、WeChat Payでは友達同士のコミュニケーション目的がメインになっています。日本では口コミですらあまり広がっていないのが現実です。
Alipayも日本では口コミは少なく、まだまだ拡散される余地があるでしょう。
Alipayは金融関連に特化した決済アプリ
Alipayは金融関連に特化した決済アプリです。まだ中国人向けがメインで世界的なユーザー数は多いでしょう。しかし、日本人の利用者は非常に少ないです。口コミも少ないでしょう。
したがって、国内での日本語による口コミはほとんどありません。今後Alipayの利用者が増加して、口コミが書き込まれるのは時間の問題でしょう。
基本的な生活での支払い機能もついている
また、Alipayは基本的な生活での支払い機能も搭載されています。まだ日本では口コミもほとんどなく、知られていませんが、ぜひこの機会にAlipayアプリをダウンロードしてみてください。
まとめ
今回の記事ではAlipay(アリペイ)とは?特徴やメリットを詳しく解説!というテーマで執筆しました。日本ではまだ口コミが少なく、利用している人がほとんどいませんが、この機会にぜひ利用してみてください。