【2019年】Alipay(アリペイ)を日本人が開設する方法!

キャッシュレス化が進んでいる中国の決済サービスといえば、Alipay(アリペイ)。2019年現在では、日本人にもなじみがあり、日本でも使用できる店舗が増えています。今回は、日本人がAlipay(アリペイ)に登録し、使用する方法を解説していきます。

【2019年】Alipay(アリペイ)を日本人が開設する方法!のイメージ

目次

  1. 1Alipay/アリペイとは?
  2. 中国に広く浸透しているキャッシュレス決済のサービス
  3. 2【2019年最新まとめ】Alipay/アリペイを日本人が使うメリット
  4. 利用できるシーンが幅広い
  5. 安心して決済が可能
  6. 送金や割り勘機能など多数の機能
  7. 3【2019年最新まとめ】Alipay/アリペイを日本人が使うデメリット
  8. 中国の口座/国際カードが必要
  9. 日本人は日本国内での決済に使えない
  10. ポイント還元がない
  11. 4【2019年最新まとめ】Alipay/アリペイを日本人が開設する方法
  12. 必ず必要なもの
  13. 開設手順
  14. 5【2019年最新まとめ】Alipay/アリペイに日本人が本人確認情報を登録する方法
  15. 本人確認情報とは?
  16. 登録の手順
  17. 本人確認情報を登録しないとどうなる?
  18. 6【2019年最新まとめ】Alipay/アリペイに日本人がチャージする方法
  19. お金のチャージ方法
  20. 日本人にも中国の銀行口座は作れる?
  21. 7【2019年最新まとめ】Alipay/アリペイで日本人が決済する方法
  22. ネット環境が必須
  23. 使い方
  24. 8【2019年最新まとめ】Alipay/アリペイの評判/口コミ
  25. 良い評判/口コミ
  26. 悪い評判/口コミ
  27. 9【2019年最新まとめ】どんな日本人にAlipay/アリペイはおすすめ?
  28. おすすめな人
  29. 合わせて読みたい!アプリに関する記事一覧

Alipay/アリペイとは?

コンビ二等で目にするようになったAlipay(アリペイ)の決済。キャッシュレスが進む中国ではかなり浸透した支払い方法となりました。まずはAlipay(アリペイ)について紹介していきます。

中国に広く浸透しているキャッシュレス決済のサービス

Alipay(アリペイ)とは、アリババ・グループという中国発のインターネットショッピングモールタオバオを運営する会社の決済サービスです。アリババグループ子会社のアント・フィナンシャルが2004年12月にAlipay(アリペイ)のサービスを開始しました。

2019年現在、中国都市部のモバイル決済利用率は98%以上となっており、特にAlipay(アリペイ)とウィチャットペイで8割以上のシェアを持っています。そのため中国に行く際にはAlipay(アリペイ)等の決済アプリをもつことは必須といえます。

Alipay(アリペイ) | サービス | アリババ株式会社
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【2019年最新まとめ】Alipay/アリペイを日本人が使うメリット

中国に幅広く浸透しているAlipay(アリペイ)ですが、日本人が使うメリットはあるのでしょうか。次からは、2019年現在、Alipay(アリペイ)を利用するメリットについて紹介していきます。

利用できるシーンが幅広い

中国ではもちろん、日本でもAlipayはコンビニや百貨店、ドラッグストア等使うことのできるお店が増えてきました。普段の買い物はもちろん、金融サービスや公共サービスなどの決済にも利用可能となってきており、利用できるシーンが幅広くなってきています。

安心して決済が可能

海外での生活や旅行は、日本以上に偽札や現金の窃盗が多く、被害にあうことも多いです。しかし、中国やAlipayの使用できる地域では、現金ではなくAlipayを持ち歩くことで現金を盗まれるなどのリスクを回避し、安心して決済をすることができます。

送金や割り勘機能など多数の機能

主に買い物のための決済アプリと思われますが、同じAlipayアプリを持っていれば、個人間で送金をしあったり、お金を割り勘することも可能です。こちらは、現在日本のPayPayやLinePay等の決済アプリでもおなじみになってきています。

‎「Alipay - Simplify Your Life」をApp Storeで
Alipay - Google Play のアプリ

【2019年最新まとめ】Alipay/アリペイを日本人が使うデメリット

ここまでは、Alipay(アリペイ)アプリを日本人が利用することのメリットについて紹介してきました。反対に、デメリットはあるのでしょうか。次に、Alipay(アリペイ)を利用することのデメリットについて紹介していきます。

中国の口座/国際カードが必要

日本人がAlipayアプリで決済を利用するには、中国内の銀行で口座を開設する必要があります。日本にも中国銀行や中国工商銀行の支店がありますが、区分は「日本の銀行」となるため、せっかく開設しても口座は利用することができません。

日本人は日本国内での決済に使えない

日本の多くのお店では主に中国からの観光客向けに、Alipay対応をするようになってきています。しかし、現時点では日本人が日本国内のお店でAlipayを使うことはできず、中国へ赴いたときしか利用できないため、日本人がAlipayを利用できる範囲は狭いです。

ポイント還元がない

PayPayやLINE Payなど、多くの日本の決済サービスにはキャンペーンを含みポイント還元がついています。一方で、Alipayはすでに浸透している決済サービスになるため、ポイント還元ということはありません。

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【2019年最新まとめ】Alipay/アリペイを日本人が開設する方法

しかし、Alipayアプリのダウンロードや初期サインアップをすることは可能です。日本でアリペイアプリをダウンロードする手順から、初期サインアップしてID情報を登録する手順について解説していきます。

必ず必要なもの

Alipayアプリをダウンロードし初期サインアップする手順は、パスポート、中国で使用できる電話番号、そして中国の滞在先住所が必要となります。また、利用開始時に暗証番号の設定が必要となります。

開設手順

Alipayの開設手順は、まず中国の銀行口座を開設することが必要です。銀行口座開設後、Alipayのアプリをダウンロードし、初期サインアップをすることが必要となります。

銀行口座を開設

口座開設手順は、まず中国国内にある銀行の受付で申し込み用紙を受け取ります。窓口で「Alipayを利用する」と伝えるとスムーズです。申込用紙に記入し、6桁の暗証番号を決めると、15分程度で口座開設の手続きを完了させることができます。

アプリをダウンロード

AppstoreでAlipeyアプリをダウンロードする

Alipayの利用手順は、まずAlipayのアプリをダウンロードします。iPhoneであればアプリストア「App store」、Androidであればアプリストア「Play store」でAlipayを検索すると、ダウンロード画面があります。各々のアプリストアからダウンロードをします。

GooglePlaystoreでAlipeyアプリをダウンロードする

初期サインアップ

まず登録を選択する。

ダウンロードがすんだら、次にAlipayのアプリを起動し、初期サインアップが必要です。初期サインアップをの手順は、ダウンロード後に中国語で「去登彔」(未登録)という字が出てくるため、それををタップします。

電話番号の登録が必要

すると、初期サインアップのため、登録アカウントとなる携帯電話番号を入力する画面が出てきます。

国番号を除いた番号の登録が必要

初期サインアップを進めると、携帯番号の確認画面が出て来ますので「確認」をタップします。

電話番号に送られてきた数字を入力する

検証コードが送られて来るので検証コードを入力して「送信」をタップすれば登録完了です。

Agreeを選択する

次に、画面右下の「我的」をタップして次の画面の「设置」で支払いパスワード(8~20桁の数字)を設定します。

8~20桁でログインパスワードを設定する

ここで初期サインアップは完了します。

中国語を英語に変更する

我的を選択する

Alipeyは日本語には変更できませんが、英語への変更は可能です。まずは、右下にある我的を選択します。

没置を選択する

次に、右上にある没置を選択します。

多言語を選択します。

上から二つ目に多言語という項目があるため、こちらを選択します。

Englishを選択します。

英語を選択すると、メニュー画面が英語になります。ただし、ところどころ中国語にもどり、全ての画面が英語になるわけではないようです。

実名認証

Me(英語版)を選択する

次に実名認証の手順です。初期サインアップが完了すると、ホーム画面に移動しますが、利用には実名認証が必要となります。実名認証には、右下にあるMe(中国語の場合は我的)を選択します。

実名登録を選択する

色付きの字で実名登録してください。(complete real-name)と表示が出ているので、選択します。

パスポート内容を登録する

次にパスポート内容を登録する画面になるので、パスポートの内容を見ながら入力します。

クレジットカードを登録

Payを選択します。

次にクレジットカードの登録手順です。中国の銀行口座がないと日本人は利用することができませんでしたが、現在ではクレジットカードの登録で入金が可能になりました。まずはPayを選択します。

マイページの銀行上下でも選択は可能

なお、マイページを開いて真ん中にある銀行カードのマークからでも登録が可能です。

クレジットカードの追加を選択

次に、クレジットカードを登録する画面がでてくるので、「添加」を選択します。

クレジットカード番号を入力する

Alipeyは、全てのクレジットカードが登録出来るわけではありません。VISAやMasterCardのクレジットカードでは登録ができるようですが、AMEXや一部のJCBブランドのクレジットカードでは登録できないようです。

クレジットカード情報を入力する

登録可能なクレジットカードであれば、クレジットカード番号を入力すると、次の画面へ進むことができます。ここではクレジットカードの登録情報を入力します。クレジットカードの番号とともに、住所の登録も必要となるため、入力します。

6桁のパスワードを入力する

最後に支払いパスワードの設定を求められるので6桁でパスワードを設定します。

成功の字があらわれる

設定を終えると、最後に「添加成功」と現れます。

カードが登録されているのが表示される

登録が成功していると、登録されたカードが表示されるようになります。

ID情報の登録

ID登録にはMeを選択する

次にID情報登録の手順です。ID情報の登録には、下部メニューの「Me」タブの画面で自分の名前をタップするとMy Accoutメニューが開きます。ここで>を選択します。

>を選択する

つぎに「Identity Verification」のところでID情報を入力することができます。ID情報も個人情報となりますので慎重に入力しましょう。

Identityを選択する

Country(Area) > をChinaからJapanに変更すると、ID情報TypeがID Card(中国人身分証)からPassportになりますのでID情報として英文姓名とパスポート番号を入力します。

ID情報を入力する

ID情報を入力し次の画面にいこうとすると、カードナンバーを求められます。中国のカードナンバーは現時点では入力ができないため、ここでは戻るを選択し、ID VerificationをQuitします。

カードナンバーは入力できない

すると、ID情報登録画面から、もとのアカウント画面に戻ります。

Quitで元の画面にもどる
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【2019年最新まとめ】Alipay/アリペイに日本人が本人確認情報を登録する方法

日本人がAlipayを使うにはアプリをダウンロードし、初期サインアップには実名認証やID情報登録をすることが必要ですが、身分証明の登録が多いほど利用金額も多くなります。その後日本円をチャージしてアリペイのアプリ内にお金を入れましょう。

本人確認情報とは?

実名認証には本人確認情報が必要です。パスポート等、個人を表すことのできる身分証で実名認証が可能となります。Alipayはこの身分証を提出し実名認証した数の多さによって、入金できる金額などが変わります。

登録の手順

マイページを選択する

実名認証の登録には、トップ画面から、Meを選択します。マイページが現れるとIdentityVerificationを選択します。

個人のパスポートを登録する

国の選択ではJapanを選択します。最初にはパスポート番号を登録しましょう。

身分証明が1つの場合

パスポート等、身分証明が1点のみの登録となる場合、Alipayの決済アカウントは、アカウント開設後の累計額で1,000元(約17,000円)に制限されます。少額決済のみ使う方や、中国の短期滞在にはこれくらいで十分かもしれません。

身分証明が3つの場合

3つの身分証明によって実名認証されたモバイル決済アカウントの「钱包」からの支払い額は年間10万元(約170万円)に制限されます。中国へ中期滞在する場合は、3つ身分証を提示したいです。

身分証明5つ以上の場合

5つ以上の身分証明で実名認証されたモバイル決済アカウントは、「钱包」による決済が年間20万元(約340万円)までを利用できます。常に中国でAlipayの利用をする場合には、5つ以上登録をする必要があります。

本人確認情報を登録しないとどうなる?

前述の状態では身分証明が携帯電話と銀行口座の2つなので、この状態では上限が1,000元になってしまいます。そこでもう一つパスポートによる身分証明を行う必要があります。

Alipay/アリペイが凍結されることも

身分証の登録がないまま超過するような決済利用を何度もしようとした場合、Alipayの利用自体を止められてしまう場合があります。そのため、利用金額の目安が高い場合は、本人確認情報をなるべく登録するようにしましょう。

【2019年最新まとめ】Alipay/アリペイに日本人がチャージする方法

ここまでは、Alipayの利用方法について説明してきました。しかし、日本人にはまだ使いにくいと思われるサービスです。それでは、次に日本人がAlipayにチャージする方法について解説していきます。

お金のチャージ方法

Alipayにお金をチャージするには、いくつかの方法があります。

現金の手渡し

まずは、現金からチャージする方法です。支付鳥といい日本円を人民元に両替してAlipayに直接入金するることができます。レートは毎日更新され、レートから1%の手数料を加算した日本円を支払います。現在サービスが停止しており、今も再開していません。

チャージ業者からチャージ

Alipayのチャージ代行サービス「Vpayfast.com」を利用します。日本円、韓国ウォン、アメリカドルなど世界中の主要通貨で直接、Alipayのアカウントにチャージすることができます。

中国の銀行口座から送金

「Top Up」から料金のチャージを実行することができます。「Balance」に貯蓄できるのはRMB(人民元)のみで、外貨からのチャージはできません。

日本人にも中国の銀行口座は作れる?

日本人にも中国口座を作ることは可能です。パスポートを持参して中国の銀国へ赴き、銀行口座を開設したい旨を窓口に申し出ることで、開設が可能となります。

【2019年最新まとめ】Alipay/アリペイで日本人が決済する方法

ここまでは、日本人がAlipayにチャージする方法について解説してきました。それでは、次に日本でAlipayを使って決済する方法について説明していきます。

ネット環境が必須

当然ですが、インターネット環境は必須です。中国であればSIMやWifiを、日本でもモバイルネットワークかWifiを必ずつないだ状態で使用するようにしましょう。

使い方

店舗などで決済する場合はお店により2通りの方法があります。

QRコードをスキャンして支払う

1つ目は、QRコードをスキャンして利用する方法です。アリペイの「首页(ホーム)」から「○○」をタップすると、カメラが起動されスキャンができる画面となりますので、お店のQRコードをスキャンすることで支払うことができます。

QRコードをスキャンされて支払う

2つ目は、自身のQRコードをスキャンしてもらうことで支払う方法です。

支払いを選択する

アリペイの「付款(支払う)」をタップする自分のアリペイのQRコードが出るので、そのアリペイのQRコードを店員さんに提示して店員さんが読み取り機でピッと読み込むと決済完了となります。

QRコードでお金を受け取る

Alipayを利用し、お金を受け取ることも可能です。お金をもらう相手のQRコードを読み取ることで、お金を自分のAlipayにチャージすることが可能です。

チャットで個人間送金をする

Alipayにはチャット機能がついています。そのため、チャット機能を使いながら、相手に送金することもできます。

スマートフォン同士を近づけて送金

相手のQRコードがわからない状態であっても、代金の支払い側と受け取り側の双方がお互いの持っているスマホを近づけて、電波でAlipeyのお金を支払うことができます。スピーディに決済できるため個々人の金銭のやりとりにも使用されています。

【2019年最新まとめ】Alipay/アリペイの評判/口コミ

最後に、Alipay(アリペイ)を活用している日本人の評判や口コミを一部紹介していきます。

良い評判/口コミ

まずは、良い口コミを紹介していきます。

悪い評判/口コミ

次に、悪い評判の口コミを紹介していきます。

【2019年最新まとめ】どんな日本人にAlipay/アリペイはおすすめ?

ここまではAlipayの使い方や評判について解説してきました。それでは、どんな日本人にAlipayはおすすめなのかを最後に紹介していきます。

おすすめな人

Alipayを利用するのにおすすめな人は、大きく二つなのではないかと思います。

中国のサイトでネットショッピングをする人

まずは、中国のサイトでネットショッピングを利用する人です。Alipayはネットショッピングでも利用可能です。そのため、Alipayを経由して登録したクレジットカードでの決済ができるため、安全面が高まります。

中国に頻繁に行く人

もう一つは中国に頻繁に行く機会のある人です。冒頭でもお伝えしたように、中国の8割以上はキャッシュレスとなっているため、Alipayは必須となります。中国へ行くことが多い場合は、利用することをおすすめします。

日本人のAlipay(アリペイ)の使い方について紹介してきました。2019年からはクレジットカードの登録が可能になったため、日本人でも使いやすいサービスになってきました。日本でも使える店舗が増えていますので、活用していきましょう。

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この記事のライター
ichi62