2019年08月30日更新
ツイキャスの闇?「雑談たぬき」のメリット/デメリットを解説?
ツイキャスの闇ともいわれいる「雑談たぬき」という掲示板をご存知ですか?ツイキャス配信主に関する情報をやりとする掲示板がなぜ闇と呼ばれるようになったのか、雑談たぬきの基本情報からやってはいけない危険なアンチ行為とは?について解説します。
目次
ツイキャスの雑談たぬきとは
世の中には無数の掲示板が存在しています。日本でも最も有名な掲示板といえば5ch(元2ch)ですが、そのほかにもユーザー数を抱えている掲示板はいくつもあります。
いまではオープンなSNSの影響で、昔より掲示板がどのような役割を果たしているかわからない方もいらっしゃると思います。もともと愚痴や雑談、情報収集の場の掲示板だったので、それがSNSに移行するのは無理もない話です。
ですが、SNSは完全匿名型ではありません。固定のハンドルネームを使用するため、おおまかにどういったユーザーがどういう発言をしているかなどが特定できます。
また掲示板にはスレッド機能があり特定の目的のみの話に限定されますが、Twitterではライフスタイルに関する投稿がメインです。
こういった背景を踏まえて、掲示板の完全匿名性やスレッドの閉じたコミュニティにメリットを感じる人が多く存在し、今もなお掲示板は多くのユーザーに利用されています。
その中でもV系アーティストや、ネットで有名な人物に関する情報交換を主とした掲示板が存在します。それが掲示板「雑版たぬき」です。
中でもツイキャスというライブ配信サービスで有名なツイキャス主に関する、プライベートな情報もやり取りされているようです。
今回はツイキャスにおける雑談たぬきに関する基本情報から、掲示板を利用するうえでのメリット・デメリットなどをご紹介します。
たぬき掲示板から派生した掲示板
そもそもの「雑談たぬき」の根源ですが、もともとは「たぬき掲示板」というV系アーティストに関する情報交換を主とした掲示板から派生して生まれたのが雑談たぬきです。
もともと特定の人物の濃いファン、という気質があったたぬき掲示板のユーザーの関心がネット配信者に移ったのでしょう。「雑談たぬき」で扱われるのはツイキャス、ふわっちの配信者、またニコニコ動画、YouTubeの動画投稿主です。
配信者に関するスレッドが集まる
雑談たぬきには配信者に関するスレッドが集まります。今回はツイキャス配信者のスレッドに関する記事ですが、特に生配信となると見逃したくないですよね、そういった見逃し防止に役立つスレッドやはたまた配信者のプライベートに関するスレッドまで様々です。
中にはツイキャス配信主に会うための、ツイキャス配信主出会い専用のスレッドもあるようです。といった具合でツイキャスの雑談たぬき掲示板には闇も見られます。
好きな配信者のスキャンダル的情報が得られるのは嬉しいことですが、のめりこみすぎるとうっかり闇に足を踏み入れてしまうことになります。そうならないために本記事ではこれだけは書き込みしちゃだめ、やっちゃだめということも解説していきます。
雑談たぬきのメリット
ツイキャスの雑談たぬきメリットとはツイキャス配信者を情報をいち早く仕入れられるところにあります。具体的には下記3点が挙げられます。
スレッド数が多い
ツイキャス雑談たぬきのメリットとしてスレッド数が多いことが挙げられます。掲示板の盛り上がりの指標としてスレッドの多さが考慮されますが、そういった点ではツイキャス雑談たぬきのスレッド数は非常に多くSNS主体の現在でも盛り上がっている掲示板です。
その分情報量も多くなり、様々なツイキャス配信主のスレッドが立てられます。また1人のツイキャス配信主だけでも色んな話題のスレッドが立てられ、そのツイキャス主の話したい話題だけで情報交換することができます。
私も以前こういった掲示板を利用したことがあるのですが、スレッドのタイトルが大雑把なものであればあるほど、話題は広がりすぎてカオス状態になります。スレッド数が多いというのはそれだけ住み分けされているということです。
匿名で書き込み可能
ツイキャス雑談たぬきのメリットとして匿名で書き込み可能であることが挙げられます。facebookは実名、Twitterにはハンドルネームがあります。
一方こういった掲示板には自分を特定する名前は一切ありません。ほとんどの場合、名無しの匿名で情報を交換します。
匿名であるメリットはやはり、他人に知られたくないような恥ずかしかったり後ろめたいことも書き込みできるという点にあるでしょう。本心が出せる場として成り立っているため、すっきりした気分にもなれます。
また、ここでは書き込みしている個人への攻撃はできません。犯罪を犯さない限り完全匿名なので、仮にあなたに攻撃的発言をしてくる人がいても、次の日には誰が誰だか区別つきません。
そういった点でSNSで見られるようなユーザー同士のいがみあいのしがらみがないのがありがたいですよね。
レア情報や見逃した情報を知ることが可能
ツイキャス雑談たぬきのメリットとしてレア情報や見逃した情報を知ることが可能であることが挙げられます。ツイキャス雑談たぬきでは独自のコミュニティ圏が存在します。ツイキャス主本人と近しい人や繋がりがある人の利用もあるようです。
そうなると、ツイキャス主が言っていないようなレア情報まで暴露してしまうことがあります。また、ツイキャスの生配信を見逃したときも、ツイキャス配信主のスレッドを見れば何があったか、どんな放送だったかなど見逃した情報を確認することができます。
雑談たぬきのデメリット
ツイキャス雑談たぬきのデメリットとはどのような事が考えられるでしょうか?総じて自分にとって様々な悪影響を及ぼす可能性があることがいくつか挙げられます。
アンチ投稿が多く闇が深い
今年、若くして亡くなられた漫画家さンのツイッターを見たら、僕がフォローされていて涙が出た。まだまだ生きたかっただろう、漫画も描きたかっただろう。ネットでは、無責任に好き勝手なことが書かれている。前にも強く言ったのだが、表現者は絶対に匿名掲示板などを見るな。悪意の深淵を自ら覗くな。
— 小池一夫 (@koikekazuo) May 29, 2015
ツイキャス雑談たぬきのデメリットとして「アンチ投稿が多く闇が深い」ことが挙げられます。アンチとは特定の人物やモノに対して粘着的に批判的な発言や誹謗中傷をする人のことを表します。ツイキャスでは多くの配信主がいますが、その分視聴者も大勢います。
色々なツイキャス配信主がいる中で、気に入らない配信者がいると意味もなく酷い言葉を書き込みしたり、本人に対して嫌がらせするアンチが存在します。
そういった層は特にアンチ集団として団結する習性があり、その溜まり場としてツイキャス雑談たぬきが使われることが多々あります。
アンチの悪意を持った書き込みは対象とされた本人も、そのファンも深く傷つきます。ツイキャス雑談たぬきはそういった闇の要素があるため、自ら見ないことを推奨する人もいます。
デマ情報もある
ツイキャス雑談たぬきのデメリットとしてデマ情報があることが挙げられます。掲示板は誰の検閲もなく投稿できる場のため、そこにある情報が間違いのときもあります。
特定されるリスク
ツイキャス雑談たぬきのデメリットとして特定されるリスクがあります。匿名掲示板を使い慣れていない人の場合、書き込みの中に自分の情報を含ませすぎ、特定されてしまう危険性があります。
自分が加害者になりかねない
ツイキャス雑談たぬきのデメリットとして自分が加害者になりかねないことが挙げられます。掲示板、SNSでの犯罪予告、迷惑行為はサイバー警察の摘発の対象になります。万が一通報され、その1件に自分が少しでも関わっていると加害者となるリスクがあります。
雑談たぬきでの誹謗中傷被害
雑談たぬきでの誹謗中傷被害とはどのようなものがあるでしょうか。特定の人物への犯罪予告だけでなく名誉棄損やデマ情報などが挙げられます。こういったケースには以下のような対処がなされます。
コメントの削除依頼が可能
掲示板にはそのドメインなどを管理する管理者が存在します。掲示板はある程度の自由性をもって運営されていますが、明らかに人を傷つけたり脅かすようなコメントは管理人に申請すると削除してもらうことが可能です。
犯人特定
雑談たぬきでの悪質コメントには訴訟を起こされる可能性もあります。匿名掲示板での犯人特定までの手順を見てみましょう。
雑談たぬき管理人に連絡
被害を受けた人は雑談たぬき管理人に連絡します。掲示板上で起こった出来事には掲示板の管理人の協力が必須になります。
弁護士に依頼
次に弁護士に依頼します。ネット関係のことを取り扱う専門の弁護士に依頼するケースが多く、起訴になることも多いようです。
名誉棄損による損害賠償請求
最後に名誉棄損による損害賠償請求として訴訟を起こします。名誉棄損が認められると被告に罰金を請求することができるので、原告側には様々なメリットがあります。
たった一つの投稿に対して何十万もの罰金を払いたくないですよね。書き込みは確認画面で毎回「訴訟されるようなことを書いていないか」確認してから投稿するようにしましょう。
雑談たぬきの正しい利用方法
メリットやデメリットを踏まえて、雑談たぬきの正しい利用方法を見ていきます。
情報取集のツールとして利用
雑談たぬきはあくまで、情報収集のツールとして利用しましょう。見逃してしまった配信の内容、配信者について気になる情報を質問してみる。あくまで情報のためなので意見を言わず、もし言われても無視しましょう。
むやみに誹謗中傷コメントをしない
掲示板は不特定多数が利用しています。普段生活をしていて目の前の人を傷つけるような発言はめったにしないですよね。同じように掲示板でもむやみやたらに誹謗中傷をせず、むしろ気遣うようにしてみましょう。
最後に
ツイキャスの雑談たぬきについてご紹介しました。掲示板には明確なルールが存在しないため思わず攻撃的な発言をしてしまうときがあります。
しかし争いは同じレベル同士でしか発生しません、そういった事態に陥ったとき自分自身が大人になれると良いですね。