2019年09月07日更新
【Ubuntu】「Visual Studio Code」をインストールする方法!
UbuntuのVisual Studio Codeを解説します。UbuntuのVisual Studio Codeをdeb形式では、debパッケージをSave Fileでダウンロードして保存し、インストーラーを起動し展開してから認証画面に移動します。
目次
- 1Ubuntuとは?
- ・LinuxベースのOS
- 2Visual Studio Codeとは?
- ・マイクロソフトのソースコードエディタ
- 3【Ubuntu】「Visual Studio Code」をリポジトリでインストールする方法
- ・インストールの手順
- 4【Ubuntu】「Visual Studio Code」をdeb形式でインストールする方法
- ・deb形式でインストールする手順
- 5【Ubuntu】「Visual Studio Code」をsnapsからインストールする方法
- ・snapsからインストールする手順
- 6【Ubuntu】「Visual Studio Code」を日本語化する方法
- ・日本語化の手順
- 7【Ubuntu】「Visual Studio Code」をアンインストールする方法
- ・アンインストールの手順
- ・まとめ
- ・合わせて読みたい!Linuxに関する記事一覧
Ubuntuとは?
Ubuntuとは何か知っていますか。まずはUbuntuとは何か解説します。本記事では、UbuntuのVisual Studio Codeをインストールする方法を中心に解説しています。
そして、UbuntuのVisual Studio Codeをdeb形式でインストールする方法では、debパッケージをSave Fileでダウンロードして保存し、インストーラーを起動し展開してから認証画面でパスワードを入力していきます。
LinuxベースのOS
Ubuntuとは、LinuxベースのOSのことを指します。Ubuntuは、世界中で2000万人を超えるユーザーが日常的に利用しているオペレーティングシステムで、かつ数千ものアプリケーションを動かすことが可能です。Ubuntuの特徴は以下のとおりです。
- Ubuntuを使いWebを閲覧したり、メールを読み書きしたり、文書や表計算をしたり、画像を編集したり、その他さまざまなことができる
- UbuntuのデスクトップCDには、早くて簡単なグラフィカルインストーラが搭載されている
- 一般的なコンピュータの場合、25分以内でインストールが完了する
- シンプルなデスクトップ
- 初期状態で、デスクトップにはアイコンがひとつない
- デフォルトのデスクトップテーマは、目にやさしいものを使用している
- すぐに使える
- 面倒な設定はすべて終えている
- Ubuntuを一度インストールすれば、基本的なセットアップ作業は終わっているので、すぐに使い始めることができる
- オフィスアプリケーション搭載
- オープンオフィスには、他のオフィススイートと似たユーザインタフェースと機能が備わっている
- よく使われる主要なデスクトップアプリケーションが含まれている
- ワープロ - ちょっとした手紙から書籍まで、さまざまな文書を編集することができる
- 表計算 - 計算、分析、数表やグラフの作成のためのツール
- プレゼンテーション - 印象的なプレゼンテーションを作成するための、簡単で優れたツール
- さまざまな形式のファイルを編集可能
- マイクロソフトオフィス、ワードパーフェクト、KOffice、StarOfficeのファイルを開いて編集することができる
- 簡単で手軽なアップデート
- アップデートが利用できる時には、タスクバーのアップデートエリアに表示される
- 単純なセキュリティフィックスから、完全なバージョンアップグレードまで、このエリアで通知される
- アップデート作業は簡単なので、マウスで何度かクリックするだけでシステムを最新の状態に保つことが可能
- 非常に充実したフリーソフトウェアライブラリ
- もっと別のソフトウェアが必要ならば、カタログにある何千というソフトウェアパッケージから選ぶことができる
- すべての利用可能なソフトウェアは、クリックしていくだけでダウンロードとインストールが可能
- これらはすべて完全にフリー
- ヘルプとサポートでは、メニューから[システム]-[ヘルプとサポート]を選択するか、https://help.ubuntu.com/にアクセスすることで公式ドキュメントを参照することができる
- Ubuntuの使い方について質問があるならば、誰かが既に質問していないか調べると良い
- Ubuntuコミュニティでは、ドキュメントを整備しており、あなたの質問の答えを含んでいるかもしれない
- どこを参照したら良いか分かるかもしれない
- Ubuntuコミュニティのチャットやメーリングリストにおいて、多くの言語でフリーサポートを受けることができる
- Canonical社や各地のサービスプロバイダより、有償サポートを購入することもできる
- 国際化とアクセシビリティでUbuntuは、できるだけ多くの人が利用できることを目標としている
- Ubuntuにはフリーソフトウェアコミュニティが提供できる最大限の国際化とアクセシビリティ機構が含まれている
- システム要件では、Ubuntuはx86 PC、64ビットPCで利用することができる
- 少なくとも1ギガバイトのRAMと5ギガバイトのストレージスペースが必要
Visual Studio Codeとは?
Visual Studio Codeとは何か知っていますか。以下ではVisual Studio Codeとは何か解説していきます。本記事では、UbuntuのVisual Studio Codeをインストールする方法を中心に解説しています。
なお、UbuntuのVisual Studio Codeをdeb形式でインストールする方法では、debパッケージをSave Fileでダウンロードして保存し、インストーラーを起動し展開してから認証画面でパスワードを入力します。
マイクロソフトのソースコードエディタ
Visual Studio Codeとは、マイクロソフトのソースコードエディタのことです。Visual Studio Codeの特徴は以下のとおりです。
- 強力な編集機能とデバッグ機能
- 変数の型、関数、定義、インポートされたモジュールに基づくスマートなコード補完機能、IntelliSense を利用して、生産性を向上させる
- 定義へ移動やすべての参照を検索などの機能を使用すれば、大規模なコード ベースでの移動が容易
- ブレークポイント、完全なコール スタック、対話型コンソールを使用して、エディターで直接コードをデバッグできる
- JavaScript と Node.js の操作を効率化
- JavaScript と TypeScript の自動インポートによって、ローカルと npm 両方の依存関係の import ステートメントが自動で追加される
- Vanilla JavaScript を使用している場合でも、TypeScript の型チェック機能を活用できる
- ローカルでサーバーレスに開発してデバッグ
- クラウドで Azure Functions を実現するのとまったく同じランタイムを使用して、イベントドリブン型のアプリをローカルで実行してテストする
- 準備が整ったら、コード エディターから直接デプロイを行う
- これにより、時間とリソースを節約できる
- 数百のプログラミング言語をサポート
- Visual Studio Code では、主要なプログラミング言語がほぼすべてサポートされる
- JavaScript、TypeScript、CSS、HTML などの一般的な Web ベース言語が標準で搭載されている
- Visual Studio Marketplace から豊富な拡張機能を利用すれば、さらに数百の言語の入力補完、リンティング、デバッグ、リファクタリングがサポートされる
- 言語拡張機能を表示する
- 開発者サービスとリソースに接続
- Visual Studio Code では、ローカル リソースとリモート リソースの同時操作が容易
- ローカルの MongoDB データベースに対して実行される、コンテナー化されたアプリを開発してテストできる
- 準備が整ったら、コンテナーを App Service に、データベースを Cosmos DB にデプロイする
- すべての作業はコード エディター内で済ませられる
【Ubuntu】「Visual Studio Code」をリポジトリでインストールする方法
まずは【Ubuntu】「Visual Studio Code」をリポジトリでインストールする方法を紹介します。本記事では、UbuntuのVisual Studio Codeをインストールする方法を中心に解説しています。
また、UbuntuのVisual Studio Codeをdeb形式でインストールする方法では、debパッケージをSave Fileでダウンロードして保存し、インストーラーを起動し展開してから認証画面でパスワードを入力していきます。
インストールの手順
それではインストールの手順を見ていきましょう。
事前準備
事前準備では以下のとおりに行いましょう。
- キーをダウンロードする時にcurlを使用するためcurlをインストールする(~$ sudo apt install curl)
- aptのレポジトリで使用するマイクロソフトのキーをダウンロードする
- microsoft.ascはASCII形式なので、gpg --dearmorコマンドでバイナリ形式に変換してmicrosoft.gpgとしている
- ダウンロードしてきたキーmicrosoft.gpgをetc/apt/trusted.gpg.d/にコピーする
- installコマンドはコピー先ファイルの所有者やグループ、パーミッションの指定ができる
- cpコマンドを使った場合はcp -> chmod -> chownをしなければいけないのをコマンド一つでできる
- gpg --dearmorコマンドで作成したmicrosof.gpgはパーミッション:664、所有者:yoshi、グループ:yoshiだが、コピー先の/etc/apt/trusted.gpg.d/microsoft.gpgはパーミッション:644、所有者:root、グループ:rootになっている
- マイクロソフトのリポジトリを登録する
- /etc/apt/sources.list.d/ディレクトリにaptのリポジトリ定義のファイルvscode.listを追加する
インストール
また、インストール手順は以下のとおりです。
- 先ほど追加したマイクロソフトのリポジトリはhttpsアクセス
- aptでhttpsアクセスするにはapt-transport-httpsが必要になるためインストールする(~$ sudo apt install apt-transport-https)
- リポジトリ情報を更新するためapt updateコマンドを実行する
- 先ほど追加したリポジトリhttps://packages.microsoft.com/repos/vscodeから情報を取得してきていることが確認できる
- apt listコマンドでcodeで検索をかけるとバージョン1.33.1が表示される
- 。-aオプションをつけて実行すると過去のバージョンを表示される
- 準備は整ったのでvscodeをインストールする
- インストールが完了してcode --versionコマンドを実行するとバージョン1.33.1がインストールされていることがわかる
- 起動はcode
【Ubuntu】「Visual Studio Code」をdeb形式でインストールする方法
続いては【Ubuntu】「Visual Studio Code」をdeb形式でインストールする方法を見ていきます。本記事では、UbuntuのVisual Studio Codeをインストールする方法を中心に解説しています。
さらに、UbuntuのVisual Studio Codeをdeb形式でインストールする方法では、debパッケージをSave Fileでダウンロードして保存し、インストーラーを起動し展開してから認証画面でパスワードを入力していきましょう。
deb形式でインストールする手順
それではdeb形式でインストールする手順を紹介していきます。
事前準備
まずはVisual Studio Codeのダウンロードページにアクセスしましょう。
debパッケージをSave Fileでダウンロードして保存
そして、ページが表示されたら「.deb」と書かれているボタンをクリックし、Ubuntu用のインストーラーをダウンロードしてください。
Google Chromeを利用している場合は、「この種類のファイルはパソコンに危害を及ぼす可能性があります。ダウンロードを続けますか?」という警告メッセージが表示されることがあります。
その場合は、「保存」をクリックしてダウンロードを続行しましょう。なお、「ダウンロードの確認」ダイアログが表示された場合は、「続行する」ボタンをクリックしてください。
インストーラーを起動し展開
次は、ダウンロードされたVisual Studio Codeのインストーラーをファイルマネージャーなどで探して、ダブルクリックして実行しましょう。
そして、Ubuntuソフトウェアが開き、「code」というアプリ名が表示されたら、「インストール」ボタンをクリックしてください。
認証画面でパスワードを入力
そうすると、「信頼されていないソフトウェアをインストールするには認証が必要です」と書かれたダイアログが表示されます。そして、Ubuntuユーザーのパスワードを入力して「認証」ボタンをクリックします。
インストールを実行
認証が行われると、インストールが開始されるでしょう。Visual Studio Codeのインストールが完了して
います。
Ubuntuのアプリケーションの一覧にアイコンが追加されるので、そこから起動することが可能です。Ubuntuソフトウェアでの「インストール」ボタンが「削除」ボタンに置き換えられています。
なお、UbuntuのVisual Studio Codeをdeb形式でインストールする方法では、debパッケージをSave Fileでダウンロードして保存し、インストーラーを起動し展開してから認証画面でパスワードを入力していきます。
【Ubuntu】「Visual Studio Code」をsnapsからインストールする方法
以下では、【Ubuntu】「Visual Studio Code」をsnapsからインストールする方法を紹介します。本記事では、UbuntuのVisual Studio Codeをインストールする方法を中心に解説しています。
また、UbuntuのVisual Studio Codeをdeb形式でインストールする方法では、debパッケージをSave Fileでダウンロードして保存し、インストーラーを起動し展開してから認証画面でパスワードを入力していきます。
snapsからインストールする手順
この項目は公式debパッケージからインストールした場合にはスキップしましょう。この方法は2018-12-30現在、日本語入力が出来ません。snap版を使ってみたい方以外にはおすすめしません。
【Ubuntu】「Visual Studio Code」を日本語化する方法
ここでは【Ubuntu】「Visual Studio Code」を日本語化する方法を紹介していきます。本記事では、UbuntuのVisual Studio Codeをインストールする方法を中心に解説しています。
加えて、UbuntuのVisual Studio Codeをdeb形式でインストールする方法では、debパッケージをSave Fileでダウンロードして保存し、インストーラーを起動し展開してから認証画面でパスワードを入力します。
日本語化の手順
Visual Studio Codeは初期状態では日本語化されていません。言語が英語に設定されていますので、日本語化するためには、拡張機能(Extension)をインストールする必要があるでしょう。
拡張機能アイコンをクリック
まずは、左側に表示されている拡張機能アイコンをクリックし、「EXTENSIONS MARKETPLACE」が表示します。
そして、検索ボックスに「Japanese」と入力しましょう。検索結果が表示されたら、「Japanese Language Pack for VSCode」という項目をクリックしてください。
「Yes」ボタンをクリック
そうすると、日本語化のための拡張機能がインストールされ、「Would you like to restart VS Code to activate the language pack that was just installed?」という通知が表示されるでしょう。
インストールした日本語の言語パックを有効にするためには、VSCodeを再起動する必要があるということなので、「Yes」ボタンをクリックしてください。
日本語化は完了
すると、Visual Studio Codeが再起動されます。インストールした言語パックの拡張機能が適用され、日本語表示になっていますので、これで日本語化は完了です。
【Ubuntu】「Visual Studio Code」をアンインストールする方法
最後には【Ubuntu】「Visual Studio Code」をアンインストールする方法を見ていきます。本記事では、UbuntuのVisual Studio Codeをインストールする方法を中心に解説しています。
UbuntuのVisual Studio Codeをdeb形式でインストールする方法では、debパッケージをSave Fileでダウンロードして保存し、インストーラーを起動し展開してから認証画面でパスワードを入力していきます。
アンインストールの手順
アンインストールの手順は以下のとおりです。
- インストールしてきたパッケージをapt removeコマンドで削除する
- 不要になったパッケージもapt autoremoveコマンドで削除
- 追加したaptのリポジトリ定義ファイルとマイクロソフトのキーの削除をする
- apt updateコマンドを実行するとマイクロソフトのリポジトリからは情報を取得してきていないことがわかる
まとめ
今回の記事では、【Ubuntu】「Visual Studio Code」をインストールする方法!というテーマで執筆しています。ぜひ参考にしてみてください。本記事では、UbuntuのVisual Studio Codeをインストールする方法を中心に解説しています。
そして、UbuntuのVisual Studio Codeをdeb形式でインストールする方法では、debパッケージをSave Fileでダウンロードして保存し、インストーラーを起動し展開してから認証画面でパスワードを入力していきます。
上記のとおり、UbuntuのVisual Studio Codeをdeb形式でインストールする方法を紹介します。その際には、debパッケージをSave Fileでダウンロードして保存し、インストーラーを起動し展開してから認証画面でパスワードを入力します。