メルペイの売り上げを「ID」と連携/使う方法!
メルカリが提供しているメルペイでは、メルカリの売上金・ポイントをお店で使うことができますが、IDと連携させることにより幅広く使用することができます。メルペイとIDの連携方法と、売上金の使用方法、メルペイ残高へのチャージ方法について解説します。
目次
- 1メルペイや「iD」とは
- ・キャッシュレス決済サービス
- ・メルペイとは?
- ・「iD」とは?
- ・「メルペイの売り上げをiDと連携する」の意味は?
- 2メルペイの売り上げを「iD」と連携/使うメリット
- ・メリット
- 3メルペイの売り上げを「iD」と連携/使う方法~メルペイの準備~
- ・メルカリのアプリを最新版にアップデート
- ・メルペイの残高を確認~残高あり~
- ・メルペイの残高を確認~残高なし~
- 4メルペイの売り上げを「iD」と連携/使う方法~対応機種~
- ・iPhone7以上
- ・Apple Watch Series 2以上
- ・おサイフケータイに対応しているAndroid端末
- 5メルペイの売り上げを「iD」と連携/使う方法~手数料~
- ・手数料
- 6メルペイの売り上げを「iD」と連携/使う方法~設定~
- ・電子マネーiDの設定手順
- 7メルペイの売り上げを「iD」と連携/使う方法~チャージ~
- ・メルペイ残高にチャージする手順~銀行口座~
- ・メルペイ残高にチャージする手順~メルカリの売り上げ金~
- ・残高チャージはせず「メルペイあと払い」を利用する方法
- 8メルペイの売り上げを「iD」と連携/使う方法~店舗での使用~
- ・実際に使用する際の手順
- 9メルペイの売り上げを「iD」と連携して使用できる店舗
- ・対応店舗
- ・合わせて読みたい!メルカリに関する記事一覧
メルペイや「iD」とは
便利なフリマアプリの一つであるメルカリはユーザーが多く有名ですが、メルカリが提供しているスマホ決済サービスが「メルペイ」です。メルペイは、メルカリで得た売上金を電子マネーの種類の一つである「iD」に連携して使用することができます。
キャッシュレス決済サービス
「メルペイ」も「iD」も、現金を持ち歩くことなく気軽にお買い物ができるキャッシュレス決済サービスの種類のひとつです。コンビニをはじめ、様々な店舗で使用することができます。
とりわけ、2019年10月1日から消費税が引き上げられたことに伴い、キャッシュレス決済サービスを使用すると政府主導でポイント還元がなされるということで話題になっており、利用者も急増しています。
メルペイとは?
少し前に最大70%還元キャンペーンなどを行い、話題になっているキャッシュレス決済サービスの「メルペイ」ですが、2019年7月にはQRコード決済の満足度調査では第1位を獲得しています。
最近も友達紹介サービス等様々なキャンペーンを行い、CMもよく流れていますので、今勢いのあるスマホ決済サービスの一つと言えます。
「メルカリ」を通して全国のお店で利用できるスマホ決済サービス
メルペイは、メルカリ内のサービスですので、メルカリをインストールして会員登録をして利用することができます。メルペイ運用前までは、メルカリの売上金をメルカリ外で利用するには、手数料を支払って売上金を出金することが必要でした。
しかし、メルペイでは、手数料を払うことなく全国にある様々な店舗でスマホ決済を行うことができます。
メルカリで登録をするだけで、手数料無料でチャージも可能ですし、電子マネーのiDでの支払い対応の店舗や、メルペイコード払い対応の店舗でお買い物をすることができます。
「iD」とは?
「iD」とは、買い物をする際に現金を持っていなくても、スマホやカードをかざして支払うことができる電子マネーです。セブンイレブンなどをはじめとした主要なコンビニ各店舗や、マクドナルドやイオンなど全国の幅広い店舗で利用することができます。
スマホやカードをかざしてお支払いができる電子マネーサービス
スマホやカードをかざすことで気軽に支払いができる電子マネー「ID」は、利用できる店舗や場所が日々拡大しています。
使った分だけ後払いの「ポストペイ」型、事前にチャージして使う「プリペイド」型、登録した銀行口座残高の範囲内で使うことができる「デビット」型の種類の中から自分のライフスタイルに合った使い方を選択することができます。
タクシー代など、旅先で手持ちの現金が少ない場合や急な出費の場合も「ID」で支払うことができ、手数料も無料でとても便利です。
「メルペイの売り上げをiDと連携する」の意味は?
日々利用出来る店舗や場所が拡大している「ID」と、勢いのあるスマホ決済サービスの「メルペイ」の両方を利用することができれば、利用出来るシーンが幅広く広がります。そのためには、メルペイの売り上げをIDと連携する必要があります。
簡単に言うとメルカリの売上金やポイントをiD/スマホを使って決済する
メルペイの売り上げをIDと連携するということは、簡単に言えばメルカリで得た売上金やポイントをID/スマホを使って決済するということです。
この連携により、売上金・ポイントをお店で使う場合、メルペイを利用できる店舗に加えて、電子マネー「iD」の加盟店でも利用することができるようになります。
メルペイの売り上げを「iD」と連携/使うメリット
メルペイの売り上げを「ID」と連携して設定を始める事には、幾つかのメリットがあります。
メリット
メルカリで得た売上金・ポイントをお店で使う場合、メルペイ対応の店舗を探す必要がありますが、「ID」と連携しておけば、メルペイに対応していない店舗であっても、「ID」に対応している店舗であればメルペイを使用することができます。
特に、自分が住んでいる近所にメルペイ対応の店舗が少ない場合は、これは大きなメリットです。「ID」の設定を始めることは無料ですし、1円単位で使用することができます。
期限が決まっている売上金やポイントをお店で使うことができ、欲しい物を買うことができますので、売上金やポイントが無駄になることはありません。
メルペイの売り上げを「iD」と連携/使う方法~メルペイの準備~
メルペイを「ID」と連携して設定を始めるためには、メルカリアプリ内でメルペイの設定の準備をする必要があります。
メルカリのアプリを最新版にアップデート
まず、メルカリのアプリを最新版にアップデートしておくことが必要です。頻繁にアップデート情報がきますので、自分の持っているスマホのストアで確認しておく必要があります。
メルペイの残高を確認~残高あり~
メルペイと「ID」の連携設定を始めるにあたって、メルカリの売上金の残高を確認する必要があります。メルペイの残高がある場合は、メルペイに銀行口座を登録しなくても、売上金・ポイントをお店で使うことができます。
しかし、銀行口座登録あるいは本人確認のどちらかを済ませておけば、メルカリの売上金が自動でメルペイ残高にチャージされますので、これまで必要だった売上金でポイントを購入するという作業が不要になりますので便利です。
メルペイの残高を確認~残高なし~
メルペイの残高がない場合は、まず銀行口座を登録し、その後メルペイ残高にチャージする必要があります。登録した銀行口座からのチャージする場合、手数料は無料です。
銀行口座の登録
メルペイで銀行口座を登録する方法は簡単です。登録できる銀行はメガバンクや各地方の主要銀行を含む全国60銀行以上あり、今後もネット銀行などますます拡大していく予定のようです。
ですから、わざわざ新たに銀行口座を開設しなくても、自分が利用している銀行の口座を登録することができます。
銀行口座の登録をするメリット
メルペイの残高があるかないかに関わらず、銀行口座の登録または本人確認をしておくことには、幾つかのメリットがあります。一つは、度々行われているメルカリのポイント還元キャンペーンに参加できるということです。
1ポイントは1円相当ですので、お買い物の際にお得感が増します。また、売上金のままでは、現金として出金するための振込申請期限が通常180日間と定められていますが、その期限が無期限になります。
それで、期限を気にすることなく、好きな時に売上金・ポイントをお店で使うことができます。加えて、メルペイの「あと払い」機能を利用することができます。
メルペイの売り上げを「iD」と連携/使う方法~対応機種~
メルペイを「ID」と連携するためには、自分のスマホが対応機種であるかどうかの確認も必要です。メルカリの「ガイド」をタップして、対応機種を確認することができます。
自分のスマホが対応機種ではなく、「ID」と連携することができなくても、メルペイのコード決済の利用は可能です。
iPhone7以上
iPhoneの場合は、日本国内で販売されたiPhone7以上の端末であれば、Apple Payと連携させることにより、メルペイでID決済することができます。加えて、iOS10.1以上のバージョンにアップデートしておくことが必要です。
Apple Watch Series 2以上
iOS端末のApple Watch Series 2以上もIDと連携することができます。この端末も、iOS10.1以上のバージョンにアップデートしておく必要があります。
おサイフケータイに対応しているAndroid端末
Android端末のスマホは、Android5.0以上でおサイフケータイに対応している機種である必要があります。Felica搭載の端末であれば、おサイフケータイに自動で移動して、メルペイの電子マネーカードが登録されます。
メルペイの売り上げを「iD」と連携/使う方法~手数料~
メルペイとIDを連携する設定を始める事ができたら、すぐにメルペイでID決済をすることができます。
手数料
メルペイとIDを連携させて決済することにしたとしても、登録料などの手数料などは一切かかりません。自分の売上金・ポイントをお店で使う場合、品物の値段以外は手数料など他に何も引かれることがありませんので、安心して使用することができます。
メルペイの売り上げを「iD」と連携/使う方法~設定~
メルペイの売り上げをIDと連携させる設定を始める方法は、簡単です。
電子マネーiDの設定手順
電子マネーIDとの連携の設定を始める方法は、メルカリの画面の手順通りに進んでいけば、問題なく連携させることができます。
「メルペイ」画面の「売上金・ポイントをお店で使う」をタップ
メルカリを起動させて、画面下部の「メルペイ」をタップします。メルペイ画面の「売上金・ポイントをお店で使う」をタップします。この操作は、iPhoneもAndroidも同じです。
「お店での支払い方法売上金・ポイントをお店で使える!」と表示された画面の下部「設定を始める(無料)」をタップ
タップしたら「お店での支払い方法売上金・ポイントをお店で使える!」という画面が表示されます。その画面下部の「設定を始める(無料)」をタップします。
「電子マネーの情報をiPhoneに追加します」を確認
iPhoneの場合は、「電子マネーの情報をiPhoneに追加します」と表示されますので、確認します。
「電子マネーの追加」をタップ
確認したら「電子マネーの追加」をタップします。この手順により、Apple Payに追加されます。
クレジットカードの情報を入力
表示された画面の指示に従って、クレジットカードの情報を入力します。もし、過去にID登録をしたことがあり、他のクレジットカードなどをメインカードにしている場合は、メルペイをメインカードに設定すると自動でメルペイでのID決済が行われます。
メルペイの売り上げを「iD」と連携/使う方法~チャージ~
メルペイを使用してID決済をするには、メルペイ残高にチャージしておかなければなりません。メルペイ残高にチャージする方法は、下記の通り幾つかあります。
いずれにしても、メルペイ残高へのチャージはLINE PayやPayPayのように、直接現金をチャージすることができないことに注意する必要があります。
メルペイ残高にチャージする手順~銀行口座~
メルペイ残高にチャージする方法で代表的なのは、銀行口座を登録しておくことです。
銀行口座を登録
メルカリを起動して、「メルペイ」をタップし「メルペイ」画面を表示させます。メルペイ残高がある場合は、金額の横に「銀行口座を登録」ボタンがありますので、タップします。
画面を下にスクロールして「お支払い用銀行口座の登録」ボタンをタップしても同じ登録画面に進みます。
「お支払い用銀行口座の登録」画面が表示されて、説明が書かれていますので、下までスクロールしてひと通り目を通します。その後画面下部にある「銀行口座を登録する」ボタンをタップします。
次の画面で登録できる銀行の一覧が表示されます。下までスクロールして、自分が登録したい銀行を選択しタップします。
銀行を選択したら、メルペイ利用規約などにひと通り目を通して「同意して次へ」をタップします。銀行登録の設定を始める際に支店や口座番号などの入力が必要ですので、手元に通帳を用意しておきます。
案内に従って入力し、最後に登録完了画面が表示されたら、銀行の登録は完了です。
口座からメルペイ残高にチャージ
メルペイでID決済をする際や残高が少なくなった場合に、画面に「チャージ(入金)」ボタンが表示されます。初期設定では3,000円と表示されていますが、最低金額は1,000円からで、1円単位でチャージ金額を任意で設定することができます。
1日のチャージ限度額は20万円までです。金額を入力して「チャージ」ボタンをタップしたら、パスコード入力画面が表示されますので、パスコードを入力すると登録した銀行口座からのチャージが完了します。チャージ手数料は無料です。
また、コンビニ/ATMなどの店頭などに行く必要がなく、アプリ上でいつでもどこでもチャージすることができて、とても便利です。
メルペイ残高にチャージする手順~メルカリの売り上げ金~
メルペイ残高にチャージする別の方法として、メルカリの売上金を使用するという方法があります。銀行口座を登録したくない場合などは、「アプリでかんたん本人確認」を行うことができます。
免許証などの本人確認書類を登録することにより、銀行口座の登録設定を始めることなく、メルカリの売上金が自動でメルペイ残高にチャージされます。振込申請の無期限などのメリットも口座登録の場合と同じです。
メルカリの売上金でポイントを購入
銀行口座の登録や本人確認などの設定を始めることを億劫に感じている場合は、メルカリの売上金でポイントを購入することにより、1ポイント=1円として売上金・ポイントをお店で使うことができます。
メルカリの売上金でポイントを購入したい場合は、メルペイ画面で「ポイント購入」をタップし、売上金の中から購入したいポイント数を指定します。そして、「ポイントを購入する」をタップするだけで完了です。
ただし、売上金でポイントを購入すると、銀行から出金することができなくなるので注意が必要です。
残高チャージはせず「メルペイあと払い」を利用する方法
メルペイには「メルペイあと払い」という便利な機能があります。これは、メルカリ内の買い物に加え、ID決済など売上金・ポイントをお店で使う場合に、支払い代金を翌月にまとめて支払うことができる機能です。
「メルペイあと払い」の設定を始めるには、「メルペイ設定」をタップして、「お店での支払い方法を変更する」をタップします。
「お店での支払い方法」画面で「メルペイあと払い」をタップして、チェックを入れます。
自分が翌月支払うことができる金額に応じて、「あと払い利用上限金額」の設定をすることができます。
あと払い利用の最高上限金額は70,000円ですが、上限金額設定を一覧の中から自分で選択することができます。この設定により、手元にお金がない場合でも品物を購入することができますし、メルペイ残高にチャージする手間も省けます。
もちろん、あと払いの手数料も無料です。
メルペイの売り上げを「iD」と連携/使う方法~店舗での使用~
設定を済ませておけば、メルペイの売上金・ポイントをお店で使う方法は簡単です。
実際に使用する際の手順
iPhoneの場合は、メルカリアプリかApple Payアプリを起動させて「ID」を呼び出してをタップします。Androidの場合は、おサイフケータイと連携させていますので、毎回の操作はメルカリアプリを起動して、メルペイを表示させるだけでOKです。
そして、レジで店員に「支払いはIDで」と伝え、ID専用端末にスマホをかざしたら、決済が完了します。決済前後に毎回、メルペイ残高やポイント残高を確認しておくことをおすすめします。
メルペイの売り上げを「iD」と連携して使用できる店舗
メルペイとIDの連携の設定をしておけば、メルカリの売上金・ポイントを使う店舗の選択肢が広がります。ID決済は電子マネーの中でも、普及率が高く、日本全国の約90万店舗で利用することができます。「iD」ロゴがあればID加盟店の目印です。
対応店舗
ID対応店舗は、現在約90万店舗ありますが、電子マネーのIDとコード決済に対応しているメルペイ加盟店を数えると全国で135万か所にも上ります。
コンビニ各店舗はもちろん、スーパーやショッピングモール、ドラッグストアや家電量販店など様々な店舗やシーンで、メルカリの売上金・ポイントをお店で使うことができるようになっています。
メルペイ画面の「メルペイについて」を選択し、「メルペイ電子マネー」をタップすると、メルペイのID決済ができる対応店舗を調べることができます。
売上金・ポイントをお店で使うことができるシーンが順次拡大していますので・時々確認してみる事をおすすめします。