【iPhone8/iPhone8 Plus】イヤホンジャックはどこ?使い方をくわしく解説!
今回は、iPhone8/iPhone8 Plus(プラス)のイヤホンジャックについての記事です。iPhone8/iPhone8 Plus(プラス)にイヤホンジャックがなくなってしまった訳や、意外と知らない純正イヤホンの機能等をご紹介してます。
目次
【iPhone8/iPhone8 Plus】イヤホンジャックはどこか
iPhone8/iPhone8 PlusにはiPhone6までの様な3.5mmイヤホンジャックはどこにも搭載されていません。iPhone7以降のiPhoneシリーズは共通して接続コネクタはLightningコネクタのみという仕様になっています。
iPhone8/iPhone8 Plusのイヤホンジャック概要
iPhone8のイヤホンジャックがどこにもないのには、iPhone8の防水性やバッテリーの性能を高めるのに一躍買っているという理由があります。
イヤホンジャックはLightningコネクタと統合
iPhone8/iPhone8 Plusのイヤホンジャックに相当する場所はLightningコネクタになります。iPhone8は、Lightningコネクタ一つでイヤホンジャックと充電ケーブル端子の両方の役割をこなしている作りになっています。
Lightningコネクタ対応の有線イヤホンなら接続可能
iPhone8/iPhone8 Plus購入時に付属するイヤホンは端子がLightningコネクタ対応になっています。
【iPhone8/iPhone8 Plus】イヤホンジャックの使い方
イヤホンジャックの使い方のご紹介です。
イヤホンジャックの使用方法
iPhone8には、イヤホンジャックがどこにもないとはいえイヤホンを接続する方法はあります。
Lightningコネクタ対応イヤホンはそのまま接続
Apple社純正のLightningコネクタ対応のイヤホンはそのまま接続して使用することができます。
3.5mmジャックのイヤホンは付属の変換アダプタで接続
3.5mmジャックのイヤホンは、そのままの状態では使うことができません。別売りのLightningコネクタ変換アダプタを使用することで使うことができます。
このLightningコネクタ変換アダプタは、Appleストアや全国の家電量販店、セブンイレブン等で購入することができます。
充電時は基本的に有線イヤホンは使えない
iPhone8/iPhone8 Plusはイヤホンジャックと充電コネクタの二つをLightningコネクタで兼用しているという性質上、充電しながら有線のイヤホンを接続することはできません。
一応、別売りの二股のLightningコネクタ拡張変換アダプタをかませることで充電中でも有線でイヤホンを接続することができます。
【iPhone8/iPhone8 Plus】付属イヤホンの使い方
iPhone8/iPhone8 Plusに付属するイヤホンのEarPodsには、イヤホンとしての機能以外にもiPhoneの使用に適した機能が満載です。
基本的な使用方法
EarPodsは接続端子がイヤホンジャックではなく、Lightningコネクタになっています。変換アダプタをかませずに直刺しして使用できる便利なイヤホンです。
Lightningコネクタに挿すだけで使える
EarPodsは変換アダプタなしで使用することができます。
便利な操作方法
変換アダプタが必要ないこと以外にも、iPhone8の使用に適した、純正イヤホンならではの機能が満載になっています。
音楽/動画の再生操作
EarPodsの左耳側のケーブルにあるコントローラーで、音楽や動画の再生、停止、音量の変更、スキップ、1曲巻き戻し、早送り、巻き戻しの操作が可能です。
EarPodsは、プラスボタンマイナスボタン短押しで音量の調節が行えるだけでなく、プラスマイナスの真ん中を押すことで再生と停止が、同じくプラスマイナスの真ん中を素早く二回押すと1曲スキップすることができます。
また、三回押すと1曲巻き戻し、二回押して二回目を長押しすると早送り、三回目を長押しで巻き戻しができます。
通話操作
EarPodsは、通話時にはイヤホンマイクの様な使い方ができます。EarPodsのコントローラーのプラスマイナスボタンで音量の調節が、真ん中のボタンで通話開始、終了ができます。
コントローラー内にマイクがあるので、イヤホンを装着したまま通話ができます。通話中も、音楽や動画再生中と同じようにプラスボタンとマイナスボタンで音量の調節も行えます。
Siri操作
EarPodsではSiriの操作も行えます。使い方は簡単で、イヤホンを接続していない状態でSiriを音声起動させる時と同様に「ヘイ、Siri」とマイクに向かって喋ることでSiriが起動します。
Siriが起動したら、EarPodsを装着したままSiriに話しかければEarPodsのマイクが声を拾うので、そのままSiriへの命令ができます。
カメラ操作
iPhone8/iPhone8 Plusに付属するイヤホンで、カメラの操作もできます。カメラアプリを立ち上げてコントローラーのプラスボタンかマイナスボタンのどちらかを押すとカメラのシャッターを切ることができます。
プラスボタンとマイナスボタンのどちらのボタンでも同じようにカメラのシャッターを切ることができます。
三脚を使うときやカメラの角度のせいでシャッターボタンが押しにくいときなどに活躍する機能です。
【iPhone8/iPhone8 Plus】イヤホンが聞こえない場合の対処法
iPhone8/iPhone8 Plusにイヤホンを接続しているのに、イヤホンから音が聞こえない、またはiPhone8のスピーカーから音が出ている、等といったトラブルへの対処法のご紹介です。
聞こえない時の対応
iPhone8/iPhone8 Plusで接続したイヤホンから音が聞こえない場合は、いくつかの要因が考えられます。要因ごとの対処法と共にご紹介していきます。
イヤホンジャックの接続を確認
iPhone8とLightning端子の接続がきちんとされているか、一度抜き差しして確認してみましょう。
イヤホンジャックとプラグを清掃
Lightning端子は、USB端子とは違って接点がむき出しになっている構造です。接点部分を手で触る等で端子に汚れが付いたり、錆び付いたりしてしまうことがあります。
この汚れや錆びが、iPhone8/iPhone8 Plusに有線のイヤホンを接続して音が聞こえなかったり、充電ケーブルが反応しない原因になっています。
Lightning端子を極力手で触らない等で予防はできますが、汚れや錆びの対処法として、汚れや錆びが付いてきたら掃除をする必要があります。掃除する時はただティッシュや布で拭くのではなく、無水エタノールを塗布して拭くことをお勧めします。
無水エタノールは揮発性が極めて高いので電子機器の掃除に使うことができるアルコールです。通常の消毒液やエタノール溶液では逆に錆び付く原因になってしまうことがあるので必ず無水エタノールを使うようにしましょう。
音量を確認
iPhone8/iPhone8 Plusにイヤホンを刺して急に音が聞こえないときは、音量が0になっている可能性があります。iPhone8は、前回イヤホンを使用した時の音量を記憶していて、再度接続された時には前回と同じ音量に設定されます。
前回イヤホンを接続した際に音量が聞こえないくらいまで下げられていた場合は、イヤホンを接続しても音が聞こえない状態になっています。当然、音量を調節し直せば音が聞こえるようになります。
おやすみモードを確認
おやすみモードや機内モード、マナーモードによって音が出ないこともあります。各モードの詳細はiPhone8の設定アプリから各種モードの詳細設定から確認できます。
他のアプリを閉じる
音楽を流しているアプリや起動中のアプリの制限で音楽が聞こえなくなってしまうことがあるので、音が流れない時の対処法として、バックグラウンドのアプリを消してみるのも1つの手です。
再起動
上記の対処法を試してみても音が聞こえないなら、最終手段としてiPhone8/iPhone8 Plusを再起動してみてください。
それでも音が聞こえないなら、iPhone8/iPhone8 Plus本体側の不具合か、イヤホンが断線している可能性が高いので、Apple社へお問い合わせしてみることをお勧めします。
まとめ
いかがだったでしょうか。iPhone8のイヤホンジャックがどこにもない件についてと、純正イヤホンの機能紹介、音が聞こえない時の対処法のご紹介でした。
イヤホンジャックがどこにもない理由やEarPodsでカメラの操作ができる点など、意外と知られていないことも多いと思います。
iPhone8と付属のEarPodsには、Apple社製品ならではの思いやりや拘りが詰まっています。純正製品だからこそ便利に使いこなしてみるのはいかがでしょう。