2019年10月26日更新
「ヤフービジネスサービス」と「ヤフーケッサイ」からの振込を解説!
ヤフーを利用していると「ヤフービジネスサービス」や「ヤフーケッサイ」といった形で振込が来るケースがあります。今回はこの「ヤフービジネスサービス」や「ヤフーケッサイ」にどんな違いがあるのか、概要や入金サイクルなどの違いについて解説していきます。
目次
ヤフービジネスセンターとは?
Yahoo Japanではヤフービジネスセンターというサイトがあります。このヤフービジネスセンターとはどのようなサイトなのか?確認していきます。
法人向けのビジネスサービスの案内サイト
ヤフービジネスセンターとは、法人向けのビジネスサービスの案内サイトです。法人向けのビジネスサービスを案内しているので、様々な目的からサービスを選択できます。
例えば、広告掲載したいのであればスポンサードサーチやYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)、Yahoo!プレミアム広告などがあります。出店用口座を開設したい場合は出店者専用ビジネスローン(ジャパンネット銀行)が用意されています。
集客したい場合はTポイントやYahoo!ズバトク、ネット予約を受け付けたい場合はYahoo!ダイニング、Yahoo!不動産に掲載したい場合はYahoo!不動産、といった形で公式サイト上で分かりやすくリンクが誘導されています。
「ヤフービジネスサービス」と「ヤフーケッサイ」の違い
続いて「ヤフービジネスサービス」と「ヤフーケッサイ」の違いについての解説です。まずは「ヤフービジネスサービス」の振込がどういったものなのか確認していきます。
ヤフービジネスサービスの振込とは
ヤフービジネスサービスの振込とはどういったものなのかというと、Yahoo!ビジネスマネージャーを利用した法人向け有料サービスの請求や振込が「ヤフービジネスサービス」という名称で記載される仕組みになっています。
ヤフービジネスサービスの入金はTポイント利用分
ちなみにヤフービジネスサービスの入金は顧客が利用したTポイント利用分である場合があります。この明細はYahoo!ビジネスセンターの「法人情報管理」から「利用明細」を選択することで確認が可能です。
ヤフーケッサイの請求とは
続いてはヤフーケッサイの請求にはどのようなものがあるのか、確認していきます。ヤフーケッサイの請求は主にYahoo!ショッピングによるものです。
Yahoo!ショッピングの手数料
Yahoo!ショッピングはYahoo IDにログインすることで買い物が可能です。Yahoo!ショッピングで買い物する場合、支払い方法がいくつか用意されています。その中にYahoo!かんたん決済という支払い方法があります。
Yahoo!かんたん決済というのは、ヤフオクやPayPayフリマの商品代金の支払いや受取を簡潔にしてくれる決済サービスです。このYahoo!かんたん決済の手数料は基本的に無料ですが、一部カテゴリのみ有料となっています。
一部カテゴリとは、中古車・新車、オートバイ車体、トラック車体、バス車体、不動産などのことです。
これらカテゴリの品をYahoo!かんたん決済で支払っている可能性がある場合は自身のYahoo! JAPAN IDでログイン後、かんたん決済利用明細(支払い一覧)を確認してみてください。
「ヤフービジネスサービス」と「ヤフーケッサイ」の入金サイクル
続いては「ヤフービジネスサービス」と「ヤフーケッサイ」の入金サイクルについて解説していきます。
手数料の請求日の確認方法
ヤフオク!の利用料は、翌1日に確定します(月ごとにとりまとめる)。※「当月分」の請求対象は利用料により異なります。
現時点で確定済の利用金額は、ヤフオク!のシステムご利用明細で確認することも可能です。各利用料の基準日と計算期間は項目ごとにそれぞれ違うので確認してみてください。
ちなみにヤフービジネスサービスについてはサービスを購入した時点で決済が行われる仕組みです。つまり、購入したサービス毎に請求が発生するので、請求日はバラバラになってきます。
月額課金制のサービスの場合は各サービスの定めている締め日にまとめて請求する形なので請求日が固定されるケースもあります。
このように、ヤフービジネスサービスについては請求日がバラけている可能性があり、さらにTポイント手数料など請求が分かりずらくなっている可能性があります。各サービス毎の確認が必要であるという点は意識しておく必要があるでしょう。
入金サイクルの確認
続いては「ヤフービジネスサービス」と「ヤフーケッサイ」の入金サイクルの確認です。まずはクレジットカードの場合についてです。
クレジットカードの場合
クレジットカードの場合、入金サイクルは翌月末となります。ちなみに、クレジットカードの場合はオプションにより入金サイクルを早めることも可能です。
ただし、この入金サイクルをオプションで早めたい場合、オプション料金が発生します。
Tポイントの場合
Tポイントの場合はクレジットカードの入金サイクルより少し遅くなるようです。六月分の利益が8月に振り込まれたという声も挙がっていました。
入金サイクルを短くする方法
クレジットカードによる入金サイクルは最悪二ヶ月近くかかるケースもあります。そんなときのために入金サイクルを短くする方法についての確認です。
入金のサイクル | オプションの手数料 | 締め日 | 入金日 | |
通常 | 月一回 | 0 | 末日 | 翌月末日 |
オプション | 月二回 | 0.1% | 15日・末日 | 当月末日・翌月15日 |
月三回 | 0.2% | 10日・20日・末日 | 締め日から5営業日後 | |
月六回 | 0.4% | 5日・10日・15日・20日・25日・末日 | 締め日の5営業日後 |
オプションを利用することで、締め日と入金日を早めることができます。ただし、手数料もかかるので自身の状況から適切な設定を指定していく必要があります。
Yahoo!/ヤフーショッピングでビジネスするときの注意点
続いてはYahoo!/ヤフーショッピングでビジネスするときの注意点について解説していきます。
主な注意点
Yahoo!/ヤフーショッピングでビジネスするときの主な注意点は次のとおりです。
- 振込が遅いため十分な資金が必要
- 利用明細の管理が難しい
振込が遅いため十分な資金が必要
Yahoo!/ヤフーショッピングでビジネスするときの注意点一つ目は振込が遅いという点です。前述したとおり、クレジットカードの入金は翌月末日となります。
最低でも初月から最初の入金までビジネスを運用し続ける資金が最低限必要なので、振込が遅いという点は理解・準備したうえでYahoo!/ヤフーショッピングでビジネスする必要があります。
利用明細の管理が難しい
Yahoo!/ヤフーショッピングでビジネスするときの注意点二つ目は利用明細の管理が難しいという点です。例えば、Yahoo!ビジネスマネージャーを利用した法人向け有料サービスの請求や振込が「ヤフービジネスサービス」という名称で記載される仕組みです。
顧客がTポイントを利用した場合も「ヤフービジネスサービス」という名称で入金されます。また、Yahoo!ショッピングのYahoo!かんたん決済の手数料は基本的に無料ですが、一部カテゴリのみ有料です。
一部カテゴリとは、中古車・新車、オートバイ車体、トラック車体、バス車体、不動産などのことです。「ヤフービジネスサービス」という名称の入金はYahoo!ビジネスセンターの「法人情報管理」から「利用明細」を選択することで確認できます。
ヤフーケッサイはYahoo! JAPAN IDでログイン後、かんたん決済利用明細(支払い一覧)で確認可能です。一元管理できないので、様々な商品を扱う場合、請求日や手数料など利用明細の管理が難しくなるので注意してください。
「ヤフービジネスサービス」と「ヤフーケッサイ」からの振込を解説!~まとめ~
今回は「ヤフービジネスサービス」と「ヤフーケッサイ」からの振込について解説してみました。ヤフービジネスサービスの振込の中にはTポイント利用分も含まれます。
また、Yahoo!ショッピングの手数料がヤフーケッサイという名称で請求がくることもあります。ヤフオク!の利用料は、翌1日に確定します。確定済の利用金額は、ヤフオク!のシステムご利用明細で確認することも可能です。
ヤフービジネスサービスについてはサービスを購入した時点で決済が行われる仕組みなので、利用者側としても請求日が分かりずらくなっているのが現状です。
サービスを提供している側も請求日が分かりずらいのは同様で、クレジットカードの入金サイクルは翌月末となっていますが、Tポイントはさらに少し遅れる形です。ここからさらにオプションで締め日や入金日をずらしていくことが可能となっています。
「ヤフービジネスサービス」は締め日と入金日の確認が重要です。別のサービスと混同しないよう注意して利用してみてください。