2019年10月22日更新
「Yahoo!ボックス」は使いどころが難しいオンラインストレージなのか解説!
本記事では、Yahoo!(ヤフーボックス)の概要をはじめ、アウトラインとインターフェースの表をまとめています。そのほかにも、Yahoo!(ヤフーボックス)がおすすめの人も紹介しているので、興味のある人はぜひ検討してみてください。
目次
- 1「Yahoo!/ヤフーボックス」とは
- ・Yahoo! アカウントを持つと使えるオンラインストレージ
- 2「Yahoo!/ヤフーボックス」のアウトライン
- ・保存容量
- ・ファイルの最大サイズ
- ・ファイル共有機能
- ・アカウントの有効期限
- ・2段階認証
- ・API
- ・非対応の機能
- ・リンクの短縮URLの発行
- 3「Yahoo!/ヤフーボックス」のインターフェース
- ・日本語表示
- ・右クリック機能
- ・一括アップロード
- ・検索機能
- ・通信の暗号化
- ・非対応の機能
- 4「Yahoo!/ヤフーボックス」は使いどころが難しい?
- ・Yahoo!ボックスのいまいちなところ
- 5「Yahoo!/ヤフーボックス」がおすすめな人
- ・おすすめできる人
- ・まとめ
- ・合わせて読みたい!Yahoo!に関する記事一覧
「Yahoo!/ヤフーボックス」とは
皆さんはYahoo!(ヤフーボックス)とは何か知っていますか。本記事では、Yahoo!ボックスの使いどころに関して詳しく解説していきます。まずは以下で、Yahoo!(ヤフーボックス)とは何かお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
Yahoo! アカウントを持つと使えるオンラインストレージ
Yahoo!(ヤフーボックス)とは、Yahoo! アカウントを使用することで、利用できるオンラインストレージのことを指します。下記では、Yahoo!(ヤフーボックス)のアウトラインについて、表を用いながら紹介していきます。
Yahoo!ボックスの概要
Yahoo!ボックスでは、あらゆるデータをオンライン上に保存することが可能です。パソコンをはじめ、スマートフォンやタブレットで使えるので持ち運べるストレージサービスになります。
「Yahoo!/ヤフーボックス」のアウトライン
まずは、Yahoo!(ヤフーボックス)のアウトラインを表にまとめていきます。表には短縮URLの項目はありませんが、この見出しの最後に短縮URLについて紹介しています。
Yahoo!(ヤフーボックス)のアウトライン | 内容 |
保存容量 | 5GB(Yahoo!プレミアム会員は50GB) |
最大ファイルサイズ | 300MB |
ファイル共有 | あり(フォルダーは有料) |
FTP | なし |
WebDAV | なし |
ダイレクト リンク | なし |
リモート アップロード | なし |
世代管理 | なし |
対応プラットホーム | 省略 |
OS | 省略 |
モバイル | iOS、Android |
アカウント有効期限 | 1年(最終アクセスから1年でデータ削除される) |
2段階認証 | あり |
紹介制度 | なし |
容量無制限プラン | なし |
サービス開始 | 2011年10月 |
API | Yahoo! Box Open Platform |
保存容量
Yahoo!(ヤフーボックス)のアウトラインにおける保存容量は、5GBです。なお、Yahoo!プレミアム会員は50GBになります。なお、短縮URLの紹介もしています。
ファイルの最大サイズ
また、ファイルの最大サイズは300MBです。
ファイル共有機能
ファイル共有機能は搭載されていますが、フォルダーは有料になります。
アカウントの有効期限
Yahoo! アカウントの有効期限は、1年です。そして、最終アクセスから1年でデータ削除されますので、注意してください。
2段階認証
なお、Yahoo!(ヤフーボックス)のアウトラインにおける2段階認証は搭載されています。Yahoo! アカウントは必須になります。
API
APIは、Yahoo! Box Open Platformです。
非対応の機能
Yahoo!(ヤフーボックス)における非対応の機能は、FTPをはじめ、WebDAVやダイレクト リンク、リモート アップロード、世代管理などです。また、紹介制度や容量無制限プランも搭載されていません。
リンクの短縮URLの発行
Yahoo! アカウントにおけるリンクの短縮URLの発行では、http://yahoo.jp/box/〜〜〜〜になります。
「Yahoo!/ヤフーボックス」のインターフェース
続いてはYahoo!(ヤフーボックス)のインターフェースを表にまとめていきます。日本語表示をはじめ、右クリック機能や一括アップロード、検索機能、通信の暗号化、対応していない機能などについてまとめていきましょう。
Yahoo!(ヤフーボックス)のインターフェース | 内容 |
日本語表示 | あり |
Drag & Drop | なし(アップロード画面のみできる) |
右クリックメニュー | あり |
フォルダーのアップロード | なし |
フォルダーのダウンロード | なし |
一括アップロード | あり |
一括ダウンロード | なし |
検索機能 | あり |
通信の暗号化 | あり(box.yahoo.co.jp) |
対応ブラウザ | IE7+、Firefox、Chrome、Safari |
日本語表示
Yahoo!(ヤフーボックス)のインターフェイスにおいて、日本語表示は対応しています。
右クリック機能
また、右クリック機能も搭載しています。
一括アップロード
一括アップロードは搭載していますが、一括ダウンロードはできませんので注意してください。
検索機能
また、Yahoo!(ヤフーボックス)のインターフェースにおける検索機能はあります。
通信の暗号化
通信の暗号化は、box.yahoo.co.jpです。
非対応の機能
Yahoo!(ヤフーボックス)のインターフェースにおいて、対応していない機能は、フォルダーのアップロードやDrag & Drop、フォルダーのダウンロード、一括ダウンロードになります。
「Yahoo!/ヤフーボックス」は使いどころが難しい?
続いては、Yahoo!(ヤフーボックス)における使いどころについて解説していきます。Yahoo!のアウトラインやインターフェースの内容を紹介してきましたが、実際の使いどころは難しいのです。以下でYahoo!ボックスのデメリットを紹介します。
Yahoo!ボックスのいまいちなところ
以下では、Yahoo!(ヤフーボックス)の残念なポイントを4つ紹介していきます。Descriptionをはじめ、共有機能や同期機能、作業エリアに関してみていきましょう。Descriptionや同期についてよくわからない人は特に参考にしてください。
Description
Yahoo!ボックスの残念なポイントは、Descriptionです。フォルダーにアップロードできるのは1,000個以下です。Yahoo!アカウントを持ってる場合でも、Boxを初回に利用した時に利用のための登録をしなければなりません。
共有機能
また、共有機能のデメリットの1つです。共有フォルダーで共有を利用する際には、50GB以上のプランに加入しなければなりません。なお、共有リンクはネット上に公開されているので、制限を設けることができません。長い期間の共有にはおすすめできません。
同期機能
結論から言うと、同期機能はありません。Yahoo!のアプリで同期できるアプリは現在ありません。
作業エリアが狭い
最後に紹介するYahoo!ボックスの残念なポイントは、作業エリアが狭いことです。広告がページに表示されているのは仕方ないと思います。ただ、ヘッダーとフッターのスペースが広いので、さらに作業スペースが狭くなっています。
「Yahoo!/ヤフーボックス」がおすすめな人
次は、Yahoo!がおすすめの人を紹介します。これまでは、ヤフーボックスがYahoo! アカウントを持つと使えるオンラインストレージであることを紹介し、アウトラインやインターフェースもお伝えしてきました。
また、アウトラインではリンクの短縮URLの発行についても紹介しています。Yahoo!ボックスの使いどころが難しい点にも触れています。Descriptionをはじめ、共有・同期機能が残念なポイントになります。
おすすめできる人
それでは、ヤフーボックスをおすすめできる人を以下で紹介していきます。2パターンに分けていきますので、それぞれ確認していきましょう。
Yahoo!サービスの補助的な形で利用する人
1つ目に紹介するヤフーボックスをおすすめできる人は、Yahoo!サービスにおけるオプションとして、Yahoo!ボックスを使用しようとしている人です。
PCで利用しない人
2つ目に紹介するヤフーボックスをおすすめできる人は、パソコンで使用しない人です。パソコンの場合には作業スペースが狭くなってしまうからです。
まとめ
今回の記事では、「Yahoo!ボックス」は使いどころが難しいオンラインストレージなのか解説!というテーマで執筆しました。まず、Yahoo!ボックスが、Yahoo! アカウントを持つと使えるオンラインストレージであることを紹介しました。
また、アウトラインとインターフェースも表にまとめました。アウトラインでは、リンクの短縮URLの発行に関しても紹介しています。インターフェース以外にも、使いどころが難しい点も紹介しました。
Yahoo!ボックスの難しいところでは、Descriptionをはじめ、共有・同期機能について解説しています。Descriptionという単語を初めて聞いた人もいるかもしれないので、参考にしてみてください。