Microsoftが今年販売予定だった無線イヤホン「Surface Earbuds」を来春に販売延期することが明らかになりました。来春に販売が延期されるMicrosoftの無線イヤホン「Surface Earbuds」のスペックや理由についてご紹介します。
米国時間11月21日、Microsoftが今年販売予定だった無線イヤホン「Surface Earbuds」を来春に販売延期になったことが、同社の最高製品責任者であるPanos Panay氏のツイートによって明らかになりました。
Microsoftがリリース予定としていた無線イヤホン「Surface Earbuds」は、発表されたイベントでは、当初今年中のが販売とされていました。
Microsoftの最高製品責任者であるPanos Panay氏のツイート「Surface Earbuds」の販売を延期した理由について、「新製品の製造は、すべての細部が正しく動作するように追求する作業となっており、時間のかかる作業」だと説明しています。
また販売延期とする理由について「新製品開発は当初の計画よりも実際に時間がかかる場合がある。」ためとしています。
Panos Panay氏は、「できる限り最高のエクスペリエンスを、Microsoft社のファンであり顧客であるユーザーの皆さんに確実に提供を行うため、Surface Earbudsの販売について全世界で2020年春に延期する」とツイートにて販売延期の理由を述べています。
Microsoftが販売を予定していた「Surface Earbuds」のAppleの「AirPods」との商品比較について価格やスペックについてご紹介していきましょう。
Microsoftの「Surface Earbuds」 | Appleの「AirPods」 | |
価格 | 246ドル予定(日本では約27,000円を予定) | 246ドル(日本では約27,000円) |
連続再生可能時間 | 1回の充電で8時間持続 | 1回の充電で最大4.5時間の連続再生 |
特徴 | 「Office 365との連携」 | 3.5時間の連続通話が可能 |
Microsoftの「Surface Earbuds」のスペックについて、まず操作感についてですが基本的にタッチ感応式となっており、スワイプすることによって音量の調節や曲のスキップができる機能を搭載しています。
Microsoftの「Surface Earbuds」の特徴として「Office 365との連携」機能があげられます。「Surface Earbuds」の「Office 365との連携」機能では、ユーザーが普段使用している「Office 365」の機能を応用する見込みとなっています。
「Office 365との連携」機能を活用することで、Outlookメールを読み上げたりPowerPointに音声認識した言葉をその場で表示することができるようになります。
なお「Surface Earbuds」には、60言語に対応可能となる翻訳機能も搭載されており、ビジネスでも活用できるとアピールされています。
Microsoftの「Surface Earbuds」に採用されているワイヤレスイヤホンと通常のイヤホンの違いについては、ワイヤレスイヤホンと通常のイヤホンを比較した際の大きな違いとして、接続の安定性と音が伝わる速さがあげられます。
多くの会社が販売している従来のワイヤレスイヤホンでは、接続が途中で途絶えてしまったり、伝わる速度の遅さが課題となっていますが、今後、各社が販売するワイヤレスイヤホンでどこまで改善されるかが期待されています。