Apple WatchのSiriが生放送中に突然起動して、天気予報の「雪が降る」解説を行っていたキャスターと違う予報を解説してしまうハプニングが起きました。Apple WatchのSiriが「雪が降る」解説と違う予報を生放送中に解説した件についてご紹介します。
Appleが開発提供を行っている「Apple Watch」は販売開始段階から幅広いユーザーに利用されています。
先日、「Apple Watch」のSiriが、テレビの生放送の中で、気象予報士の男性が米ミネソタ州ミネアポリスの天気予報の中で「雪が降る」天気予報について解説していました。
そこでなぜか突然、「Apple Watch」のSiriが起動し、気象予報士の男性の「雪が降る」解説の真逆となる違う「雪が降らない」予報を生放送中に解説してしまうハプニングが起きてしまいました。
BBC放送での生宝蔵の番組の中で、気象予報士であるTomasz Schafernaker氏が、米ミネソタ州ミネアポリスの「雪が降る」天気予報を解説していた際に起きてしまいました。
テレビの生放送内にて、気象予報士が「雪が降る」天気予報を解説している際に、なぜかApple WatchのSiriが起動を行い、気象予報士とは違う「雪は降らない」と声をあげてしまったとのことです。
生放送の中で、他のキャスターから、この件について指摘されるとTomasz Schafernaker氏はApple WatchのSiriが違う場所の天気について「雪が降らない」と話したのでは?と説明しています。
なぜ、テレビの生放送の中で、Apple WatchのSiriが起動を行い、気象予報士とは違う「雪は降らない」と違う予報を生放送中に解説してしまうハプニングが起きたのか原因について確認していきましょう。
Apple WatchのSiriが突然、なぜ、起動を行なってしまったのか考えられる原因については以下のような事例があげられています。
まず、初めに「Apple Watch」が気象予報士が話した違う言葉を「Hey Siri」と勘違いしてしまい、Apple WatchのSiriが起動してしまったのではと言われています。
次に、気象予報士のSchafernaker氏が誤って「Apple Watch」のデジタルクラウンを長押ししてSiri設定をアクティブに設定変更を行ってしまったことがApple WatchのSiriが起動につながったとの見方もあります。
そして、一番原因として考えられているのが、Siriが「Raise to Speak」に設定されていたためにApple WatchのSiriが起動したのではとの指摘が多いのです。
Apple Watch で「天気」を確認する方法について確認しておきましょう。Apple Watch で「天気」を確認する手順については、Apple Watch で「天気」App を開き、都市をタップすることで「天気」を確認することができます。
Apple Watchの画面にて「1 時間ごとの天気」表示を繰り返しタップすると、1 時間ごとの降水量など詳細な情報に切り替えが可能となっており、画面を下へスクロールすると、10 日間予報が確認できます。
また、iPhone で「Apple Watch」App から「マイウォッチ」⇒「天気」⇒「デフォルトの都市」と選択すると表示するデフォルトの都市を選択することができます。
なお、「イタリアの明日の天気予報は?」とSiri に話しかけても、天気の確認をすることが可能となっています。
Apple Watchの「Raise to Speak」機能とはwatchOS 5のバージョンから搭載された便利な機能となっています。
Apple Watchをつけた手を素早く上に上げることにより、「Hey Siri」と呼びかけなくても「Siri」が待機状態となって、ユーザーの質問や指示にこたえてくれる機能です。
Apple Watchの「Raise to Speak」機能を利用するには、Apple Watchをつけた手を顔の近くに素早く近づけ、至近距離でSiriに話しかけます。
今回のテレビの生放送にて起きてしまったハプニングのような、Apple WatchのSiri設定についての誤作動を防ぐためのポイントについて確認しておきましょう。
会議や電車など、静かな場所や大勢の人の中など、Apple WatchのSiriが起動してほしくない場合には、Apple WatchのSiri設定をきちんと確認しておく必要があるといえます。