【Twitter】にてウェブ経由で投稿したJPEG画像の無劣化表表示を行うことが可能になるよう仕様を変更しています。ユーザーがウェブ経由でTwitterに投稿したJPEG画像の無劣化表示が可能になったTwitterの仕様変更についてご紹介します。
現地時間の12月11日、Twitterにてウェブ経由で投稿したJPEG画像の無劣化表示が可能になる使用変更が実施されたことが、Twitter公式アカウントに投稿され、話題となっています。
Twitterに投稿された内容を確認すると、今回の仕様変更により、ウェブ経由にてJPEG画像をアップロードする際に、画質をほとんど下げずに無劣化表示にてアップロードできるようになったとされています。
また、条件を満たしていれば、ユーザーが一眼カメラやiPhone11などを利用して撮影した画像をウェブ経由にて投稿する場合も、無劣化表示にて表示できると投稿しています。
Twitterにてウェブ経由で投稿したJPEG画像の無劣化表示が可能になる仕様変更について確認しておきましょう。
今回、Twitterが仕様変更を行ったことにより、ウェブ経由Twitterへ投稿されたJPEG画像については、以下の条件を満たすことで、JPEG画像の無劣化表示が可能となります。
なお、計算上、最大で約1677万画素(4096×4096ピクセル)となるJPEG画像でも劣化させずにきれいな画像を表示することができます。
無劣化表示が可能となる条件 | |
(1) | 画像に回転情報がない事 |
(2) | 長辺が4096ピクセル以下となっている事 |
(3) | ファイルサイズが5MB以下となっている事 |
(4) | 圧縮率が1ピクセル/バイトより良い事 |
Twitterエンジニアが公式Twitterに投稿した内容についてみていきましょう。
Twitterが仕様変更を行った内容を投稿してあるTwitterでは、ウエブ経由でTwitterに写真を投稿する際のプレビュー画像は、データ量の削減のため、今まで通り圧縮を行うとのことです。
これまで、Twitterにアップロードされる際に削除していた写真の詳細情報を記録したEXIF情報についても、引き続き、Twitterにアップロードされる際に削除すると伝えています。
Twitterでは、2018年の段階で最大で約1677万画素(4096×4096ピクセル)となるJPEG画像のアップロードには対応していましたが、今回の仕様変更により画質を劣化させずにきれいな画像を表示することが可能となったとしています。
Twitterでは、画像や動画のデータ量を削減するために、所定のデータ量を超えたデータ量となっている画像や動画については、自動的にデータ量を圧縮して反映を行っています。
Twitterには、データ量を圧縮して反映した画像や動画が投稿されるために、ユーザーが撮影した高画質の画像や動画をアップロードを行っても、実際反映された画質が劣化してしまうのです。
ですが、ユーザーが撮影した高画質の画像や動画をアップロードする際に、画像の形式や投稿方法を変更することで、画質を劣化させることなく、Twitterへアップロードすることが可能となります。
画質を劣化させることなくTwitterへアップロードする方法ですが、画像の形式を変更することで画像の画質を劣化させずに投稿することができます。
ユーザーが写真や動画を画像を保存する方法として、利用する圧縮形式については、PNG(可逆圧縮)とJPEG(非可逆圧縮)の2つの形式があります。
Twitterの仕様として、投稿される画像の圧縮形式が「透過PNG」以外はデータ量を削減できるJPEGに変更されるようになっているため、PNGで保存した画像はTwitterで自動的に圧縮され、画質が劣化しまう原因となります。
画質の劣化させず、高画質の画像をそのまま投稿するためには、「PNG」で保存した画像を「透過PNG」に変更しましょう。
Twitterにてウェブ経由で投稿したJPEG画像の無劣化表示が可能になる使用変更が実施されたことに対するTwitterユーザーの反応としては、きれいな画像が見れるようになると歓迎されている声が多く上がっています。
その一方で、画質をあげることでの通信料が増加することを心配するツイートも上がっています。
Twitterにてウェブ経由で投稿したJPEG画像の無劣化表示が可能になる仕様変更を行いましたが、Twitterに投稿する画像や動画のサムネイルとプレビュー表示については、今までどおりトランスコードされる仕様となります。
また、ユーザーの中からは、動画の画質が著しく劣化するという声が多く寄せられており、動画の画質向上についても対応することが期待されています。
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