スマホ決済のau PAYがマルチQRコードサービスの「クラウドペイ」に対応可能となることが発表されました。来春よりマルチQRコードサービスの「クラウドペイ」にKDDIのスマホ決済の「au PAY」が対応開始になる件についてご紹介します。
デジタルガレージグループがサービス提供を行っているマルチQRコードサービスの「クラウドペイ」にKDDIのスマホ決済「au PAY」が対応開始となることを発表しました。
「クラウドペイ」は、店頭への1つのQRコード端末を設置することで、複数のQR・バーコード決済サービスを導入できるマルチQRコードサービスとなっています。
KDDIのスマホ決済「au PAY」がクラウドペイ加盟店で利用可能となるのは、2020年春を予定しているとのことです。
「au PAY」が対応開始となる「クラウドペイ」の特徴についてご紹介していきましょう。
「クラウドペイ」の導入を行う店舗は、「クラウドペイ」と契約することで、「LINE Pay」・「メルペイ」・「d払い」・「WeChat Pay」・「アリペイ」・「アリペイHK」・「カカオペイ」の決済機能を一括して導入することができます。
「クラウドペイ」は、統一された1つのQRコードを利用するため、個々のスマホ決済毎に個別のQRコードの表示が不要となる点が特徴としてあげられます。
また、「クラウドペイ」は、政府が実施している「キャッシュレス・ポイント還元事業」の加盟店として、ポイント還元の対象となっています。
政府が実施している「キャッシュレス・消費者還元事業」は、2019年10月1日に実施された消費税率引上げに伴って展開されています。
「キャッシュレス・消費者還元事業」では、キャッシュレス対応による生産性向上や 消費者の利便性向上を目的としており、消費税率引上げ後の2019年10月1日から9カ月間に限定してポイント還元を支援する事業となっています。
マルチQRコードサービスの「クラウドペイ」は、2019年5月よりサービス提供を開始した1つのQRコード端末を店頭に設置するだけで、複数のQR・バーコード決済サービスの導入が可能となるサービスです。
「クラウドペイ」を導入する加盟店のメリットは、店頭で共通のQRコードを読み取り決済するMPM方式を採用した「クラウドペイ」を利用することで、専用決済端末などの機器の設置や既存システム改修などのコストが発生しない点にあります。
「クラウドペイ」を導入する加盟店の決済手数料は、一律で3.24%となっており、加盟店専用アプリにて各種決済手段の取引業務について、一括管理ができる点もメリットとなっています。
「au PAY」は、auユーザーだけでなく、iPhoneやAndroidのスマホ端末、タブレットを利用しているすべてのユーザーが利用できるスマホ決済サービスです。
iPhoneやAndroidのスマホ端末、タブレットに「au WALLET アプリ」をインストールすることで簡単に利用することができます。
「au PAY」は、「au PAY」アプリ上にバーコードやQRコードを表示させ、お店での会計の際に店舗のPOSレジや各種端末で読み取るか店舗にて「QRコード」を「au PAY」アプリで読み込むことで、支払いを完了することができます。
デジタルガレージグループは、今後も、ユーザーの利便性向上を図ることを目的として、今後も「クラウドペイ」に、国内外の各種QR・バーコード決済サービスを搭載していく予定とのことです。
デジタルガレージグループでは、「クラウドペイ」をはじめとして、政府が推し進めるキャッシュレス化の推進の支援を行い、加盟店とユーザーに、スピーディーで便利な決済体験を提供していく方針を公表しています。