Twitterがリプライできるユーザーの制限オプションを追加するのではとの報道されています。Twitterではツイートへリプライできるユーザーを制限するオプション機能を現在テスト中ですが2020年後半に全世界でオプションとして追加されるとみられています。
Twitterが、米ラスベガス開催中の「CES 2020」にて、ツイートへリプライできるユーザーの制限オプションを追加することを公表しています。
TwitterのプロダクトマネジメントであるSuzanne Xie氏は、「CES 2020」で講演を行い、ツイート時へリプライできる人を制限するオプションを追加する予定であることを講演しています。
Twitterでは、ツイートへリプライできるユーザーを制限する機能について現在テスト中となっており、2020年後半に世界中のユーザーがオプション機能として利用できるようになるとみられています。
ツイートへリプライできるユーザーを制限する機能についてご紹介していきましょう。
ツイート時にリプライできる人を制限するオプション機能は、2020年に改善したいTwitterの機能として、Twitter社のバイスプレジデントであるDantley Davis氏が2019年に指摘していた機能となっています。
現在、テスト中のツイート時にリプライできる人を制限するオプション機能は、2020年内後半のアップデート後は、ツイートを入力する際に「グローバル」や「グループ」など、ツイートの会話に参加可能なユーザーの種類を選ぶことができるようになります。
2020年度内にツイートへリプライできるユーザーを制限する機能の種類については、これまでと同様に「誰でもリプライできるツイート」や「誰もリプライすることができないツイート」など、4種類のオプションが展開されるとのことです。
現在、テストされている「リプライできるユーザーを制限する機能」の具体的種類については以下の通りとなっています。
Conversation participants(会話参加者)選択オプション | 活用例 | |
グローバル | 従来どおり誰でもリプライできる | これまで通りツイートに関して広く返信を募る場合 |
グループ | ツイート主がフォロー中のアカウント、およびそのツイート内でメンションしたアカウントのみ。 | 最初から決まった相手または自分が選んだ相手とのやりとりだけにしたい場合 |
パネル | ツイート内でメンションしたアカウントのみ | 最初から決まった相手または自分が選んだ相手とのやりとりだけにしたい場合 |
ステートメント | 誰もリプライすることができない | ツイートを予測できない相手からの不規則発言や炎上したり嫌がらせが拡大するのを防ぎたい場合 |
「ツイートへリプライできるユーザーを制限する機能」についてのユーザーの反応についてご紹介していきましょう。
Twitterユーザーの反応については、「ツイートへリプライできるユーザーを制限する機能」を悪意あるユーザーからリプライされた経験のあるユーザーは、歓迎する機能として素晴らしいという評価をしています。
ですが、「ツイートへリプライできるユーザーを制限する機能」について、誤ったツイートに関し、ツイートの間違いやデマを指摘することができなくなるのでは?と心配するユーザーの声も上がっています。
Twitterのプロダクト責任者は、ユーザーの反応についても認識しており、こうした危険を避けるために、ツイートの引用を活用することを進めています。
「ツイートへリプライできるユーザーを制限する機能」は日本でも2019年9月よりテスト中となっています。
「リプライの非表示」機能を利用する手順については、「ツイートの作成者が非表示にした返信を表示」をタップすると、非表示となっているツイートの確認が可能です。