Android版「Googleアプリ」に公開前の実験的な新機能を試せる「Labs」タブが追加されました。Android版「Googleアプリ」の「その他」を選ぶと、メニューの中に「Labs」が追加されていて、ここから公開前の新機能を試せるようになっています。
米現地時間1月13日「Android Police」は、Android版「Googleアプリ」に公開前の実験的な新機能を試せる「Labs」タブが追加されたことを報じました。
Googleは以前から、Google Chromeなどで実験的な機能をユーザー自身が有効にできるようにしていますが、そのサービスをGoogleアプリにも追加したことになります。
Android版「Googleアプリ」の右下の「その他」をタップすると、表示されるメニューの中に「Labs」タブが追加されています。「Labs」タブをタップするとGoogleが取り組んでいる新しい機能をいち早く試せるようになっています。
現時点では「ピンチ操作で検索結果を拡大」機能と「Screenshot editing, sharring and actions」機能の2つのみを試してみることが可能です。今後「Labs」タブに表示される新機能は随時増えていくとされています。
これらの機能は個別に有効化することが可能で、それぞれ機能詳細や使いかたを確認することができます。もちろん、フィードバックの送信も行えます。
「Labs」タブには「ピンチ操作で検索結果を拡大」機能と「Screenshot editing, sharring and actions」機能の2つが追加されていますが、まず「ピンチ操作で検索結果を拡大」とは、名前の通り検索結果でピンチ操作によるズームが行えるというものです。
もう一つの「Screenshot editing, sharring and actions」機能は、Googleアプリ内のみですがスクリーンショット取得時に画面下部に追加のメニューが表示され、編集や共有が簡単に行えるようになります。
未公開の新機能をチェックしたい場合、この「Labs」タブで確認してみると実際に試せるようになっているかもしれません。随時新機能は追加されるとしていますのでぜひ活用してみてください。
Googleはかつて各種サービスの新機能を紹介する「Google Labs」を公開していて、多くのサービスがここから生まれました。
「Google Labs」とは、Googleの従業員がいわゆる「20%の自由時間」で開発したβ版のサービスを公開する場で、「Google Maps」や「Google Reader」などの現在正式版となった多くのサービスが、「Google Labs」で立ち上げられました。
「Google Labs」への参加は全社員に認めてられていて、米国やインド、日本など様々な拠点で開発されたサービスを公開していました。
各サービスに5段階で評価を付けたりコメントを投稿したりする機能もあり、開発者はユーザーからのフィードバックを受け改善に取り組む仕組みとなっています。
「Google Labs」は2011年に終了していますが、この度「Labs」で機能詳細や使い方を確認することができますのでぜひ利用しましょう。