あいおいニッセイ同和損保は、テレマティクス自動車保険契約者向けに「運転技能向上トレーニングアプリ」の提供を開始します。「あいおいニッセイ同和損保」は多発する高齢ドライバーの交通事故の解決に向けて、運転者の運転技能を維持し向上させるアプリを提供します。
あいおいニッセイ同和損保は、1月27日から「テレマティクス自動車保険契約者」向けに、仙台放送と東北大学加齢医学研究所と連携して共同開発した「運転技能向上トレーニングアプリ」の提供を開始します。
「運転技能向上トレーニングアプリ」とは、多発している高齢ドライバーによる交通事故という社会的課題の解決に向けて、運転者の「認知機能」に働きかけ、個々人の運転技能を維持し向上させるアプリです。
この度あいおいニッセイ同和損保の「テレマティクス自動車保険契約者」向けに、本アプリのスマートフォン版のサービスを開始することになりました。
あいおいニッセイ同和損保では、事故を起こさない契約者に付加価値を提供できるように、安全運転スコアに応じて保険料を割り引く「テレマティクス自動車保険」を推進しています。
テレマティクスとは、「テレコミュニケーション」と「インフォマティクス」を組み合わせた造語で、カーナビやGPS等の車載器と移動体通信システムを利用して、様々な情報やサービスを提供する仕組みです。
あいおいニッセイ同和損保は、東北大学加齢医学研究所や仙台放送と連携して「テレマティクス自動車保険×運転技能向上トレーニング」に関する協業取組を進めています。
今回「テレマティクス自動車保険」の契約者に対して、保険料割引の特典だけでなく、運転技能を維持し向上するための「運転技能向上トレーニングアプリ」を提供します。
従来のテレビ接続型ゲーム機を使用したサービスに加えて、スマートフォンに対応させることで、より利用しやすい環境を提供します。
「運転技能向上トレーニングアプリ」とは、東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授と仙台放送が共同で開発した世界初の運転技能向上トレーニング用アプリです。
川島隆太教授による脳科学研究の成果と仙台放送が開発・放送している脳のトレーニング番組「川島隆太教授のテレビいきいき脳体操」から開発され特許も取得しています。(特許6284171号)
「運転技能向上トレーニングアプリ」はWebゲーム化しテレビやタブレット等の端末を利用して行う「作業速度訓練による安全運転能力向上プログラム」です。
数種類あるゲームを1日20分・6週間という短期間プレイし、実際の運転行為や疑似運転行為などは行わない日常的な認知トレーニングによって、運転技能の維持や向上を目指すものとしています。
収録ゲームは当初は6種類とされています。その中で運転技能ゲームが3種類、脳トレゲーム3種類収録されています。対象者は、あいおいニッセイ同和損保提供の「タフ・つながるクルマの保険」「タフ・見守るクルマの保険プラス」の契約者となっています。